2020年

今、考える「主体的な行動」とは


コロナ感染の状況が続くなか、
レストランのシェフが、何かできることはないだとうかと
病院で働く医療者にサラダをつくって届ける様子をニュース番組で見ました。

今、誰かのために、自分のできることで貢献する人が増えているように感じています。

皆さん、自らの意志で行動されています。
「主体的」に行動されています。

大辞林で「主体的」を調べると
「自分の意志・判断によって行動するさま」とあります。

主体的な行動は、「自分」が軸ではありますが
主体性を発揮するには、「他者」を抜きにして成立しない
ということを、このサラダを届けるシェフが再認識させてくれました。

相手のことを考えて行動する。
相手のことを思いやって行動する。

主体的な行動とは、「自分」を軸として
「他者への思いやりの心」から出てくるものなのではないでしょうか?

思いやりの心をもって、それぞれの職場や仕事を通じて
社会に貢献していくことが、これから先、とても大事になってくるように思います。

「思いやり」は、「精神性」の表れです。

精神性は、人を成長させ、成長を加速させます。


人のいのちに対する責任


春風に新緑が揺れる爽やかな季節になりました。

非常事態宣言が出されて3週間が経ち
今までに経験したことのないゴールデン・ウィークを迎えました。

各都道府県知事が「いのちを守る行動を」と言っておられます。

「いのちを守る」ということを考えていて、気づいたのは
私は、自分の命はもちろん「(自分以外の)人の命に対する責任がある」ということです。

社会のなかで暮らすということは
人と人との「かかわり」のなかで生きていくということです。

本当は、誰もが人の命にかかわる責任がある。
だから、支えあって暮らしているのではないだろうか?

コロナの状況下、こんなことを考えています。

このこともひとつの視点として
これから先に広がる未来をしっかり見ようと思います。


今年の桜が教えてくれたこと


コロナウイルス感染拡大が、国内だけでなく、世界中に及んでいます。
1か月前は、こんなに広がるとは思ってもいませんでした。

今、想像していなかったことが起きている状況です。
世の中に不安感が広がっているのを感じます。

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数日前から、近所の桜の花が咲き始めました。

咲初めの時期は、毎年少しずつ違います。
しかし、違わないことがあります。

毎年、「咲く」ということです。
毎年毎年、桜は花を咲かせています。

今、コロナの影響で、私たちの生活が、今までと違ってきています。
いつも通りではないことも出てきています。

しかし、私たちの生活をよくよく見てみると
変わっていないこともたくさんあるはずです。

変わっていないことって何でしょう?

変わっていないことをピックアップしてみませんか?

小さな変わっていないことがたくさん見つかると思います。

そうすると、漠然とした不安が少し和らぎます。

「変わっていないこともある」

今年の桜が、私に教えてくれたことです。

↓ 近所の川沿いの昨日の桜です。
今年も変わらず、咲き始めました。


プラスα便り:バックナンバー 2019年6月


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平年よりずいぶん遅い梅雨入りとなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
アルファ リレーションの浜端久美です。

明日と明後日は、G20大阪サミットですね。
大阪市内の主要駅や、各国首脳の宿泊先ホテル周辺の警備が
日に日に厳重になっているのが感じられます。

ホテル勤務時代、APEC(アジア太平洋経済協力)サミットが
大阪で開催されたときのことを思い出します。
今振り返ると、本当に貴重な経験だったと有難く思います。

今回のプラスα便りは、APECのときの体験をお便りします。

それでは、日常にプラスαのエッセンスをお届けします!

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プラスα便り 19号 2019年6月
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~「人をしっかり見る」から始めよう! ~

1995年、APECが大阪で開催されたとき
ホテルのフロントに勤務していました。
(むか~し、むかし、の昔話です笑)

ホテル周辺やホテル内の警備はとても厳重なものでした。
いつもと違う張りつめた空気のなかでの業務です。
私自身、無意識にも緊張していたように思います。

そんな中、ある国の首相がフロント・ロビーを散歩するかのように
ゆっくりと歩く姿を拝見しました。
首相のそのような姿を間近に見られるとは夢にも思っていませんでした。

なんと、その首相が、フロントにいるスタッフの私のほうに近づいてくるではありませんか!
そして、とてもフレンドリーな笑顔で話しかけてくださいました。

本当に驚きました!
首相が話しかけてくれたことにも驚きましたが、
首相は「ひとり一人をしっかり見ている」このことのほうが体感として大きかったです。

しっかり見てくれているって、素直に嬉しいですね。
嬉しい気持ちになると、その人に信頼感が生まれます。
それに、どんな人なのかもっと知りたくなります。

日本の政治家は、フロント・ロビーを足早に横切る姿しか見たことがなかった、というのもありますが、
同じ国に暮らす日本の政治家のほうが、なぜか遠い存在のように感じました(笑)

何よりも、「人を見る」ということを考える大きなきっかけになった体験でした。

その後、他国の首相はどうなんだろう?と気になって
ニュースなど見ていると、当時の米大統領のビル・クリントン氏の
国民の話を聴く姿勢にも感銘を受けました。
クリントン氏は、大勢のなかの一人が話すとき、その場にその人しか存在しないかのように
まっすぐに向き合い、丁寧に耳を傾けていたのです。

首相に限らず、私のまわりの人でも、自分から笑顔で挨拶し、
気さくに話しかけ、相手のことをしっかり受けとめて話を聴く人は、
良い人間関係、信頼関係を築いている人だと実感しています。

「人をしっかり見ている」から、自分から挨拶したり声をかけたり、
相手の話を聴くことができるのです。

裏を返せば、
「人を見ていない」から、挨拶も声かけも、話を聴くこともできないのです。

良い人間関係や信頼関係を築く一発屋的な方法はありません。
まずは、人を見ることからですね。

打ち上げ花火のようなインパクトやわかりやすさは必要ありません。
日々地味に地道に、線香花火をともし続けるだけです。

線香花火で良い人間関係・信頼関係の「扉」はじゅうぶん開くのです!
「人を見る・話しかける・話を聴く」という地味な線香花火が「扉」を開くきっかけになります!

あれっ!? 最後は、前号の続きみたいになってしまいました(笑)

お・し・ま・い ☆

☆☆ ご相談ください☆個人コーチング ☆☆
あなたの未知の「扉」を軽やかに自らの力で開いていきましょう!
あなたオリジナルの線香花火を一緒に楽しく探しませんか?考えませんか?
アルファ リレーション ホームページ  http://www.a-relation.com

案内メールがご不要の場合は、お手数ですが、
ham@a-relation.com までご連絡ください。

夏の夜は、ドカーンと大きな打ち上げ花火が見たいですね!
あっ、線香花火も! どっちやねん~(笑)


いきいきと働くためのコーチング・セミナー【参加者の感想】


先週の土曜日は、今年最初の主催セミナーを開催ました。

今回は、『人が育つ安心・安全な環境づくり』をテーマに
相手も自分も育つ安心して話せる安全なコミュニケーションや人間関係について
ご一緒に考え、気づきを分かち合いました。

安心・安全なコミュニケーション環境づくりのための
さまざまなキー・ワードのなかから、惹かれるワードや気になるワード、
気になるけれどフタを開けるのが怖い?ワードなどを選んでいただき
いろんな視線から対話しました。

今回は、新型コロナウイルスの関係で、少人数での開催となりましたが
じっくりと対話できる時間でした。

以下、参加者の感想をご紹介します。

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①セミナーを通じて、気づいたこと、印象に残ったこと何ですか?
②今日の気づきや学びを、どのように役立てたいと思いますか?
③その他

① 安心・安全な環境づくりをしていく上で、自らの考え方を変えていき、柔軟性を持つことが、いかに大切かを学びました。
相手の良いところを見つける視点を持ち、それを本人や周囲に伝えていくことで環境を変えていけるのだと思いました。
円滑なコミュニケーションがより良い看護に繋がると思うので、実践していきます。
② チームメンバーに良いところを伝え、場を明るくし、活き活きと看護に取り組めるようにしたいです。
一つの考えだけでなく、いろんな視点で物事を考える練習をしていこうと思います。
③ 安心・安全な環境を提供していただき、未来を見据えたポジティブな考えを持つことができました。ありがとうございました。

(K.A様 20代女性・看護師)

① 自分の考えについて思い込みがあったこと。
マイナスのイメージの中で、自分がとらわれていたことに気づきました。
② 今後、先輩やスタッフとの人間関係の構築に役立てていきます。
③ 少人数でたくさん話ができて、色々と学べました。とてもラッキーだと思います。ありがとうございました。

(T.S様 40代女性・看護師)

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次回は、4月25日(土)午後の開催予定です。
詳細が決まり次第、ご案内いたします。


希望が見える


先日は、総合病院での新人看護職の皆さんのコミュニケーション研修を担当しました。

こちらの病院は、新人へのサポート体制が手厚くなされています。

あと数か月で次の新人さんがやって来て、先輩になります。
自ら考え責任を持った行動が求められます。

1年目の終わりは2年目に向けて、
主体的なコミュニケーションがとれるきっかけとなる内容が盛りだくさんの研修です。

仕事は、決して楽なものではありません。
楽ではないけれど、楽しくできます。

自分で考えて判断して行動する。
主体的に仕事をすると、楽しくなってきます。
自分次第です。

看護師・社会人1年目の今、このことを少しでも感じることで
これから歩んでいく社会生活により多くの希望が見えてくると信じています。

自分で考え行動すると、希望が見えてきます。

主体的に行動すると、希望が見えてくるのです。

希望は、人を笑顔にします。
その笑顔は、仕事の楽しさの表れです。

2年目、希望を持って前進しましょう!

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↓ 病院前の公園
子どもが噴水の淵を楽しそうに何周も走り回っていました♪
主体的に行動しているから楽しいのでしょうね♪


備忘について


『備忘』という言葉の意味は、大辞林では

「忘れたときのためにあらかじめ用意しておくこと」

とあります。

忘れることに備える、ということです。
(備忘録と言うように)

ある講演会で、
“人には、忘れる能力が備わっている”
・・・人の能力・機能として、『備忘』という言葉を使っておられました。

この使い方は、とても素敵だと思いました。

若い頃に比べると、高齢になればなるほど、物忘れが多くなってきます。

若い頃には考えられなかった能力が、年齢を重なるごとにパワーアップしていく!
若い頃には発揮しきれていなかった『備忘』の能力を発揮し始めている!

『備忘』の本来の意味ではなくても、こうして前向きにプラスに捉えてみると
少し楽しくなりませんか?

記憶力への執着も少し緩んで、これからの未来が楽しみになります。

少し視点を変えると、未来が変わるきっかけが生まれます! 面白いですね。


冷静に恐れる


新型コロナウイルスの感染が広がっています。

日を追うにつれて、さまざまな情報が入ってきます。

不安だから、不安を解消するために、情報を得て、安心しようとしますが
確たる情報はなかなか得られない状況です。

新型コロナウイルスに対して、冷静に恐れ、対処したくても
この情報過多の時代、情報が交錯し、迷子になりそうです。

今のところ、手洗い、うがい、マスク着用して、
何よりも、十分な睡眠をとって、きちんと食べて、しっかり仕事して、
いつもどおりに生活しようと思います。

過剰過敏に恐れて心が乱れると、身体にも影響しそうです。

いつもどおり、元気よく!笑って!前向きにいきましょう!

能天気と思われるかもしれせんが、至って冷静に恐れての判断です。


どんな仕事も、誰かを応援すること


先日、大阪国際女子マラソンを沿道で応援しました。

数年ごとに無性に応援しに行きたくなります。
お気に入りの応援スポットがあり、今回もその場所で応援してきました。

「がんばれ!!」「ファイト~!」
初めは、小さめの声しか出ません。
だんだん応援の熱が入ってくると、大声を張り上げて、
てのひらが真っ赤になるほど拍手して応援します。

まわりの応援する人たちとの一体感を感じると、
いっそう大きな声援になっていきます。
そんな自分がやめられな~い。止まらな~い。
かっぱえびせん食べていないのに(笑)

応援するってほんとに楽しいですね。

毎回感じるのは、
応援する人がこんなにたくさんいる、ということです。
そのことが何よりも嬉しくてたまりません。
人を応援しようという心を持つ人たちが、世の中にはたくさんいる。
そのことを肌で感じられるのが嬉しくてたまりません。

走者が走り抜ける瞬間、走者との一体感のようなものも感じます。
走者も、見ず知らずの私たちの応援を、走る力に変えているのが感じられます。

私は「どんな仕事も、誰かを応援すること」だと思っています。
人と直接かかわる仕事でなくても、見ず知らずの誰かの何かが良くなることに
どんな仕事も必ずつながっています。

そう考えると、私も多くの人に応援してもらっています。
顔も見たことのない多くの人たちの仕事に支えられています。

今、文章を打っているこのパソコン。
数千、数万の部品で出来ています。
その部品のひとつひとつに、多くの人の仕事が詰まっています。

毎日の食べるご飯(お米)。
自分の手元に来るまで、誰と誰と誰のどんな仕事があったのか?
想像してみると・・・多くの人に支えられて暮らしていることに気づきます。
ありがたくて、ご飯がもっと美味しく感じられます。

身の回りのものも、目に見えないものも、
たくさんの人の仕事から生まれたものに、私たちは支えられています。
そして、あなたも、私も、誰もが誰かを支えています。

支えられ、支える。
応援され、応援する。

こんなふうな見方をすると、世の中が優しい場所になります。

優しい場所にいると、優しい気持ちが溢れてきます。
優しい気持ちで、仕事したくなります。

仕事は、誰かの応援♪
今日も楽しく♪ 軽やかに♪

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
話を大阪国際女子マラソンに戻して…
全走者が通過すると、おじさんが「それじゃ、また来年!」
と別のおじさんに声をかけて、笑顔で去って行きました。
毎年ここでだけ会う人たちなのでしょうか?
こういう出会いも素敵だなと思います。
このおじさんたちの仕事にも私は支えられていると思うと
どの人も他人とは思えないのです(笑)

↓ 往路・先頭集団 がんばれ!!

↓ 復路・先頭の3人 がんばって!!


主催セミナーのご案内:いきいきと働くためのコーチング・セミナー


2月29日(土)の午後、コーチング・セミナーを開催します。

2020年を充実した1年にしたい方、ぜひご参加ください!

2020 笑顔で楽しい毎日がいちばん!
◆◆◆ いきいきと働くためのコーチング・セミナー ◆◆◆
2020年が始まりました!
いきいきとした笑顔をひとつでも多く増やしていきたい♪
ポジティブ・バッテリー充電100%です!
今年は2ヶ月に1回、毎回テーマを変えて主催セミナーを開催します。

今回のテーマは『人が育つ安心・安全な環境づくり』です。

安心して何でも話せる環境のなかで、人はよく育ちます。成長します。
のびのびいきいき主体的に動きます。
そんな人のまわりには笑顔と活気が広がり良い循環が生まれます。

このセミナーでは参加者全員での対話を通して
実際に“安心して話せる安全な場”を体験していただきます。

この体験とあなたの今までの経験が結びついて得られる気づきが、
あなたやまわりの人たちがいきいきと働くきっかけになります。楽しみですね♪

◎ 伸びる人が育つ環境づくりや人が育つコミュニケーションに興味のある方
◎ 相手も自分も気持ちよく意見を交わせる活気ある場をつくりたい方
◎ 人の成長を支援する方
◎ 楽しく仕事したい方
ぜひお誘いあわせのうえご参加ください。

毎回、難しくなくて楽しいと定評いただいていますので、お気楽にお越しください。
「お気楽」がどうしても無理な方は、「思いきって」お越しください。

毎日がんばっているあなた!お待ちしております!

日 時  2020年2月29日(土) 13:30~16:30(13:15開場)
参加費   5,500円(税込)
参加人数  15名様 ※開催日の2日前まで申し込み受付
会 場   エル大阪(大阪府立勤労センター) 会議室(7階707号室)
京阪・大阪メトロ谷町線「天満橋駅」より西へ300m  大阪市中央区北浜東3-14
お申し込み セミナー予約フォームからお申込みください
※後ほど、メールにて参加費のお振込先をご連絡いたします
※お振込みをもってお申込完了とさせていただきます


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