2007年

電話セールス


最近、電話料金が安くなる、という内容の営業の電話がよくかかってきます。
相手は、こちらの名前を確認することなく、
今話せる状態かも確認することなく、勝手にしゃべり出します。
「奥さま、いらっしゃいますか?」と聞かれるので、
「いません」と答えます。
たいていの場合、これで終了です。
私は、奥さまでもないし、ご主人さまでもないので、嘘ではありません。
「いるか」 「いないか」を聞かれているので、
その質問に対して、聞かれたことはきちんと返答しています。
こちらの答え方や口調で、これ以上話し続けても無駄だなと判断されているような・・・
もっと会話が広がるような質問や、安心感のある話し方だったら、
私もまだ聞く耳を持つでしょう。
愛想なく電話を切らないでしょう。
ノルマのごとく、
笑顔で声を出すほど給料もらってません!のごとく、
表情のない声です。
マニュアルを棒読みのような時もあります。
感情はどこかに置き忘れてきたのでしょうか。
仕事を楽しんでないのが伝わってきます。
そういう人と話し続けたいとは思わない。
そういう人から何か買いたいとは思わない。
こちらは、守りを固めます。


日ペンの美子ちゃん


マンガ雑誌などに掲載されていたマンガ広告 『日ペンの美子ちゃん』
今、5代目の美子ちゃんが活躍中です。
http://www.gakubun.co.jp/miko.html
私が愛読していたのは、1代目の美子ちゃん。
ベレー帽がトレードマークだったような。
カッコいい男の子も登場していた。(うすぼんやりとしか思い出せない・・・)
思い返せば、斬新でした。
記事広告でもなく、マンガ広告。
ストーリー性のある広告。
時代の先を走る広告でした。
10歳代できれいな文字が書けるようになるのは良いことです。
教育という視点も持っていたように感じます。
関係ないけれど、愛読していた 『りぼん』のホームページで、
少女まんがアーカイブというのを見つけました。
http://www.s-woman.net/mangaar/
たまらなく懐かしい~。
当時は、少女マンガに登場するような細っこい男の子なんか存在しなかったけれど、
最近は道ですれ違っても、「今の子は、男の子??女の子??」
中性的というか、男の子が小ぎれいになってしまっています。


イグ・ノーベル賞 牛ふんからバニラの香りの成分抽出で受賞!


今年のイグ・ノーベル賞は、日本からも受賞者が出ました。
化学賞の受賞です。やりましたね~!
牛ふんから、バニラの香りを抽出する・・・
大真面目な研究だったのでしょうが、堂々とイグ・ノーベル賞を獲得しました!
他にも各分野、ユニークな受賞ばかりです。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200710050006.html
イグ・ノーベル賞については、「さいだねブログ」でも書いていますので、
お時間あれば、のぞいてみてくださいね。
http://d.hatena.ne.jp/saidane/20071002/p1
私もそうですが、科学とは無縁だと感じている人にとって、
科学の持つ面白さを知ることができ、科学の持つ面白さを笑ってしまおう、
というイベント的存在が、このイグ・ノーベル賞です。
科学を身近に感じられる、そんなひとときを味わえる賞です。


セーラー服とグリコの看板


07-09-29_19-07.jpg
先週、高校時代からの友人と二人で、
これまた、高校時代からの友人の結婚のお祝いを選びに行きました。
お祝いを選んだ後、道頓堀の近くのビルにある居酒屋で、グリコの看板を眺めながらの食事。
(この写真は、友人がトイレに行っている間に、素早く撮りました)
グリコの看板のバックには、
海遊館やドームもある。
まじまじと見たのは初めて。
しばし、友人と二人で看板を眺めていました。
この友人は仕事柄、パンツ姿が多い人です。
スカート姿が思い出せません。
スカート姿は、高校時代にまでさかのぼります。
セーラー服姿。
彼女のスカート丈やソックス、スカーフの結び方まで鮮明に憶えています。
この記憶力、ちょっと怖いですねー。
結婚を控えている友人のセーラー服姿も思い出せる・・・。
中学時代からの他の友人たちのセーラー服姿も思い出せる・・・。
思い出せないのは、自分のセーラー服姿。
きっと、誰か憶えてくれているよね。
私の失敗なんか思い出さなくていいからね。
初々しいセーラー姿を思い出すように。
そこんとこヨロシク。


手本と見本


今日は、五木寛之の『他力 (講談社文庫)』の中の
“人の手本にはなれないが見本にはなれる”の一部を ご紹介します。

高光大船という真摯な念仏者でみんなから尊敬されていた人物が北陸にいましたが、彼の言葉で印象的なのは、自分は人のお手本にはなれない。
だけど見本ぐらいにはなれるだろう、という言葉でした。

手本だと、それに習おうとするけれども、見本はおいしそうとかまずそうとか、見る側の立場でいろいろ言える。
私は健康とか宗教について書いたり話したりしていますが、これらは自分の体験から得たことを直感にしたがって書いたり話したりしているわけで、ひとつの手本ではなく、見本として、みんながとらえてくれればと、思っています。
笑ってくれればいいし、感心したり、共鳴してくれればけっこうな話で、ばかにされても構わない、と。

  
“手本” と “見本” という視点。
この学びコラムでは、コーチングやコミュニケーション、サービスについて、
私の体験から得たことを書いています。
ここで書いていることは、見本です。
私の感じたことや考えたことです。
ああ、こういう考え方もあるのだなぐらいに受け止めてもらえれば、と思っています。
手本には、正しさを求めます。
正しさを求めるのだったら、やめておこう。
私は、お手本を求めることを手放しました。
コーチングの
「誰一人として、間違っている人はいない」
この考え方に立ち返ると、
手本とするより、すべてを見本と捉えると、
そこに自分の考えを重ね、考える力がつき、視野が広がっていきます。
広がりと深み、そして心の豊かさも、少しずつ積まれていくように感じます。
手本にすると、どうしても、誰かと自分を比較してしまいます。
確実に、手本と自分を比較します。
手本ばかり求めていると、自分の外に答えを求めてしまいます。
自分で考えることをやめてしまいます。
だから、いつまでも、本当の自分がわからない。
居心地の悪い自分のままです。
見本にすると、正確に手本をなぞるのではなく、自分は何をしたいのかを優先します。
見本は、見本以外のなにものでもない。
自由に、好きなように、自然に、自分流に料理してしまえばいい。
この学びコラムでは、私も見本ぐらいにはなれるだろう。
五木寛之も言っているように、直感にしたがって。
自分の気づきを書いているだけです。


スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ


三池崇史監督の映画『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』を観に行って来ました。
観に行ったのは、先週のこと。。。
観終わってすぐは、頭の中がゴチャゴチャになっている感じでした。
少しだけ整理されてきたので、書いてみることにしました。
子どもの頃、テレビでマカロニ・ウエスタンものの映画をよく観ていたので、
日本版のウエスタンものってどんなだろう?興味があったのと、
わたくし、密かに佐藤浩市のファンでもあります。
佐藤浩市がちょっとおバカな役柄でした。
こういう佐藤浩市もたまにはいいかな。いつもはいやだけれど。
この映画は、豪華キャストで、ひたすら娯楽を追求しています。

(さらに…)


ちりめんの巾着


ふとした拍子に、ホテルで働いていた頃のエピソードを思い出します。
今日は、フロントで働いていた時の忘れ物のエピソードのひとつを。
(“忘れ物”というキーワードだけでも、いくつか思い出されます。
ここには書けない内容も多くて・・・おもしろエピソードいっぱいなんですけれど)
ある日の朝、チェックアウトの時間帯のことでした。
ちりめんの巾着が、ロビーでの忘れ物としてフロントに届けられました。
手作り風のちりめんの巾着です。
巾着の中に、持ち主の手がかりになるものはないか確認しました。
持ち主の連絡先が判るものがありました。
お財布など貴重品も入っていたと記憶しています。
持ち主の方に電話しました。
とても嬉しそうな声で、
「ありがとうございます。
中身はどうでもいいんです。
その巾着はとても大事なもので・・・友達が作ってくれた大切なものなんです。
その巾着を失くして、ショックで、ショックで・・・どうしようかと思ってました。
本当にありがとう!」
そのちりめんの巾着は、大切に長く使っているのが見てわかりました。
作った人の温かさと上品さを感じる巾着でした。
その巾着を手にした瞬間、
早く連絡をとろうした私が、あの時、確かにいました。
手作りの巾着をプレゼントした人の思い。
手作りの巾着をもらった人の思い。
立場の違う人たちの思いが、手作りの巾着を拾得した私に何かわからないけれど、
伝わってきた瞬間だったのでしょう。
ちりめんの巾着を媒介して生まれるコミュニケーション。
想像できます。
「その巾着、ステキね」
このひと言から始まるコミュニケーションを。
コミュニケーションを創り出すのは、人だけではなく、
視点を変えると、すべてのものがコミュニケーションを創り出すことに、気づきます。
巾着に込められた思いの内容は知らなくても、
巾着に込められた思いの大きさや深さを感じ取る力を、人は持っています。


根来山げんきの森


和歌山県岩出市の『根来山げんきの森』に行って来ました。
緑化センターの近くです。
根来山は、もともと国有林で、県に払い下げになり、それをNPOが運営しています。
森の中に手作りブランコ発見!
久しぶりに、ブランコに乗りました!
見晴らしの良い場所のベンチに腰掛けて、
遠くの景色を眺めながら、日々の事は何も考えず、自然の中に、ただいるだけの時間。
心地よい時間でした。
向こうの山に、雨雲がかかっていました。
こちらに近づいてきているのがわかります。
風に乗って、かすかに雨の匂いがします。
森の中にいると、不思議と五感が冴えます。
家族や学校遠足、みんなで来たら楽しいだろうな、と思いました。
森を汚さず、自然の中で、遊んでもよし、学んでもよし。
家の中でゲームするのも楽しいだろうけれど、自然の中の楽しさも知ってほしいな。
森づくりの活動にも参加してみるのもいいかも。
根来山げんきの森
http://www.midorikousha.jp/07_map.html


コミュニケーションの難しさ


コーチングをはじめて知った時、よく耳にする言葉があります。
「私は、今まで、コミュニケーションできていると思っていました。
 今日、できていないことに気づきました。
 コミュニケーションは難しいですね」
コミュニケーションは難しい。
この“難しい”というのは、その人にとって、いろんな意味が内包されていて、
また、漠然としています。
その人にとって、何が難しいと感じたのか?
コーチングを通じて、コミュニケーションのどんなところに、難しさを感じたのか?
反対に、何が面白いと思ったのか? どんなところに興味を持ったのか?
“難しい”という視点からだけでも、
思考が広がり、コミュニケーションが広がります!
“難しい”で止めてしまうと、コミュニケーションが面白くなくなります。
もったいないことです。
“難しい”と思う気持ちを否定する必要はありませんが、
コミュニケーションの広がりを、自分でつくっていきましょう。
広げることで、明確になり、深みや幅が増し、面白くなります。


神戸コロッケ


ふだんあまり動かないせいか、外で仕事した後は、お腹が空きます。
自分に合格点を出せた時、よく買っているある食べ物に気づきました。
神戸コロッケの “ぷりっ旨っ!海老と貝柱のカツ” です。
タルタルソースが付いているから、カロリーがとても高い!
値段より高い!
(比較方法がヘンだよ)
でも、おいしい。
コロッケの海老って、こんなにおいしいのか~大満足♪
大好きです。
いつか飽きる日が来るまで、お世話になりますよぉ。海老と貝柱のカツ!
コロッケで満足できるって、いいよねー。
幸せは日常にあり。
神戸コロッケ
http://www.rockfield.co.jp/brand/kc/index.html
ぷりっ旨っ!海老と貝柱のカツ
http://www.rockfield.co.jp/brand/kc/menu/menu.html


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