2010年

コーチングの原稿を書き終えて


看護系雑誌へのコーチングの執筆の依頼があり、
初校が終了した段階です。
編集担当の方に、
おもしろく読んでいただけたようなので一安心です。
日常で起こるすべての出来事に、光を見出してほしい。
そんな気持ちを込めて書きました。
この原稿が、読んだ人の思いと混ざり合って、
新しい可能性が生まれはじめる・・・そんなイメージしています。


サッカー ワールドカップ


朝4時。
「5-0」
という数字が夢に出てきて目覚めました。
ワールドカップ、どうなっているのだろう?
気になって、テレビをつけると、
「1-0」
日本がリードしていました。 ホッ。
そのまま前半戦を観て、また寝ようと布団に入りましたが、
眠れず、後半戦も続けて観てしまいました。
チームワークが大きな力を生み出していくのを目の当たりにしながら、
今後の自分自身のことを考えたりしました。
日本代表のチームワークが、私の中にあるエネルギーの源に触れ、
まだ形になっていない何かを感じています。
今日は寝不足だけれど、
こうして早朝から日記を書いていることも新鮮です。
友人の親類が選手で出場しているので、応援するのにも熱が入ります。
また、その選手が、友人の子どもとよく似ていることもあって、
会ったこともないのに、他人と思えないのです(笑)
決勝トーナメントもがんばって!


龍馬伝 お龍の海は・・・


今晩の『龍馬伝』では、お龍の笑顔が印象的でした。
龍馬がお龍に、「海」を何回も言わせるシーン。
「う~み~」と大きくはっきりと言うと、
お龍の顔が優しい笑顔に変わるというシーンです。
私も「う~み~」と言いながら、笑顔になるかどうか試してみました。
「う~み~」を何回か繰り返すうちに、はたと気づきました。
私の名前「久美」も同じだ!!
「く~み~」も笑顔になるのです!!
しかし、自分で自分の名前を呼ぶ年齢でもないよね・・・。
またまた、はたと気づきました。
私の名前を読んでくれる人が、笑顔になるのだと♪
私の名前は、まわりの人を笑顔にする幸せの名前なんだと♪♪
そう思うだけで、笑顔になります。
『龍馬伝』の福山雅治もいいけれど、散りばめられた小さなエピソードもいいですね。


担任の先生の言葉


前回に引き続き、
中学3年生のコーチング・ワークショップでのこと。
ワークショップでは、
コーチングの基本となる考え方である
誰も間違っている人はいない/人はもともと完全な存在である
人には無限の可能性がある etc・・・を生徒に体感してもらう内容を行ないました。
ワークショップ終了後、担任の先生が私にこう伝えてくれました。
「これらの言葉(考え方)の意味をわかっているのだなと感じました」
先生のこのひと言で、私自身の現在地を知ることができました。
 
コーチングの基本となる考え方を、生徒との関わりの中で、
私自身が体現している様子を見てくれていたのです。
コーチの私自身がコーチングの考え方を体現していないと、
生徒に届くことも響くこともありません。じゅうぶん体感してもらえません。
日々のコーチングの積み重ねが、
私の心と体に少しずつ染み渡り、表現できるようになってきた、
そのことを見届けてくれていた先生に感謝です。
見るところはしっかり見ている、さすが~。
こういう先生に担任してもらえる生徒たちも幸せですね♪♪


中学時代にタイムスリップ


私の中学時代からの友人(先生)が勤める中学校に行ってきました。
その友人からの依頼で、
中学3年生を対象にコーチングのワークショップを行う機会に恵まれました。
その様子は、学びコラムをご覧ください。
この中学校の校長先生は、
私が中学3年生の時の・・・なんと、担任の先生だったのです!
懐かしくて嬉しい巡りあわせです。
校長先生、友人、私の3人で話していると、
15歳の私にタイムスリップしたような気分になりました。
校長先生とは、数十年ぶりに再会したはずなのに、
長い時間の経過はまったく感じませんでした。
先生との思い出で、鮮烈に憶えているエピソードを話してみましたが、
先生の記憶には残っていないようでした。(当たり前ですね)
私は、そのエピソードを先生に話せて、スッキリ満足しました。
(内容は伏せますが、子どもらしい出来事です)
新しい人との出会いが素晴らしいものであるように、
懐かしい人との再会も素晴らしい時間を与えてくれます。
今回のタイムスリップは、今の私を再確認する豊かな時間となりました。
このような場を与えてくれた大切な友人に、心から感謝しています。


中学3年生のコーチング・ワークショップ


先日、和歌山の中学校でコーチングのワークショップを行いました。
コーチングでの、人と関わるときにベースとなる基本的な考え方を、
ゲームを交えながら体感してもらうワークショップです。
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コーチングの考え方を解説中。
初めは、生徒たちも(私も同じく)緊張気味。
「何がはじまるのだろう?」
そんな空気が漂っています。

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ゲームでは、だんだんとリラックスムード。
楽しみはじめています。

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みんなで、こんな形になったり~

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こんな大変な体勢になったり~~
(若いから出来る)

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こんなふうに動き出したり!!

誤解のないように説明しますと、
私の指示でこうなったわけでなく、
こんな形も、こんな体勢も、こんな動きも、生徒たち自身の“表現”です。
その瞬間の、ありのままの、生きた表現です。
ワークショップが進むにつれて、
生徒たちの心がやわらかく解き放たれていくのを感じました。
解放感と一体感。
あの一瞬一瞬、それぞれに味わった感覚を大切に。
みんなのいきいきと輝く笑顔が、とても眩しかったです。
私の心も明るく温かく照らしてくれました! ありがとう。


笑顔のコーチング


8ヶ月間かけて行ってきたコーチング研修の
フォローアップセミナーが先週ありました。
4ヶ月ぶりに集まる顔ぶれ。
このように久しぶりに集まる場合、初めはそれまでと違った空気が流れ、
お互いに少しぎこちなくなったりします。
しかし、今回のメンバーはそんな雰囲気もなく、
数ヶ月のブランクも感じないほど、いつもと(今までと)同じでした。
しっくり調和してその場にいる、といった感じです。
セミナーの後半は、コーチングのロールプレイを行いました。
あちらでは笑い声が、こちらでは驚きの声が・・・
私はみんなが幸せそうに話しているように見えました。
このことを皆さんに話すと、何とも言えない表情をしていました。
おそらく話の内容は困難な状況についてもあったと思います。
みんなが幸せそうに見えたというのは、
みんなの表情や声、その場の発する全体のエネルギーを受け取った
私自身が幸せな気持ちでいる、ということを言いたかったのだと後で気づきました。
みんなのエネルギー。
みんなの笑顔。
その様子に、私は幸せを感じたのです。
笑顔のコーチング。
たくさんの笑顔に囲まれていると、私は幸せの中にいると実感します。
1年間、ありがとうございました!


コミュニケーション・ギャップ ~エレベーターの巻~


3ヶ月先のコーチング研修の打ち合わせのため、
某センターを訪れました。
打ち合わせ終了後、センター内にある研修会場を
事前に見学することに。
会場への移動途中、
それは、前触れもなく(当たり前か)やって来ました。
ちょうどお昼時。
たくさんのお弁当を積んだカートを押して、
配達の人がエレベーターに乗り込みました。
研修担当の人と私は、
お弁当でいっぱいのエレベーターに同乗するのを一瞬ためらいました。
研修担当の人は、配達の人への気遣いから、
「二人、いいですか?」
すると、配達の人は、
「あっ、はい・・・。一人なら・・・二人はちょっと・・・」
配達の人の視線の先は → → お弁当でした。
不意に訪れたコミュニケーション・ギャップにキラリ~ン。
私は、
「一緒に二人乗ってもいいですか?」
研修担当の人と私と配達の人、そして大量のお弁当は、
仲良く同じエレベーターに乗り込みましたとさ。おしまい。
エレベーターに同乗してよいかお伺い(二人、いいですか?)を立てた
研修担当の人と、
お弁当をわけてほしいとの要望に答えた(一人なら・・・二人はちょっと・・・)
配達の人。
ほんわか微笑ましいコミュニケーション・ギャップに遭遇しました。
このように、日常的にコミュニケーションのギャップは生まれています。
コミュニケーションのギャップを起こさないと考えるより、
ギャップは常に生まれるものだから、生まれたギャップに気づき、
そのギャップを埋めていけばよいだけです。
それがより良いコミュニケーションにつながり、より良好な人間関係につながります。
これぐらいのスタンスが、精神衛生上にもよろしいのでは?


バレエコンクールを観ながら・・・


ゴールデン・ウィークは、
実家の愛犬ルルとのんびり散歩するか、読書に耽っていました。
今回のGWの様子は、
さいだねブログ『ただ一緒にいるだけ』をご覧ください。
→ http://d.hatena.ne.jp/saidane/20100518
ふだんテレビはあまり観ないのですが、
あまりの暇さに、新聞のテレビ覧をチェック。
おお~!久しぶり~。
ローザンヌ国際バレエコンクールの放映を発見。
このコンクールについては、以前にも書いています。
→ http://www.a-relation.com/diary/2007/07/post_201.html
今回は、コンクールを見る時の視点が増えたことに気づきました。
それは、骨の動きです。
ダンサーの背骨やその他の骨が筋肉と連動して、しなやかな動きや力強さ、
大胆かつ繊細な表現を生み出しているのだと感じました。
私の通っているスポーツクラブでは、
“ジャイロキネシス”というスタジオ・レッスンがあります。
ダンサーのためにつくられたエクササイズが、一般に広まったものだそうです。
私もたまにレッスンに参加しています。
ほんの少しずつですが、背骨に動きが出てきたように感じています。
呼吸が背骨を通る感覚もなんとなくわかってきました。
全身に新鮮な空気が染み渡る感覚も味わえます。
バエレコンクールを観ながら、
自分自身の体感として内に得たものは、
外の世界を見る視点を広げてくれるものなのだと実感しました。


子どもの心をやわらかく解き放つコーチング・ワークショップ


来月、中学3年生対象にコーチング・ワークショップを行う予定です。
とても楽しみです。
なんと言っても、
子どもたちのエネルギーのダイナミックな変化に直に触れることができます。
頭での知識の吸収力も高い時期ですが、
同様に、心での吸収力も高い時期でもあります。
エネルギーが動くのは、頭ではなく、心、感情です。
私の役目は、子どもたちの心をやわらかく解放することです。
個人コーチングのあるクライアントさん(大人の方です)は、
こんなことを話してくれました。
「15歳の時にコーチングに出会っていたら、
 いろんな視点から自分の可能性を広げられたんじゃないかな。
 15歳の時にコーチングに出会いたかった~」
“15歳の時、コーチングに出会ってよかった”
今の15歳の子ども達にそう思ってもらえる、
心をやわらかく解き放つワークショップにします!


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