2012年

2012年12月1日(土)開催 ◆第3回 主体性を高めるグループ・コーチング◆


第3回目の主体性を高めるグループ・コーチングを大阪・梅田にて開催します。
今までにご参加くださった方からは、「とても話しやすい」 と好評です。
そうなんです。全員が話しやすい場になるのが、グループ・コーチングのよさです。
また、自分の思っていることを言葉にしていくこと自体が、主体性を高める第一歩になります。
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“主体性”を軸に、人間関係やコミュニケーションについての
考え方やあり方の視点を広げていく少人数でのコーチングです。
参加者全員でのコミュニケーションを楽しみながら、学びを深める場を創っていきます。
コーチングが初めての方も大歓迎です。
今回のテーマは、『バランス』です。
私たちの体・心・思考は、常に動いています。と同時に、常に“バランス”をとっています。
私たちは、「良い・悪い」、「正しい・間違い」、「プラス思考・マイナス思考」など、
二者択一でバランスをとろうとして、逆にバランスを崩した考え方や行動をすることがあります。
また、他者とのコミュニケーションは、バランスに大きく影響します。
自分の考え方や感じ方の適量を知ること、安定した思考と心の状態でいることが、
主体性を高めるポイントでもあります。
無理のないバランスで行動するためのトピックや、人生をより豊かにするための
エッセンスを織り交ぜた、じっくりゆったり、あたたかいひとときを過ごしましょう。
今以上によりよい状態を創り出したい方のご参加をお待ちしています!
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【日  時】  2012年12月1日(土) 13:30~16:30 (13:15開場)
【参加費】  5,000円   
【会 場】  総合生涯学習センター 第3会議室  http://osakademanabu.com/umeda/
       (大阪駅前第2ビル5階)
【定 員】   6名 (定員になり次第締め切り)←満席になりました
           
【お申込み】 セミナー予約フォームからどうぞ
        ※メッセージ欄に「参加日」をご記入ください
        ◇後ほど、メールにて参加費のお振込先をご連絡いたします
        ◇お振込みをもってお申込完了とさせていただきます
          返金はできませんのでご了承ください
☆チラシはコチラから ⇒ファイルをダウンロード


力づける


先日、JUJU(ジュジュ)のコンサートに行ってきました。
JUJUの歌声は、心に届きます。 心に響きます。
思案中のふりをして、ある意味、先延ばしにしていた事があったのですが、
先のことはあまり考えず、とりあえずやってみよう!という気持ちになりました。
JUJUのあり方の表れである彼女の歌声に、勇気づけられました。
彼女の仕事が、歌うことのように
私の仕事は、人の話を聴くこと。
その人自身を聴くこと。
決して受身ではなく、能動的に聴くこと。
そして、力づけること!
自分自身のあり方を再確認しました。


考えが足りないだけ


「○○があれば、△△なのに」
私も含めて誰かもが、無意識に口にする言葉です。
「時間があれば、英語の勉強ができるのに」
「お金があれば、旅行に行けるのに」
「自信があれば、彼女ができるのに」
言葉を裏返してみると、
時間がないから・・・
お金がないから・・・
自信がないから・・・
だから、やりたいことができない。
だから、どうしようもない。
いや、いや、ちょっと待って!
実際、時間がないから、それできないのですか?
ほんとに、お金がないから、それできないのですか?
もとから、自信がないから、それできないのですか?
もしかして、それって、言い訳じゃないでしょうか。
ほんとに、英語を勉強したかったら、時間つくりますよね?
どうしても旅行に行きたかったら、お金つくりますよね?
彼女がほしかったら、自信とか関係なく、勇気を持って告白しますよね?
未来の希望も、先の不安も、同じこと。
希望に近づくために、不安を解消するために、いま何ができるのか?
まずは、そこを考えることが大事。
足りないものがあるのではなく、考えが足りてないだけ。
考えないで、「○○があれば、△△なのに」と言ってるのであれば、
もしかしたら、それほど大事じゃないということかもしれないです。
「○○があれば、△△なのに」
この思考パターンにならないようにする前に、
この思考パターンに、はまっている自分に気づくところから、一緒に始めましょう!
今回は、自戒の念を込めて書きました(^^;)
考えが足りてないことに気づけるように。


なんとかしなきゃ!!


何かを成し遂げることは大切です。
しかし、何かを成し遂げるために、
「何とかしなければならない」と思い始めると、とっても辛いです。
本当に、何かを成し遂げないといけないのでしょうか?
本当に、何とかしなければならないのでしょうか?
「成し遂げなければならない」、「何とかしなければならない」
を大事に大事に、握り締めているだけかもしれません。
もし、「なんとかしなきゃ!!」を握り締めた手を、パンパンと払ってみると、
または、そろりと滑り落としてみると、一体、何が起きるのでしょう?
ちょっと試してみたくなりませんか?


メッセージ


ある人との思い出、メッセージを寄稿する機会がありました。
その人と自分とのあいだにあったことを振り返る、思い出すということは、
・出来事を思い出す
・その人から受けた影響を考える
・今の自分を客観的に見る
・自分の変化や成長に気づく
このようなプロセスがあるのだと、今回実感しました。
その人のことを思って、
その人の素晴らしさが読む人に伝わることを願いながら書きます。
書き終えてみると、その人のことを思いながら、振り返りながら、
最終的には、自分自身の振り返りにもなっていました。
「その人(他人)」と「自分」を分けて考えることは、
実は難しいことなのかもしれません。
文章に書き起こした内容は、その人へのメッセージでした。
しかし、書くことで、内から溢れてくるものは、自分へのメッセージでもありました。
面白い体験でした。


人の役に立つように


「自分で何かやってみたい」
会社を退職し、コーチングと出会い、今、こうして仕事としています。
「もっと成長したい」
こんな気持ちもありました。
「自分で何かやってみたい」 「もっと成長したい」
このふたつ、自分のためのような気がして、ずっと、これでいいのかな??
腑に落ちない、居心地の悪さに時たま襲われていました。
このふたつにじっくり向き合ってみると、違うものが現れてきました。
「人の役に立ちたい」
「人の役に立つ何かをやってみたい」 
「人の役に立つように、もっと成長したい」
自分の中にずっとあった、忘れていたものを思い出したように、
なーんだ、そうだったのか! 腑に落ちました。(遅すぎるって??)
人の役に立つように、コーチング。
人の役に立つように、人と関わる。
人の役に立つように、生活する。
人の役に立つように、・・・・・
何か考えたり、行動するとき、「人の役に立つように」を前に置いて、
考えてみよう! 行動してみよう!


気持ちのよい場所 ~熊野本宮大社・玉置神社


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先日、和歌山県・熊野本宮大社を参拝しました。
生まれも育ちも和歌山県の私ですが、今回、初めて熊野本宮大社を訪れました。
交通手段の限られた山奥、なかなか行きにくい場所です。
今回は、職業柄、和歌山県内で行ったことのない土地はない!
という友人に車を出してもらい、快適で楽しい旅になりました。

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この参道、石段を登ったところに社殿があります。
熊野本宮神社は、とても穏やかでやさしい空間でした。
伊勢神宮の静謐さとはまた違った空気に包まれます。

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120年前の水害で流される前までは、
この大鳥居の向こう 大斎原(おおゆのはら)に、今の8倍の規模の社殿が鎮座していたとのこと。
今は、広々とした大地がひろがっているだけですが、
大斎原もおおらかで気持ちのよい場所でした。

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熊野本宮大社から約1時間、奈良県十津川村にある玉置神社も参拝しました。
この神社も簡単に行ける場所ではない、玉置山標高1,000メートルに社殿があります。
写真で見ると、色も剥げ落ちて古びた感じの社殿ですが、
実際に行ってみると、何千年もそこにある山の樹々と社殿が、
同化しているように感じました。
社殿や大木・・・森全体に、優しく包み込まれる、抱かれているような感覚になります。
だんだんと霧が出てきて、マイナスイオンをたっぷりと浴びながら、
心地よく、ゆっくりと歩きまわりました。
熊野本宮大社、玉置神社、どちらも、他では味わえない、やさしい神社でした。
神社は、その土地とつながっているのでしょうね。
なかなか行かれない熊野の地を訪れることができたことに感謝し、
また、今、住んでいる土地にも感謝して、毎日を丁寧に生活していこう、
あらためて誓いました。


思いやりの心、優しい仕事


この夏は、『ポッカレモン100』を愛飲していました。(今も、です)
夏バテ予防に効くと聞いて、
冷たい水とハチミツで割ったり、ホットのハチミツ・レモンにしたり
おいしく飲みました。(今でも、です)
おかげさまで、暑くて長い夏を無事乗り越えました!
いつも大きいサイズの 『ポッカレモン100』 450ml を買っています。
ある日、このビンに点字が付いていることに、気づきました。
冷蔵庫の中にある他のビン類をチェックしてみましたが、
ポッカレモン以外のビンに点字は、ありませんでした。
その点字に触れながら、なんだか、優しい気持ちになりました。
使う人、飲む人を一人ひとり想像しながら、中身だけでなく、ビンも作る。
消費者をひと括りにしないで、一人ひとりの人として考える。
思いやりの、心ある仕事。
私もいろいろなことを想像しながら、思いやりの心で、優しい仕事をしていきたいです。


道半ば


知りたいことがあって、あるコールセンターに電話したときのこと。
手順の説明をしてもらったのですが、理解できずに、
「よく分からなかったので、もう一度教えていただけますか?」
と伝えると、
係りの人は、さっき私が聞いたのと、一言一句、まったく同じ説明をしてくれました。
・・・ う~ん、その説明が分からなかったんですが・・・
マニュアルは、もちろん大事ですが、
相手に伝わるように、臨機応変に、言い方を変えてもいいんじゃないかと思いました。
マニュアルどおりに話すことより、
お客さまが理解できるように伝えることのほうが、優先順位は高いのでは?
と、人のことばかりエラそうに言っっちゃってますが、
私自身、それぞれの人に合った伝え方ができているだろうか?
・・・ ううっ、道半ばです!
・・・ でもっ、可能性は無限!


尊敬する人


先日、電車の中で、大阪のオバチャン達・・・
う~ん、もひとつ上の、大阪のおばあちゃん達が話していました。
おばあちゃん(壱) 「健さんの映画、もうすぐや」
おばあちゃん(弐) 「健さん、81歳やて。 田中好子も出てるんやろ?」
おばあちゃん(参) 「違うわ~。田中・・・ 田中・・・ ・・・」
おばあちゃん(四) 「田中・・・裕子!」
おばあちゃん達の会話には、何度も、「健さん」、「健さん」と出てきました。
どのおばあちゃんも、「健さん」と名前を言うとき、一種の空気が流れます。
優しい空気。
リスペクト(尊敬の念)が漂っているのです。
おばあちゃん達が、こぞって、リスペクトする「健さん」とは、他でもない「高倉健」です。
これほどまでに、同年代、その周辺の年代の方々からリスペクトされている
高倉健の映画に興味がわいてきました。
映画 『あなたへ』 を観に行ってきました。
平日の昼間、劇場は、高齢の方で賑わっていました。
映画館で、こんなにたくさんの高齢者が集まっている場に身を置いたのは初体験です。
女性が多いのかと思っていたら、男性もけっこういらっしゃいました。
これだけの人達を、映画館に向かわせる高倉健、さらに興味津々です。
劇場内を見渡すと、私より若い人は、
おばあちゃんと一緒に観に来た大学生ぐらいの孫らしき女性一人でした。
受付で、映画館のスタンプカードを忘れてきたことをスタッフに伝えると、
「このカードですか?」
とシルバー会員のカードを示されました。
軽くめまい~、軽くショ~ック。
シルバー会員ばかりの受付が続いて、
スタッフが自動的に手にしたカードがシルバーだった、そういうことにしておきます。。。
映画本編は、ひと言で表すと “優しい”映画でした。
俳優・高倉健も、人間・高倉健も、
この映画の主人公のような人なんだろうな、と思いました。
人の心にしまってある部分を少しだけ開き、少しだけ語り、
それを主人公の寡黙さで受け止め、その人が心の澱(おり)を出せ、
状況は変わらなくても、楽になる・・・人生のロードムービーのように感じました。
人の心をひらくのは、
言葉ではなく、この映画の主人公のように、むしろ寡黙さなのかもしれません。
寡黙さが、語りかけてくるもの。
そんな何かがあるような気がしてなりません。
おばあちゃん達が尊敬する人・高倉健。
高倉健のあり方が伝わってくる素敵な映画でした。


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