「よけて通る」は「逃避」とは違う


「よけて通る」は「逃避」とは違うのだぁ~!
(バカボンのパパ風に、はい!どうぞ!笑)

個人コーチングのとき、その人(クライアントさん)をよく聴きます。

その人をよく聴いていると、何かしらキャッチするものがあります。

キャッチするものは、そのときどきで違ってきます。

そんなキャッチするもののひとつに「かわす」があります。

その人が「かわしている」「かわしたい」何かがあるのをキャッチすることがあります。
(コーチは、何かがあるのをキャッチしたことを相手に伝えます。
「○○ですね」と決めつけることはしません。その何かは、その人のものだからです)

「かわす」は、大きく二つに分けられます。

それは、「逃避(避ける)」と「よけて通る」です。

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誰しも直面したくないことを避けようとします。

目標に向かって前進しようするとき
その前進を妨げるのが「逃避(避ける)」です。

逃避の源は「恐れ」です。
恐れから「避ける」のです。

これが「かわす」の一つ目。

もうひとつの「かわす」は、「よけて通る」です。

それでは、「よけて通る」の源は何でしょう?
何が基盤となっているのでしょう?

それは「選択」です。

自らの選択が源です。

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恐れからの「逃避(避ける)」なのか?
自らの選択で「よけて通る」のか?

コーチングでは、その曖昧になっている領域を
明確にする働きかけをすることがあります。

その人の行動の源に、その人自身が気づき明確になると
そこに新たな道がひらけます。

また「よけて通る」は、自分で選択しているという
根っこがしっかり張られるので、ブレにくくなります。(※文末を参照)

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守秘義務があるので、私の日常を例に挙げてみます。

私がいつも「かわす」のは、「人の噂話をしてくる人」です。

「そうなんだ~」と言うだけで、かわします。

この「かわす」は、私のなかでは「よけて通る」です。

「よけて通る」を自分で選びます。

私が噂話に乗ってこないとなると
相手もそれ以後、私に噂話をしてくることが減ってきて、
気づけば、私には噂話をしてこなくなります。
もちろん他の話はします。

気分を害したり、人間関係にマイナスの影響を与えるような
状況や人は、よけて通ります。

なんにでも首を突っ込む必要あるでしょうか?

他人の吐き出したもののゴミ箱になりたいですか?
(ちょっと言い過ぎでしょうか??)

私は噂話の輪には近づかないで、その脇をス~ッとよけて通ります。

それは、恐れからの「逃避(避ける)」ではありません。
噂話をする人を恐れる理由はないからです。
「噂話に乗ってこない人、話しにくい人」と噂されるのを恐れる必要はないと思っています。

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私たちの行動(ここでは「かわす」)は、
考え方(「よけて通る」のか「避ける」のか)が反映されます。

「今、私、よけて通った?それとも、避けた?」
自分に問いかけてみませんか?

くれぐれも自分を問い詰めないように!
ゲーム感覚で軽やかに楽しんで問いかけてくださいね。
春の陽気のように~。

はい!それでは最後にもう一声!バカボンパパ風にどうぞ♪
「よけて通る」は「逃避」とは違うのだぁ~!
(天才バカボンをご存じでない方、すみません~)

今日も楽しくいきましょう!

※コーチングでは、根っこをしっかり張って、ブレなくなることを
『強固なパーソナル・ファウンデーション(自己基盤)』と言います。
パーソナル・ファウンデーションをまず強化すれば、目標達成がもっと簡単になります。

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