2010年

伊勢神宮と人の縁


昨日は伊勢神宮を参拝しました。
今週は雨の日が多く、雨の中の参拝になるのかな?
それはそれで良し、と思っていました。
ところが昨日の伊勢は、
雨も降らず、寒くもなくおだやかな過ごしやすい一日でした。
豊受大神宮(外宮)~ 猿田彦神社 ~ 皇大神宮(内宮)
この順にスムーズに参拝しました。
一歩足を踏み入れた途端、自然と神聖な気持ちになりました。
内宮では古いお守りを返納して、さらにスッキリ。
最近のパワースポットブームのためか、若者のデートスポットにもなっているようで、
若いカップルがけっこういたのが印象的でした。
参拝後は、おはらい町で、てこね寿司をいただきました。
ボリューム満点でお腹も満たされ、幸せ~な気分に♪
お腹がいっぱいと言いながらも、
五十鈴茶屋の庭園を眺めながら、静かなお座敷で、和菓子と抹茶をいただきました。
お座敷には、はじめ私と友人の二人だけだったのですが、
しばらくして、女性がもう一人やって来ました。
初対面のその女性と、どこから来たのか、どこをまわってきたのか、
何を食べたかなど、たわいもない話を楽しんでいました。
ひょんなことから、
九州からやって来たその女性と私は、同郷(和歌山県の海南市)だということがわかりました。
さらに詳しい住所もどのあたりかパッと判りました。
大勢の参拝客や観光客でごった返した通りにある、
静かなお茶屋さんの一室で一緒になった人とこんなご縁があるとは、
思ってもいませんでした。
集合時間があるからと、先に席を立たれたその女性は、
また戻って来られて、「これも何かのご縁」と名刺を置いて行かれました。
名刺を見て、またまた驚き!
この女性のお仕事は、私の仕事とつながりのある仕事でもあったのです。
伊勢神宮の神聖さは、
人と人との出会いをコーディネートしてくれているかのようです。


冬の夜空


今日は朝から神戸へ。
夜、最寄り駅から自宅までのいつもの道を歩きながら、
ふと夜空を見上げると、
冬の星座・オリオン座が目の前に広がりました。
星の数を数えてみると、なんと17個も!
こんなにたくさんの星を見たのは久しぶりです。
それに、大阪のそんなに田舎でなく、街灯もたくさんある街中で、
こんなにたくさんの星を見れるなんて思ってもいませんでした。
大阪では見れないと思い込んでいただけに、感動的でした。
早速、冬の星座を調べてみました。
オリオン座をはじめ、おうし座、ぎょうしゃ座、ふたご座、
こいぬ座、おおいぬ座を見ることができたようです。
冬の星座 → http://www.astron.pref.gunma.jp/kyozai01/seiza/fuyu.html
※画面右上二つ目の「星座名を出す」をクリックしてください。
今日は神戸で充実した一日でした。
この美しい星空が、今日一日の集大成のように感じました。
今日も幸せな一日でした。


とろけるリズムにのって~


広瀬香美の新曲『とろけるリズム』が、なかなかステキです。
youtube『とろけるリズム』 ※音が出ます
Tさんのオススメで聴いてみたのですが、とても元気が出ます。
Tさん曰く、女性の応援歌。
私も同感です。
特に、私のテンションが上がる歌詞は、
♪ チャンスびゅんびゅん飛び交い
それから
♪ とろけるリズムにのって
♪ 最強ウェーブに乗って ストッパーはずせ
何を隠そう、Tさんが今まさにこの状態にいます。
最強ウェーブにノリノリ状態です。
とろけるリズムも、最強ウェーブも、
人それぞれのリズムとウェーブがあって、
それぞれのリズムの取り方とウェーブの乗り方があって、
ニコニコしながら、輝きながら、
乗っかっているのを想像すると、楽しくなってきます!


意識のモード


ある日の電車の中。
二人の女性が話していました。
スーパーでの出来事のようです。
レジで精算した後に、買い忘れたものを思い出し、
そのまま精算済みのカゴを袋に詰める台に置いたまま、
その女性は、身ひとつで買い忘れた商品を探し、
精算を済ませて、カゴの所に戻ったそうです。
すると、カゴごと消えていた・・・。
(おそらく、誰かが持ち去った)
この女性は、
「私が悪いんだけど・・・」
と言いながら、また同じ商品を買いなおすことになった
やるせない気持ちをもう一人の女性に話していました。
事の顛末を聞いた女性は、
「そんなことされたら、腹立つわな~」
と自分のことのように怒っていました。
聞き手の女性は、話し手の女性の話を聞いて、
<私だったら、こんな気持ちになる>と言葉で伝えているわけです。
「腹立つわ」
「人のものを盗った人は、その人も同じめにあうはずだ」
この二つの言葉を繰り返していました。
これらの言葉が、良いか悪いかではなく、
話し手の女性が必要としている言葉でないような
ちぐはぐな感じがしました。
というのも、
聞き手の女性の言葉の対象は、<持ち去った人>です。
話し手の女性の気持ちにもう少し寄り添っていたなら、
もっと違った言葉が出てきたかもしれません。
ここで、ポイントとなるのは、<意識>です。
自分の<意識のモード>を意識すると、
このような場面で発する言葉も変わってくるでしょう。
~~~~~~~~~~~~~~
<意識のモード>をテーマに、コーチング初心者の方を対象にした
聴き方セミナーを開催します。
ご興味のある方は、コチラをご覧ください。
http://www.a-relation.com/column/2010/01/_2010327.html


子どもと老犬


近所には小学校があります。
しかし、小学生の姿を見かけることは少ないように感じます。
代わりに、犬の散歩はよく見かけます。
子どもの数より、犬の数のほうが多いのかもしれない。
犬の中でも、老犬をよく見かけます。
子どもや若い犬の数より、年老いた犬の数のほうが多いのかもしれない。
だからなんだと言われても困ります。
(あっ、誰も何も言ってませんから、私、困ってないですね)
いつもの風景を言葉にしてみたかった、ただそれだけです。


肩たたき棒じゃないのだ!?


近所にお寺があります。
お堂の中には、大きな置き型の鐘があります。
その鐘を磐子(けいす)と言うそうです。
磐子(けいす)をイメージできない方は、こちらをご覧ください ↓↓
http://oo54.blog71.fc2.com/blog-entry-27.html
私も呼称を知らなかったので、今回調べてみたのです。
インターネットって、ほんと便利ですよね。
この画像の右下にある磐子(けいす)を叩く棒が、今回の主役です。
手前の赤茶色の部分が持つところで、奥の白い部分で叩きます。
結局、この叩く棒の呼称は判りませんでした。
主役の名前は不明のまま、話を進めます。
とりあえず、「棒」と呼ぶことにします。アッサリ過ぎますか?
お堂にお参りに来たおばさんが、けいすを鳴らそうと、
棒を手に持ちました。
その棒を一瞬じぃーっと見つめたかと思うと、
おもむろに、おばさん自分の肩をトントンし出しました。
あ~~~、わかる~~~気がする~~~。
その衝動、わかる~~~。
ひとしきり肩を叩き終えたおばさんは、何事もなかったかのように鐘を叩きました。
ふと、昔行った“さぬきうどんバスツアー”でもらった、
うどんを伸ばす麺棒のことを思い出しました。
私も麺棒を持った瞬間、お堂のおばさんのごとく、
一瞬じぃーっと見つめたかと思うと、肩をトントンしましたねー。
人間って、おもしろいですね。
 
本来の用途とは違うことを連想して、別の使い方を考え出す。
この積み重ねがさまざまな用具の発展につながる一因なのかー、
想像が膨らみ過ぎですね。
それにしても、お堂で出会ったおばさん、おもしろかったです。
大阪のおばちゃんにはありがちな行動パターンで、珍しくもないのですが、
プッと笑える感じが愛らしいじゃないですか ♪


ジャック・ロンドン著 『火を熾す(おこす)』


心が突き動かされるような小説に出会いました。
火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン) 』 です。
翻訳者は柴田元幸氏。
私の好きな作家ポール・オースターの翻訳を手がけている人なので、
自然と本に手が伸びていました。
9つの短編小説の一つ目『火を熾す』で、初っ端から衝撃を受けました。
人間の原始的な、根源的な部分を取り出して、目の前に差し出されたような、
ある意味、ショックを受け、と同時にある意味、全身の細胞に染み入るような感覚に陥りました。
9編ともに柴田氏が選んだだけあって、
ジャック・ロンドンという作家の人生観や表現力の豊かさを堪能できる1冊となっています。
100年前に書かれたとは思えない作品ばかりです。
最後の『生への執着』は、生きるとはこういうことなのか・・・
私の体感したことのない“生きる”が、そこにありました。
この小説とまるで呼応するかのように出会った
登山・冒険家の植村直己のインタビュー。
「物質的に恵まれた中では、
      人間本来のものは失われている」
植村直己はこう語っていました。
植村直己は、ジャック・ロンドンの描く人間本来の“生きる”を体験した人なのだと確信しました。
ジャック・ロンドンは、自身の人生と重ねあわせるかのように、
人間本来の姿を、太くそして短く描いた作家だったのだと思います。


何の実?


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今日は晴天。
こんなにきれいに晴れた日は、
外で過ごしたくなります。
家の近所を散策しました。
小鳥の声が聞こえてきます。
そのほうを見ると、
遠目には柿に見える果実を、
小鳥が嬉しそうに、美味しそうに、ついばんでいました。
近くに寄ってみると、
柿より小ぶりな実でした。

しかし、何の実なのか? さっぱりわかりません。
すっきり晴れた青空に、くっきりと橙色の輪郭が浮かび上がっています。
しかし、何の実なのか? すっきりもくっきりもせず、さっぱりわかりません。


歩き方に変化あらわる


10年来通っている心斎橋のヘアサロンに、今年も行ってきました。
シャンプーを終えて、カットの席に移動。
「いつもとなんか歩き方が違う! 体が引き締まって見える」
担当のSさんの言葉に、ニンマリ笑顔の私。
スポーツクラブに通い始めて早7ヶ月。
その成果が身体に表れはじめている証拠と受け取りました。
ヨガ系を中心に運動しているので、
姿勢は良くなってきたと実感があります。
デスクワーク中、猫背になっていると、姿勢良く座り直したりと、
日常生活でも意識するようになりました。
以前はいつも猫背だったのですが、
姿勢を意識するようになってからは、背骨を立てて座る姿勢が身に付き始めています。
    
他人の目に映った私の変化を言葉で伝えてもらうと、
とても励みになります。
私も周りの人のちょっとした変化をキャッチして、
どんどん伝えていこうと思う出来事でした。

ちなみに、姿勢良くするだけで何種類もの筋肉が使われため、
代謝が上がり、運動しなくてもカロリーが消費されるそうですよ!


内と外 その2


以前、相手(外)に意識を向けるときと、自分(内)に意識を向けるときのことを書きました。
2009年12月26日 『内と外』→ http://www.a-relation.com/column/2009/12/post_157.html
最近、ふと思い出したのが、コーチングに出会う前の自分自身のことです。
パンツ(ズボン)を買って後日、
裾上げをしてもらったズボンを試着したときのこと。
右足と左足の裾を見比べてみると、微妙に長さが違います。
これはズボンの裁断で、左右の長さが違ったのだろう。
どれどれ、左右の長さをチェックしてみよう。
そう思い、ズボンを床に置き、左右の丈を測ってみました。
私の予想はもろくも崩れ落ちました。
左右ぴったり同じ長さ。
私の足の長さが違うことに初めて気づきました。
「自分に起きたことの原因は、外にある」から、
「自分に起きたことの原因は、内にある」へと意識がシフトした体験でした。
このズボンの一件だけでなく、以前の私は、
何かあるとすぐ自分以外のまわり(外)に原因があり、
意識が外にばかり向く傾向の強い人間でした。
“他人を責めてしまう”タイプ。 他責の人でした。 
コーチングの傾聴スキルを通じて、自分の『意識』を認識するようになり、
内向きと外向きの意識が、コミュニケーションにどういう影響を与えるのか、
その重要性を理解するようになりました。
3月27日に聴き方セミナーを開催します。
自分の意識を意識する!?体験をしませんか?
興味のある方は、ぜひご参加ください!
▼コーチング入門☆聴き方セミナー▼
http://www.a-relation.com/column/2010/01/_2010327.html


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