相手と自分の違いに焦点が当たる  ~看護師コーチング研修 1 


Aさんはどんな人か? 
Aさんの人となりをBさんが他の人に伝える。
「私と違って、Aさんの○○○なところがいいなと思います」
多くの人が、“私と違って”という表現をします。
この表現が、ふだん人の話を聞くとき、何に焦点が当たっているかを象徴しています。
私たちは、ふだん相手の話を聞いているときも、自分自身に焦点が当たっているのです。
表面上は人の話を聞いているようで、実は自分自身と会話しています。
「私とは違うな」
「私だったらこうするのに」
相手と自分の違いに意識が集中しがちです。
コーチングでの傾聴は、相手に意識を集中して聴きます。
まずは、自分の意識がどこに向いているのかを意識してみることから始めましょう。

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