犬と人間のコミュニケーション
私は動物が好きです。
なかでも犬が大好きです。
「犬の言っていることがわかる気がする」
私はこう思っていました。
このことをAさんに話すと
Aさん 「犬が人間を理解してるんや」
私 「???」
理解できていない私に、Aさんは
「人間が犬の言っていることわかるんちゃうで。
犬が人間の言っていることをわかってるんやで。
犬は人間の動作とか言葉を理解しようと、全身でジーッと観察してる。
人間が何をしてほしいのか、何を言ってるのか、犬は雰囲気から察する」
Aさんのとらえ方を聞いて目が覚めた気がしました。
私が犬のことを理解しているのではなくて、犬が私をわかろうとしてくれている。
歩み寄ってくれているからこそ、わかった気になっていたのだと気づきました。
両親も実家で飼っていた犬のことをよくこう言っていました。
「この子は言ってることちゃんとわかってるで。賢いよ」
Aさんの「犬が人間を理解している」
明らかに犬のほうが私たちを理解しようと努力してくれています。
犬が全身で理解しようと私たちを観察してくれている。
犬の人間に対する理解しよう度のほうが、私の犬に対するものより断然高いです。
私が大阪の天保山だとすると、犬は富士山くらいの高低差を感じてクラクラします。
犬のほうが大半をがんばってくれているわけです。
犬のほうがコミュニケーションを取って、お互いが理解しあえるようにかかわってくれます。
「犬が人間を理解している」の代表格、デコピンと大谷選手の始球式は素敵でしたね。
人と人でも同じことが言えるのではないでしょうか。
自分のことを理解してくれていると感じる相手は
理解しようとよく見てくれている。
理解しようとよく聴いてくれている。
理解しようと言葉をかけてくれている。
そのことに気づいていないだけかもしれません。
良好な関係、信頼関係を築くヒントを犬は与えてくれています。
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