2009年

駅のエレベーター


駅のホームに降りると、
ショッピングカー(買い物用手押し車)を押したおばあさんがいました。
階段を下りようとする様子を見た女性が、
「向こうにエレベーターありますよ。あれで下りたほうがラクですよ」
と声を掛けていました。
大抵のホームにはエレベーターが1台。
エレベーターの位置を知っていて、一番近い車両に乗って降りれば、
そんなに問題ありません。
階段とエレベーターは離れています。
おばあさんにとっては、エレベーターは遥か彼方。
思うように動かない足では、階段を下りるよりマシでも、距離的にキツイでしょう。
この駅は改札を出で、さらに階段を下りて、やっと地上です。
改札を出て、またまたエレベーターに乗らないと地上にはたどり着けない。
そのエレベーターまで、さらに20メートルぐらいあります。
おそらく、エレベーターは後で設置されたのでしょう。
建物の構造上、端のほうにしか設置できなかったのかもしれません。
(あくまでも推測です)
1年前に新しくできた駅では、改札を入って、すぐにエレベーターがあります。
その奥にエスカレーター。
そのまた奥に階段、という並びです。
障害者や高齢者が使いやすいように設置されています。
ショッピングカーを押したおばあさん目線で見ると、
私が今まで見ていた駅とは違う駅の構造が目の前に現れました。
そして、古い駅と新しい駅の構造の違いも知ることができました。
いろいろ問題はあっても、
社会はよい方向に進んでいると信じています。
優しい気持ちになれる社会。
すべての人の心の中にすでにあるのだと信じています。


いきいきスマイル2009年春号 “コミュニケーション力を高めよう”


総合生活情報誌 『いきいきスマイル』(編集・企画/毎日新聞大阪センター 取材協力/川村義肢株式会社)にて、コーチングに関するインタビュー取材いただき、ただいま連載中です。
第3回目インタビューのテーマは、“コミュニケーション力を高めよう”です。

Scan1-20090420.jpg

Scan2-20090420.jpg

↑画像をクリックして拡大します。

記事は川村義肢さんのホームページからもご覧いただけます。
『いきいきスマイル』は、全国の病院や公的施設を中心に配布されています。
病院などで目に留まりましたら、ぜひ手に取ってご覧ください。
いきいきと元気になる記事が満載です!


たま電車・いちご電車に乗る ~和歌山電鉄貴志川線


%E3%81%9F%E3%81%BE%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E5%A4%96.JPG

日曜日。
たま電車に乗って、たま駅長に会いに行く。

%E8%B2%B4%E5%BF%97%E9%A7%85.JPG

貴志駅に到着。
が~ん!!
たま駅長はお休みでした~。
日曜日が定休日なんだって。
詳しくは、『海が好きさん』の旅行記で!http://4travel.jp/traveler/gogo-kaigai/album/10225540/
まったく知らない人の旅行記で、行った気分になりました。
私、ほんとに行ったんだった!!
たま駅長に会えなかった分をこの方の旅行記で補ったのでした~。

%E3%81%9F%E3%81%BE%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E5%86%85%E9%83%A8.JPG
たま電車は、
プチ・ディズニー気分♪
オトナでも
けっこう楽しめます。
向かいのホームには、
いちご電車。
いちご電車も
カワイイよ♪


怒りについて


スカイプを使った講座に参加。
今回のテーマは 『怒り』について。
それぞれ自分の怒りについて話し、怒りとは何か、怒りをどう扱うか、
などディスカッションしながら、深めていきます。
怒りを表に出せず、溜め込んでしまう人。
怒りが爆発して、後で後悔する人。
自分の怒りをしっかりキャッチして感じたい人。
怒りと自責・他責の関係。
怒りもさまざま。
以前、さいだねブログで書いた『相手を否定する気持ち』のことを話してみました。
相手を非難する・否定する気持ちには、怒りの感情もあるような。。。
私の体験談を聞いた参加者のひとりが、
「キモに入った」と言ってくれました。
私の体験が人の心にヒットして、なんだか嬉しい気持ちになりました。
“怒り”について話してながら、私の気持ちは“嬉しい”。
怒りについて、
大笑いしながら、楽しくディスカッションできた講座でした。
感情って、おもしろい。


お花見日和


%E6%A1%9C%E4%B8%A6%E6%9C%A8%E3%81%9F%E3%81%A6.JPG

午前中の個人コーチングを終えて、
最近ハマッているインド料理屋さんで
ランチ。
その足で、お花見ウォーキング♪
桜並木のベンチで、
お弁当を食べている家族や
お一人さまをたくさん見かけました。
昼ビールを楽しむオジさんまで!

のどかな昼下がりです。

%E3%83%8D%E3%82%B3.JPG

お猫さまたちも
くつろいでいます。
ここにも、
のどかな昼下がり。

%E6%A5%A0%E6%9C%A8.JPG

桜に負けじと、
くすのきも
がんばっています。
「別に
がんばってませんけど!!」
(くすのきの声)

%E5%BD%B1%E6%B3%95%E5%B8%AB.JPG

私の影法師。
帽子を被った
影法師。
伝わってます??

%E7%A9%BA%E3%81%A8%E6%A1%9C.JPG

桜は美しい。
今にも
こぼれ落ちてきそう。

%E6%A1%9C%E9%80%86%E5%85%89.JPG

木漏れ日の桜も
きれいです。
これを逆光とも言う。

エネルギー充電終了!!


満開の桜を想像しながら・・・


%E6%A1%9C%E3%81%AF%E3%81%B3%E3%81%8D%E3%81%AE0711.JPG
昨日は仕事の打ち合わせで、
大阪郊外へ。
仕事の前に、
仕事先のすぐ近くにある
大学の准教授の研究室を
訪ねました。
大学構内の桜並木。
桜の花は五分咲きといったところ。
あと数日で迎えるだろう満開の桜を想像しながら、
並木道を歩いたのでした。


日本でいちばん大切にしたい会社


遅ればせながら、『日本でいちばん大切にしたい会社』 を読みました。
左脳を使う仕事をしている知人が「いいよ~」と話すのを聞き、
バリバリ右脳系の私は、左脳も鍛えようと読んでみることにしました。
ビジネス書だと思っていたので、仕事先企業に向かう電車の中で読み始めました。
不覚にも涙が・・・。
電車の中だから、涙がこぼれ落ちないように必死で我慢。
目にためたまま、読み進めるという荒業を体得。(おおげさ~)
必死で我慢するくらいなら、読むのをやめればよいと思われるでしょうが、そうはいかない。
どんどん引き込まれてしまうのです。
この本には、5つの中小企業(または小売店)の経営理念に沿った
人と人を結ぶ物語が具体的に書かれています。
お涙ちょうだいモノではないのですが、
感動を大切にしているから自然と涙があふれてくるのだと思います。
企業のあり方は人のあり方。
当たり前だけれど、忘れがちな大切なことをシンプルに伝えてくれています。
左脳とか右脳とか分けて考えていた私の小さい器を広げてくれました。
感謝♪


本日の桜


09%E6%A1%9C01.JPG

毎年、ここの桜は他の桜よりも早く咲きます。
道路に枝が伸びているのですが、
桜の季節以外は、そこにあることすら気づかないほどです。
しかし、桜の花が咲くと、俄然、存在感を現します。
09%E6%A1%9C02.JPG

花が大きくて、重量感があります。
はかなげすぎないところがいい。
小鳥たちも楽しそう♪
本日の桜情報でした~。


お別れの挨拶


外での仕事を終えて、
いつもの帰り道、いつもの果物屋さんの前。
自転車に乗った男子が店の前で止まりました。
そして、店の奥にいるおばさんに、
男子   「明日、東京へ行くんです」
おばさん 「そうなん。寂しなるわ・・・。おめでとう」
男子   「ありがとうございます!」
大学を卒業して東京で就職する彼と、果物屋のおばさん。
ふたりの関係はまったく知りませんが、なんだか胸が熱くなりました。
そこには孫と祖母、いいえそれ以上、人と人、心と心が触れ合う光景がありました。
彼はきっと大丈夫。
お世話になった人に(かどうか知らないけれど)、
ちゃんと最後の挨拶ができる人です。
人間関係が希薄になっている風潮もありますが、
人間関係をしっかり築いている人もたくさんいます。
彼もおばさんもそのひとり。
この光景を胸に刻んでおこう。


リービ英雄 『千々にくだけて』


リービ英雄の大佛次郎賞受賞作 『千々にくだけて (講談社文庫)
リービ英雄はアメリカ人の日本文学作家。
英語と日本語の狭間で言葉を紡ぎだす人です。
松尾芭蕉の松島の句
      「島々や 千々にくだけて 夏の海」
“千々にくだけて”の英語訳
      「all those islanls !」
両方の言葉が重なった瞬間、9・11と重なり響き合います。
イメージと感覚の広がり。
私の中の未体験ゾーンの感覚を引き出されたような読後感があります。
日本語と英語の狭間で生きるリービ英雄独特の感性から紡ぎだされた
限りなくノンフィクションに近い小説です。
リービ英雄が紡ぎだす日本語は、日本人より日本人らしくもあり、
日本人の日本語の可能性を広げてくれる役割も果たしているように感じます。
呼吸するように普段意識せず私たちが使っている日本語を再確認し、
そこにまた別の新しい日本語の感覚が呼び覚まされます。
これからも折に触れて読み返したくなるだろう作品です。


Top