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2006年11月13日

『こころの疲れに効くお薬(はなし)』というテーマで、湖南病院院長の木田孝太郎さんのお話を聞きました。
なかでも興味深かったお話は、「燃えつき症候群」についてでした。

「燃えつき症候群」になりやすい職場環境があるそうです。
・成果が期待通りにあがらない
・上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいっていない
・責任や仕事量の多さなどで心身ともにストレスが強い、等だそうです。

こういう職場環境で働いている人は多いのではないでしょうか。

そして、コーチングで、頻繁に取り上げられるテーマでもあります。
コーチングでは、表現が少し違うだけです。
・成果を上げる
・上司や同僚とのコミュニケーションの改善
・ストレスを減らす

「燃えつき症候群」の予防・解消法の例として、
・ストレスの原因を確かめ、自分の疲れに気づく
・問題解決能力、技術を身につける
・教育の機会に積極的に参加したり、異業種の人や考え方の違う人たちと交流する 等

予防法も、コーチングを活用できると思います。
もちろん、コーチングがすべてではありませんが、ひとつの方法だと思います。

予防法の「問題解決能力をつける」ためには、「仕事の優先順位の判断力や目標設定能力を養う」ことが大切とのこと。
そして「次善の策もあるということがかわっている」ことが大切なのだそうです。

最善だけが解決策でなく、次善も解決策。
解決策はひとつではない、ということがわかっている。

「次善の策」は、木田さんがお話されていた「ゆとり」を生み出すのだと思いました。

『強さは、しなやかさのこと』という木田さんのメッセージがとても印象に残っています。
「ゆとり」が生み出すものが「強さ」であり、「しなやかさ」なのだと感じました。


コーチングでも、「しなやかさ」を大切にしたいです。

written by hamabata

2006年11月11日

すこし前、NHK教育テレビで『7年ごとの成長記録・49歳になりました』というドキュメンタリー番組の
再放送を観ました。
シリーズで、ほかにも『21歳になりました』の日本、旧ソ連、アメリカ編とあったようです。

イギリスのパブリック・スクールの男女生徒数名の7歳の時からはじまり、
14歳、21歳、28歳、35歳、42歳、49歳と7年ごとに取材し、その成長を記録した番組です。

49歳の今に焦点を当て、子供時代からの映像で、それぞれの人生を振り返ります。

人は、自ら進んで自分の過去を振り返ることはしません。
7年ごとに、自らの人生を振り返る姿に、辛さを感じている人や、今までの人生をかみ締めるように
振り返る人、それぞれの人生の重みを感じました。

興味深かったのは、全員に同じ質問、7年ごとに同じ質問をしていることです。
同じ質問をしても、全員違う答えです。
7年ごとに同じ質問をしても、全員毎回違う答えです。
人は、変わってゆきます。
“変化”が“成長”なのだと思いました。

この世界に、同じ人生を歩む人なんて、ひとりもいないのです。
誰かを真似たり、誰かを羨んだり、誰かのせいにしてみたり、人生そんなものじゃないのです。

この番組のように、みなさん自身も、人生を何年かごとに振り返ってみてはいかがでしょう。

きっと気づくはずです。
自分の人生は、自分だけのものと。
人生を丁寧に振り返ることは、未来につながると。

みなさんが、日々接するお客さまも、それぞれの人生を歩んでいます。
みなさんとお客さまとの出会いは、それぞれの人生の一瞬一瞬です。
お互いにとって、大切な人生の瞬間です。

みなさん自身の、人とのかかわりも振り返ってみてはいかがでしょう。

きっと気づくはずです。
明日からはじまる未来、かかわり方が変わると。

written by hamabata

2006年11月08日

先日、銀行でのこと。
手続きが終わると、担当の女性が、「お好きなものをひとつ選んでください」と4種類の粗品を、
受付窓口の机に並べてくれました。

私の頭の中では、こんな会話をしていました。
「どれもほしくないのだけれど、“いらない”と言うのも申し訳ないような気がする・・・。
かといって、どれもいらない・・・。どうしよう・・・」

その間も、担当の女性は、丁寧に粗品の説明をしてくれるのです。
「これには、銀行の名前は入っていません」
「これは、小さく銀行名が入っています」  など。

私の結論は、どれもいらないけれど、とりあえず、ひとつもらう、に決まりました。

私      「それじゃ、これにします」
担当女性  「それじゃ、これもどうぞ」

彼女は、もうひとつ粗品をつけてくれました。合計2個。

彼女は、私がほしいものがいくつかあって選ぶのを迷っている、と思ったのでしょう。
私は、どれもほしくないけれど、「いらない」というか「ひとつ選ぶ」かで迷っていたのですが。

自分の気持ちを言葉にして言わないと、相手には伝わらない。
相手は、私の表面に現れている行動“迷っている”から感じ取って、良かれと思って行動する。

言葉にしなくても相手はわかってくれるだろう。
私がこう思っているのだから、相手もこう思っているだろう。

よくありがちなパターンです。
ここに、相手と自分の間に、ギャップが生じます。

相手に伝えたいことは、言わないと伝わらない。
相手の考えを聞きたいときは、質問しないと聞き取れない。

私たちの日常に、大切なことが埋もれてしまわないように。

written by hamabata