2007年7月

ローザンヌ国際バレエコンクール


若手ダンサーの登竜門 『ローザンヌ国際バレエコンクール』の再放送をテレビで見ました。
数年ぶりに見たら、以前とはずいぶん様変わりしているように感じました。
決勝に残る日本や韓国、中国からのダンサーが増えています。
アジアからの参加が増えているのでしょう。
番組構成もずいぶん変わったなと思いました。
特別番組仕立てで、解説も日本人がしていました。
以前は、ローザンヌで撮影されている映像をそのまま流しているだけ。
なので、現地の解説(外国人の解説者)を同時通訳で流していました。
この同時通訳される解説が、痛烈な印象となって今も残っています。
ふだん、私たちは日本人のソフトな解説に慣れてしまっています。
しかし、外国人の解説は痛烈です。容赦なしです。
A解説者 「このダンサーはもう(体の)成長が止まっていますね」
B解説者 「それに、腕が短すぎるので、うまく表現できていません」
こんな感じ・・・。
身体的なことを辛らつに言ってのけます。
解説者二人とも容赦なしで言い切ります。
この同時通訳が臨場感たっぷりです。
選曲にもダメ出し。曲とダンサーのイメージのギャップにもダメ出し。
(そうそうと思うこともよくありました)
とにかく、これでもか!というぐらいダメ出しの連続です。
あの痛烈な解説が懐かしい~。
見れなくなると見たくなる、そんなものです。
ローザンヌ国際バレエコンクール http://www.prixdelausanne.org/e/index.php      


長谷寺の紫陽花が教えてくれたこと


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今回、長谷寺に行って本当によかったと思いました。
母が心から喜んでくれたからです。
母のいちばん好きな花は紫陽花だと初めて知りました。
家でも紫陽花の株をたくさん植えているそうです。
あんまり帰ってないから知らない・・・。
日頃のコミュニケーション不足を解消するかのごとく、
「紫陽花のどんなところが好き?」
「切っても他の花より長持ちするから」 「強いところ」 「淡い水色がいちばん好き」
コーチング・コミュニケーションには程遠い会話・・・。
そんな親子の会話には関係なく、
雨に濡れた紫陽花は、瑞々しく生き生きと長谷寺の一部となっていました。
母のうれしそうな様子を見ながら、
これから少しずつでもいい、もっと母や父のことを知っていこう。
家族の形は見えにくいものだからこそ、
家族が大切にしていることや好きなことを知っていこう。
長谷寺の紫陽花は、大切なことを教えてくれました。
母は、あんパンが嫌い。
長谷寺の紫陽花は、いろいろ教えてくれました。


長谷寺の紫陽花(あじさい)


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母と一緒に奈良を小旅行しました。
長谷寺はちょうど紫陽花の時季でした。
紫陽花を愛でながら、石畳を上がっていくと本堂へ。
雨上がりの紫陽花は、ほんとうに美しい・・・。
長谷寺は牡丹が有名ですが、私は紫陽花の咲く長谷寺のほうが好きです。
長谷寺  http://www.hasedera.or.jp/


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