2007年

和歌山で過ごした夏


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今年のお盆休みは和歌山の実家に帰省しました。
実家から見た風景です。
目の前に海が広がっています。
ファインダーにおさまったのは、北西の景色です。
北東も海が広がっています。
一望した風景すべてを、この画像だけでは伝え切れないのが残念です。
家から、ボーっと海を眺めて過ごす。 これって、ぜいたくですね。

(さらに…)


自分にとって大切なのは何か?を見つける方法


私にとって大切なことは何だろう?
時間の流れが速く、膨大な情報量の中で暮らしていると、
何が大切なことなのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。
大切にしているものがない、のではなく、
あなたの中に埋もれているだけです。
大切なことに意識を向けていないだけです。
意識を向けるためには、どうすればよいのか?
何から始めてよいのかわからない時は、
“部屋の片付け”から始めてみましょう。
部屋の掃除については、いろんな本に書かれています。
それでも、やらない人は多い。
たかが掃除、そんなことで自分の大切なことがわかるの?
と掃除や片付けを軽視する人もいるでしょう。
しかし、いろんな本に書かれているということは、どういうことなのでしょう。
身のまわりの環境を整えると、内面に変化があらわれます。
その変化は人それぞれです。
私は何を大切にして生きているのだろう?と意識を向けながら、
まずは実行!
私の場合は、数年前、思い切って引っ越しました。
私にとって大切なものが、浮上してきました。
自分の大切にしていることにそって生活すると、さらなる変化がやって来ます。


日本以外全部沈没


日本映画専門チャンネルで、『日本以外全部沈没』という映画を観ました。
小松左京の『日本沈没』を、筒井康隆がパロディ化した作品です。
小松左京が7,8年かけて書き上げた作品を、
筒井康隆はたったの1週間で書き上げたそうな。
タイトルどおりに、日本以外が沈んでしまいます。
狭い日本に、各国の要人(微妙に似ていないソックリさん達)や
普通の人たちがどっと流れ込んできます。
ブラック・ユーモアの世界。
パロディですから、社会を風刺しながらも、悲しいかな笑える。
あり得ないだろうと思いながら、100%あり得ないとは言い切れないストーリー展開は、
現代社会を反映しているようにも感じました。
いつもの自分の視点を変えて、日本社会や世界、地球全体を見ることもできます。
自分ひとりでは、ここまで想像できないですからね。
映画 『日本以外全部沈没』 
http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A5%E5%A4%96%E5%85%A8%E9%83%A8%E6%B2%88%E6%B2%A1-%E5%B0%8F%E6%A9%8B%E8%B3%A2%E5%85%90/dp/B000GQMJAM/ref=sr_1_1/249-4162738-5884365?ie=UTF8&s=dvd&qid=1186494046&sr=1-1


冷蔵庫で増え続ける!?ワサビ 


スーパーで買った食料品を冷蔵庫に入れていると、
愕然としました。
買って来たばかりのチューブ入りの生わさびを所定の位置に・・・
あっぁぁ~、未使用のわさびのパッケージが2本もある!
未使用3本+使用中1本=4本
チューブ入りの“しょうが” も “からし”もあるのに、
「わさび、もうなかったよね。買っておこう」
なんで、わさびばかり買うのか?
ご丁寧にすべて違うメーカーのわさび。
わさびを集めているんですか?自分に問いかけたくなります。
お風呂の洗剤も、同じように3本まで増えたことがあります。
洗濯洗剤でもトイレの洗剤でも、数ある家庭用洗剤の中で、
なぜか、お風呂の洗剤。
こういう経験は私だけじゃないと思いたいです。
それにしても、あぁ~、わさび~。


クマゼミ 


電車に乗っていた時の出来事です。
一つ目の駅に停車し、ゆっくりと発車。
徐々にスピードが上がっています。
何気なく窓の外を見ていると、クマゼミが電車と並走しています!
しかも高架で並走しています! けっこうな高さです。
ほんの一瞬の出来事でした。
アブラゼミでなく、クマゼミとはっきり判りました。
まっすぐ前を向いて力いっぱい飛ぶクマゼミ。
巨大な鉄の塊が、すぐ横を通り過ぎようとお構いなし。
風圧もなんのその。
行きたいところに向かって飛んでいる一匹のクマゼミに、命の力強さを感じました。
我が道を行くクマゼミと同じ一瞬を共有できた・・・満足した気持ちの私がいます。


子どもの好奇心


2歳半の甥が今夢中になっているもの。
それは、私が生まれる前にテレビ放映されていた『ウルトラQ>』です。
ウルトラQ コレクターズBOX (初回限定生産)
甥の母である私の妹は、息子のハイ・テンションな姿を見ながら、ポロリ。
「必要なこと覚えてくれたらいいのに」
妹のこの気持ち、理解できます。
それとは逆に、
ウルトラQが今の甥っ子にとって必要なことで、好奇心いっぱいなこと。
好奇心のあることが、この子に大切なことなのだろうと感じました。
私たち大人が必要だと思うことは、
今、この瞬間を生きる子どもにとって必要でないことが多いように感じます。
大人も子どもも、無限の可能性をもった存在です。
しかし、いろんなことに興味と好奇心を無限に持てる幼児期は、
特に大切なのではないでしょうか。
成長するにつれて、少しずつ少しずつ、否応なく制限が増してきます。
何色にも染まっていない、透明な子どもの好奇心は、今この瞬間を生きている証です。
子どもの好奇心は、無限の可能性を秘めた宝箱。


感覚ミュージアム


宮城県にある 『感覚ミュージアム』という美術館が昨晩テレビで紹介されていました。
私たちの慌しい日常では意識することが少ないながらも、
すべての人が五感を使って生活しています。
見る。聞く。嗅ぐ。味わう。触れる。
この感覚ミュージアムでは、五感を意識するアートを通じて、
私たちは感覚で生きている、ということを再認識させてくれるように感じました。
頭で考えることに偏った私たちの生活を、
五感という視点から見直すことができるでしょう。
新しい発見ができそうな、
知らなかった自分に出会えそうな、
ステキな美術館なのだろうとワクワクします。
一度は必ず訪れたい美術館がひとつ増えました。
感覚ミュージアム http://www.kankaku.org/


ビリーズ・ブートキャンプ 継続は力なり


研修中に話題にのぼるぐらい、研修先の皆さんも興味をもっていたり、挑戦していたりする、
話題の 『ビリーズ・ブートキャンプ』に私もチャレンジしてみました。
私の場合、このエクササイズを続けると確実に体重が増えると思いました。
筋肉がつきやすい体質です。ジョギングで2kg増えましたから。
腹筋割れるかもしれません。
初っ端から、私の体質のことに話がずれてしまいました。
ヨイショッと、軌道修正。
ビリーズ・ブートキャンプの基本編。
確かに今までにはない、奇抜な運動が興味を引きます。
このエクササイズの核になるものに焦点を当てると、
そこに見えてくるものは、いたってシンプルです。
ひと言で表現すると、“継続は力なり”。
ひとつひとつのエクササイズを一連の動きにしてしまっています。
休むことなく、継続する。
これが短期間でもダイエットできる要素のひとつなのではないかと思いました。
継続するための仕掛けの数々。
何といっても、ビリーのやる気にさせる言葉のシャワー。
「俺について来い!」と言われると、ついて行く!がんばる!
「君ならできる!」と言われると、私はできる!がんばる!
自分も入隊した気分になります。
「Can it ! Can it ! Can it ! Done it ! Done it ! Done it ! 」
ビリーの意識改革の言葉のシャワーをたっぷり浴びます。
また、画面には、ビリーの後方に、チャレンジしている普通の人たちも映っているので、
一人じゃなく、みんなと一緒にがんばっている感覚に陥ります。
そして、ビリーの斜め後ろ横には、弟子らしき女性の引き締まったボディ、
しっかり割れた腹筋が、必ず視野に入るようになっています。
続けると、あなたもこうなれますよ。
目指す理想の体型も、目の前に用意されています。
心理的なポイントを押さえたDVDエクササイズです。
他の事柄でも同じことが言えるのではないでしょうか。
初めはうまくできなかった仕事も、日々繰り返していくと身につきいてきます。
完全にマスターすると、応用して仕事の範囲を広げることもできます。
人間関係もちょっとぎこちなくなったら、はい、そこで終わり。
断ち切ってしまうと、お互いの溝は広がるばかりです。
常にコミュニケーションをとり続けることで、溝を埋めることも、橋をかけることもできます。
何事もモノにしたければ、継続すること。
継続は力なり。
王道であり、いちばんの近道であるのかもしれません。


この暑さの中、ゾクッとしたこと


今日も暑いです。
うだる暑さの中、背中に冷たいものが走る。
そんな経験ありませんか?
走った!走った!冷たいものが!
(怪談っぽく読んでね)
そう・・・それは・・・
まさに5分ほど前の出来事でした。
パソコンのメールの署名を少し変更しようと、
アウトルックの[ツール]から[オプション]画面を開きました。
署名を変更した後、たまたま『確認メッセージ』のところを開きました。
目についたのが、{開封確認メッセージの要求}という欄でした。
“開封確認メッセージの要求を通知する” にチェックが入っています。
これってどういう意味?
ネットで検索すると、
開封したことを相手が私に通知するか通知しないかを選べる・・・らしい。
1回も通知メール受け取ったことはないけれど・・・。
それじゃ、私からメールを受け取る度に、相手にはそんなうっとおしいメッセージが
毎回届いていたってこと??? 
その瞬間、背筋に冷たいものが、はぁ~しぃ~りぃ~まぁ~しぃ~たぁ~。
その1秒後には、
うわっ、むちゃくちゃ迷惑やん!
うわっ、アホや!アホや!
みなさん、ごめんなさい!
ドラマ 『ホタルノヒカリ』のホタルのように、
映画 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のドビーのように、 
机に頭をガンガン打ち付けたくなりました~。
“開封メッセージを送信しない”にチェックし、何回も何回も穴が開くほど確認。
起きてしまったことは、起きてしまったこと。
設定は変更した。
前向いて、今日もいこう!
この暑さじゃ、ゾクッとしても、戻るのも早いね♪


サービスは流れの中にあり、その瞬間にあり、奥深いもの


私のメンター・コーチとランチをしていた時の出来事。
パスタを食べ終わったけれど、パンがまだ残っている状態。
パンにパスタソースをつけて食べていました。
話しながら食べているので、手が止まることもあります。
その瞬間にパスタ皿を下げられてしまいました。
メンター・コーチは、
「ひと言、声かけてくれたらいいのにね」
そうなんです。
「空いたお皿を、お下げしてよろしいですか?」
このひと言がないのです。
私の好きなものに例えると、
美術館で、まさに鑑賞している絵画を、目前でさっさと外して持って行かれるようなもの。
映画館で映画の本編が終わり、エンドロールの途中で場内が明るくなり、
席の入れ替えで追い出されるようなもの。
美術館や映画館でこんなことあり得ない。
食事は、食べている時だけが食事じゃない。
サービスは、どこからどこまでと区切るものでもない。
そのテーブルに載っているものは、そのテーブルのお客さまのものです。
ひと言添えて確認する。
当たり前のことをするだけ。
当たり前でシンプルなことを大切にし、着実に積み上げていく。
そうすると、サービスとはどんなものか?
あなたの答えが見つかるのではないでしょうか。
サービスは平面的でも、直線的でもない。
サービスは流れの中にあり、その瞬間にあり、奥深いもの。


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