この問題は誰の問題?


仕事関連の本のなかの一文が目に留まりました。

『私は他人の問題を深く心配したとしても
それに巻き込まれない』

私たちは、他人の問題に口を出したり
深入りしたり、解決しようとしたり、
何の気なく、悪気なくしてしまいがちです。

ズバリ言うと、余計なことをします(笑)
それに、自ら巻き込まれにいくこともあります。
あぁ、ややこしい、ややこしい~。

その人の問題は、その人のものです。
その人が何とかすることです。
もしかすると、何とかする必要のないことかもしれません。

巻き込まれないために、自ら巻き込まれに行かないためにも
「この問題は、誰の問題?」と自分に問いかけましょう。

自分の問題でなければ、その人の問題です。
ひとつ、スッキリしますね。

その人の領域(問題)に立ち入らなくても
その人のためにできることは他にあります。
たとえば、
・話を聞く
・受けとめる
・相手の気持ちに寄り添い、共感する

他にもそのときどきで、自然と思いつくはずです。

解決してあげよう、相手の役に立とうとしなくても、
相手の役に立っていることもあります。
問題解決のきっかけになることもあります。

『私は他人の問題を深く心配したとしても
それに巻き込まれない』

この考え方には
他者への敬意と優しさが込められているように感じます。

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