2024年8月
犬と人間のコミュニケーション
私は動物が好きです。
なかでも犬が大好きです。
「犬の言っていることがわかる気がする」
私はこう思っていました。
このことをAさんに話すと
Aさん 「犬が人間を理解してるんや」
私 「???」
理解できていない私に、Aさんは
「人間が犬の言っていることわかるんちゃうで。
犬が人間の言っていることをわかってるんやで。
犬は人間の動作とか言葉を理解しようと、全身でジーッと観察してる。
人間が何をしてほしいのか、何を言ってるのか、犬は雰囲気から察する」
Aさんのとらえ方を聞いて目が覚めた気がしました。
私が犬のことを理解しているのではなくて、犬が私をわかろうとしてくれている。
歩み寄ってくれているからこそ、わかった気になっていたのだと気づきました。
両親も実家で飼っていた犬のことをよくこう言っていました。
「この子は言ってることちゃんとわかってるで。賢いよ」
Aさんの「犬が人間を理解している」
明らかに犬のほうが私たちを理解しようと努力してくれています。
犬が全身で理解しようと私たちを観察してくれている。
犬の人間に対する理解しよう度のほうが、私の犬に対するものより断然高いです。
私が大阪の天保山だとすると、犬は富士山くらいの高低差を感じてクラクラします。
犬のほうが大半をがんばってくれているわけです。
犬のほうがコミュニケーションを取って、お互いが理解しあえるようにかかわってくれます。
「犬が人間を理解している」の代表格、デコピンと大谷選手の始球式は素敵でしたね。
人と人でも同じことが言えるのではないでしょうか。
自分のことを理解してくれていると感じる相手は
理解しようとよく見てくれている。
理解しようとよく聴いてくれている。
理解しようと言葉をかけてくれている。
そのことに気づいていないだけかもしれません。
良好な関係、信頼関係を築くヒントを犬は与えてくれています。
すれ違う人
ゆっくりと進む台風。
台風も様々な影響を受けて変化する自然現象だと今回実感しました。
人も台風と同じようなところがあると感じます。
話は変わって、ある日の出来事です。
横断歩道で前を歩く人に目が行きました。
とても個性的な髪型と服装をしていたからです。
その数時間後、T駅のコンコースで、またその個性的な人を見かけました。
電車で移動中今度は、K駅のホームでまたもやその人に遭遇しました。
1日に3回も、しかも数時間のうちに
同じ人を別の場所で見かけたのは初めてかもしれません。
この人は個性的な髪型と服装だったので、すぐに気づいたのだと思いますが
実は今までも、1日に何度となくすれ違っている人がいたかもしれないと
想像すると、人とすれ違うのもこれから楽しみになります。