学びコラム

【セミナー参加者の感想】伝わる力を育てるコミュニケーション


6月はオンラインセミナー
『伝わる力を育てるコミュニケーション』を開催しました。

全員でお話を聞き合い、共有しながら
「伝わる力」について考える時間となりました。

「伝わる」ということの土台は何か?
お伝えする機会をこれからもつくっていきたいです。

参加の皆さまの感想をご紹介します。
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☆参加者も含め、全員で共有できてとても良かった。
堅苦しい感じではなく、悩みなども話せて気持ちが軽くなりました。充実感を感じました。
今日はありがとうございました。

☆看護師としての経験年数を重ね、今まで自分が何となくしてきた言動が意味のあったものであったと気づかせてもらえました。自信にもつながりました。
今回学んだことをスタッフにも伝えていきたいです。コミュニケーションが円滑に行え、働きやすい職場作りを目指していきます!
また、セミナーに参加させていただきたいと思っています。よろしくお願いします。

☆相手に伝わるためのコミュニケーションの手順、相手との関係性のつくりかたなど具体的なことが分かった。

☆他人を理解したつもりにならないように気をつけようと思いました

☆日常的にどんな情報を送っているか?普段からポジティブなコミュニケーションをとり、良い関係性を築けるか?順番としても、関係性をつくるところからスタートすることなど、「関係性」という言葉が印象に残りました。

☆コミュニケーションには事前準備が必要だと言うことや、他者のコミュニケーションスタイルを実際知ることができて、コミュニケーションはうまくいかなくて当然で、どちらが悪いとかではなくお互い配慮あってこそうまくいくのかなと考えることができました。
自身のコミュニケーションスタイルを改めて見つめるきっかけになりました。意図したことが伝わらなくても、受け取る側次第なところもあり、次のアプローチを考えると良いと聞き、気持ちも少し楽になりました。

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ご参加ありがとうございました!


両方を受けとめる


美容師さんとの雑談のなかで、興味深い話を聞きました。

ロングヘアの人が、ショートヘアにしてほしいと希望を伝えます。

美容師さんの話では
「ショートにすると決めて来ても、まだ迷ってる」人もいるそうです。

そういうときはどうするんですか?と尋ねると
「ちょっと迷ってるなと思ったら、まずは待って、少しずつ切る」
のだそうです。
いきなりバサッと短く切らないそうです。

「言っていること」と「表情や態度、その人全体」の両方を受けとめて
カットしていく美容師さんの姿が目に浮かびます。

「両方を受けとめる」
とても大事だと思いました。

たまに「言っていることとやっていることが違うやん!」
と相手の言動を批判的に見てしまうことはありませんか?

そんなとき、美容師さんのように
「言っていること」と「やっていること」の両方を受けとめて
自分のかかわりを考えるのもひとつだと思います。

相手に迷いがあって言動が一致していないのなら
「迷う」を「考える」になるようにかかわります。

かかわりのポイントは
「相手をよく見て、相手の未来を見る」ことです!

「よく見る」には、「両方を受けとめる」も含まれます。


何かが起きる場所


急に暑くなったり、気温差のある日が続いています。

季節の変わり目は、体調や心理面でも影響を受けやすいときです。

個人的には、台風のような超低気圧が近づいてくると
体がだるくなります。
台風の通過中や過ぎ去ると、あのしんどさは何だったの?
と思うほど、何事もなかったかのように元に戻ります。

実は、台風で体がだるくなるこの体感覚は、役立っています。

感情や思考にも応用できるからです。

嬉しいや楽しいなどポジティブな感情は野放しにしていますが、
嫌な感情やネガティブな考えが湧いてきたときに、こう自分に説明します。

嫌な感情は一時(いっとき)のこと、
台風のときのだるさと同じように通過していくからね。

嫌な感情も「いらっしゃい!」と迎え入れましょう。
こんな気持ち嫌だなと毛嫌いしても、思いがけない訪問者はやって来ます。
それだったら、最初からどうぞ、どうぞと招き入れて、
もてなして、気持ちよく旅立ってもらいましょう。

自分というのは、何かが起きる場所なんだぐらいに思っていると
気楽でいられると思いますよ!


オンラインセミナー【伝わる力を育てるコミュニケーション】


6月開催のセミナーのご案内です。

~ よりよい人間関係を築くための ~
伝わる力を育てるコミュニケーション

伝えたつもりが伝わっていなかった!!
こちらの意図と違う伝わり方をしている。
きちんと伝わったのかどうか分からない…。

相手に適切に伝わることで、仕事の質や効率が上がり、
互いに仕事のしやすい距離感やチームワークが生まれます。

考え方や価値観、受けてきた教育、経験などの多様性を尊重した
相手に伝わるコミュニケーションについて一緒に考えましょう。

初対面でも話しやすい安心感のある場で、和やかに対話・交流しながら進めます。

こんな方におすすめです
●言いたいことや気持ちをうまく伝えたい
●教育や指導に活かしたい
●伝え方の選択肢を広げたい
●他者と自分の「受け取り方」にも興味がある
●言いづらいことも伝えられる関係を築きたい
●他の参加者の話も聞きたい

気楽にご参加ください。思いきってのご参加も大歓迎です!

<セミナー内容>
☆ 「伝える」と「伝わる」
☆ 「伝え方」と「受け取り方」の関係
☆ 受け取る・伝わる「前提」をつくる
☆ 伝え方のポイント など

<日 時>
2023年6月24日(土)14:00~16:00
<会 場> オンライン開催(Zoom使用)
※カメラとマイクをオンにしてご参加ください
※つながるかどうかや操作がご不安な方は、当日または数日前に試行もできます。試行のご希望日時もお気軽にお申し付けください。

<定員> 15名様

<参加費> 3,500円(税込)

<お申込み> セミナー予約フォームからお申込みください

※開催日の2日前(6月22日)までにお申し込みください

☆セミナーのチラシPDFはコチラをご覧ください


セミナー:若い世代とのコミュニケーションと対応【参加者の感想】


職場に新しい仲間を迎える4月は
『若い世代とのコミュニケーションと対応』セミナーを開催しました。

看護職、医療ソーシャルワーカー、看護教員、会社員の方々に
ご参加いただいて、全員での対話も交えながら、若い世代の人たちとの
かかわりの可能性を考える時間になりました。

まさに”若い世代の方”の方も参加してくださって、とても嬉しかったです。

参加の皆さまのお声をご紹介します。
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☆今まで疑問に思っていたことや、新人さんとの関わり方で悩んでいたことに対して解決のヒントが見つかった。
若い世代が育ってきた環境を今回のセミナーで勉強できたことで、今まで理解できなかった新人さんの考え方や態度を少し理解できたと思います。今後は育てる視点を養っていけるようにしていきたいです。そして自分から積極的に新人さんとコミュニケーションを取っていきたいと思います。ありがとうございました

☆浜端さんのお話や、参加者の皆さんのお話をきき、自分の新人さんとの関わりを振り返る事ができた。
挑戦しやすい環境作りについて印象に残りました。私も知識が浅いのに新しい事に挑戦するなんて、、と思うところが今でもあります。なので、自ら挑戦する姿を後輩に見てもらい、その後に続いていきたいと思ってもらえる様な先輩になっていけたらと感じました

☆若い世代とのコミュニケーションや関わり方、考え方の視点が広がりました。
対応と関わり方としては小さなことでもまずは褒めて育てる、否定しないで受け止める、根気強くかかわっていく、雑談を交えることからコミュニケーション取ることで言いやすい環境やチャレンジできる環境づくりの大切さも学べました。

☆古い考えや自分の経験で、若い世代の指導をするのはナンセンスだと思っていたので、とても勉強になりました。
院外の方達と会話しながら、参加者全員で勉強する機会が少なくなっていたので、良かったです。有意義な休日の時間を過ごすことができました。

☆若者をもっと知らなくては!と気づかせてくれた

☆Z世代と言われる若者のコミュニケーションに対する考え方の一端を知ることができた。
自分が社会と関わりを持つうえで教わってきた考え方を変えないといけない時代になってきたなと思いました。またこの世代は自己肯定感が低いとのこと、上司という立場でどのように指導していけばいいのかヒントをいただけました。
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ご参加ありがとうございました。


待ってみませんか


「相手によく考えてもらいたいとき、何をしますか?」

たいていは、考えてもらうために何かしら質問すると思います。

質問して何も返答がないとき、どうしますか?

……そういうときは、待ってみませんか?

黙って待ってみませんか。

沈黙に慣れていないと、すぐに何か話して間を埋めたくなります。
そこを少し我慢します。

この沈黙の待つ時間に、
相手に気づきや成長が起こることがあるからです。

こちらが待つ時間は、相手が主体的に考える時間です。

待てないと、何が起きるのか?

相手が受け身に転じます。

待たないことを選ぶことで
「相手によく考えてもらう」という本来の目的から
遠ざってしまうこともあります。

また、待つことは、相手にとって安心な場になります。
待ってくれるという安心感があると、相手はよく考えられます。

ときには、待つことが、相手の成長につながります!


重いコートぬいで出かけませんか?


子どもの頃、よく歌ったキャンディーズの『春一番』に
こんな一節があります。

ーーーーーー
泣いてばかりいたって幸せは来ないから
重いコートぬいで出かけませんか
もうすぐ春ですね
恋をしてみませんか
ーーーーーー

「重いコートぬいで出かけませんか」

この部分が気に入っています。

特に春は、人事異動や転職など変化の時期です。

変化のときを迎えている人には
「今までのコートをぬいで、次に進もうとしているのだな。がんばって!」
とエールを送りたくなります。

季節に関係なく、そして、コートでもなく、
心に付けていた固い鎧(よろい)を外して、進もうとする人もいます。
そんな人にもエールを送りたくなります。

私たちは、寒さから身を守るためにコートを着るように、
いろんなことから身を守るために自分を覆います。

必要なときに身に付ければよいはずが、常に着込んで着込んで、
いつのまにかだんだんと動きにくくなっていきます。
予防対策の行き過ぎですね。

そうなると、動きたいのに動けない。

動けないときは、
「源は自分」と声に出して言ってみてください。

間違っても「源頼朝は自分」と言わないように。
明後日の方向に行ってしまいます。

「源は自分」

自分の中心に力強い何かがあるのがわかります。

すると、重くて厚ぼったいコートに気づけたり、
動きにくい鎧甲冑に気づいて「どこの戦国武将やんね!」
と軽快にツッコミを入れて、
いらないもの、背負っていたものが
剥がれ落ちて身軽になる可能性が生まれます。

重いコートぬいで出かけませんか?
もうすぐ春ですね!


オンラインセミナー【若い世代とのコミュニケーションと対応】


2023年4月のオンラインセミナーのご案内です。

~ よりよい人間関係を築くための ~
若い世代とのコミュニケーションと対応

職場に新しい仲間を迎える季節がやって来ます。
伸びしろいっぱいの若い人たちが持つ力を十分に発揮するための
基盤となるのが、迎える側・かかわる人との関係性です。

彼らの成長を促進する良好な関係を築くために
育ってきた社会背景や特性への理解を深め、どのようなかかわりが適切なのか、
どのようにコミュニケーションをとることが望ましいのかを考え
お互いの可能性を見出しましょう。

こんな方におすすめです
✦若い世代が伸びやすい・成長しやすいコミュニケーション環境をつくりたい 
✦理解を深めて心の余裕をもって新人にかかわりたい 
✦教育・指導のヒントを得たい
✦かかわりの可能性を広げたい 

気楽にご参加ください。思いきってのご参加も大歓迎です!

<セミナー内容>
☆ 社会とコミュニケーションの変化
☆ 若い世代の傾向と特性
☆ コミュニケーションに対する意識の違い
☆ 対応とかかわり方
☆ 人とよりよい関係を築くために持ちたい視点・伸ばしたい能力  

<日 時>
2023年4月22日(土)14:00~16:00
<会 場> オンライン開催(Zoom使用)

※つながるかどうかや操作がご不安な方は、当日または数日前に試行もできます。試行のご希望日時もお気軽にお申し付けください。

<定員> 25名様

<参加費> 3,500円(税込)

<お申込み> セミナー予約フォームからお申込みください

※セミナー予約フォームから、各開催日の2日前までにお申し込みください

☆セミナーのチラシPDFはコチラをご覧ください


理解するために ことばを使え


詩人・長田弘さんの詩集『死者の贈り物』のなかの
「サルビアを焚く」にこのような一節があります。
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ことばは感情の道具とはちがう。
悲しいということばは
悲しみを表現しうるだろうか?

理解されるために ことばを使うな。
理解するために ことばを使え。
____________________________

人の話を聴く仕事をしている私には
特に後半の2行が、心に響いて強く強く刺さります。

長田さんのこの言葉を
人の話を聴くうえでの指針のひとつとしています。

私たちは、言葉は「理解」のためにあると
理解しています。

また、言葉は「相互理解」のためにあると
理解しています。

しかし、相互理解の「相互」の優先順位をよくよく見てみると
仕事や家庭での日常の会話では
「わたしを理解してもらう」が先で、「相手を理解する」が後に
なっていることが多いのではないでしょうか?

相手を理解しようと言葉を使うよりも
自分を理解してもらうことを優先して言葉を使いがちです。

お互いの理解を深めるために言葉を使うならば、
順番を変えるのが大事です。

まずは、相手を理解するために言葉を使う。
(ここを重ねるのがポイントです)
そして、相手を理解したうえで、理解されるために言葉を使う。
この順番だと、理解されるために使う言葉自体が変わります。

順番を入れ替えるだけで、他者理解・相互理解がさらに進み深まります。

今から「理解するために言葉を使う」を意識してみませんか?

そのためのヒントをひとつ。

相手に「好奇心」をもって!


相手の考えを引き出すコミュニケーション・セミナー【参加者の感想】


1月は【相手の考えを引き出すコミュニケーション】をテーマに
主催セミナーをオンラインにて実施しました。

相手によく考えてもらうには、かかわる側が何を見て、どこを見て
コミュニケーションをとるかが重要になってきます。

その視点を育てていくきっかけにしてほしい、と今回企画し開催しました。

参加者の感想(掲載OKの方々)をご紹介します。

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<セミナーを通じて、気づいたこと、得たものは何ですか>
☆考えを引き出そうとしなくてよいと教えて頂き、肩の力を抜くができました。
 考え方を変えることができました。自分の目的・目標を意識していないことに
 気づけた
☆事柄ではなく相手に視点を合わせること。目的を常に意識することの重要性
☆相手のことを考え、未来を常に意識して話すことが大切であること
☆今の職場に望むことを再認識できました

<今日の気づきや学びをどのように活かそうと思いますか>
☆自分の見ている視点がまず何のためにそう考えるのか、その視点で捉えて
 未来を見ながら行動していこうと思います。
 今から日常生活でも意識をしていこうと思います
☆職場のメンバーとのコミュニケーションだけでなく、普段からの人間関係にも
 活かして行きたいと思います
☆1~2か月毎にスタッフと話し合う場を設けているので、今回の学びを実際に
 実施していこうと思います
☆若いスタッフにはもちろん、数少ない先輩方にも(笑)接触していこうと思います

<その他、感想やご要望など、ご自由に>
☆今回、実際に悩んでいたことを話すことで自分の考えを整理し、今後、行動に
 移す意識ができました。これからも自分のコミュニケーション力をあげていける
 ようにスキルアップしていこうと思います。
☆浜端さんのセミナーを受けると、心が軽くなります。
 そして、他の参加者の方の意見を聞くことでも新しい気づきをすることが
 出来ました。ありがとうございました
☆話すというか「言葉で表す」ことが、スタッフ間で日常的になったらいいなー、
 と思います

☆自分に何が足りなかったのかに気づくことができました
☆セミナーを受けることで自分の気づけないことに気づくことが出来た
☆実際に困っていることをお互いで話すことで自分以外の困っていることも聞く
 ことができ、自分自身の場合はどうかと考えることができました
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ご参加ありがとうございました!


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