学びコラム

コーチング 『聴き方セミナー』 開催します


少し先のご案内です。
来年3月27日(土)に、大阪市内にて1day公開セミナーを開催します。
コーチングを知らない方、
コーチングとはどんなものか触れてみたい方を対象に開催します。
内容は、コーチング・スキルの『傾聴』です。
興味のある方は、
2010年3月27日(土)のスケジュールをぜひ空けておいてください。
詳細が決まり次第、ホームページ上でお知らせします。


会社が嫌いになったら読む本


『 会社が嫌いになったら読む本(日経プレミアシリーズ) 』
200名以上の転身者へのインタビューをもとに、
働き方や働く意味を見つめなおすヒントになる本です。
著者の楠木新さんとは、5,6年前、ある市民団体の事務所でお会いし、
その後、転身者の一人として、私もインタビューを受けました。
朝日新聞beでの楠木さんの連載でも採り上げていただくなど、
たいへんお世話になっています。⇒ 朝日新聞be 2007年11月3日
この本の中では、インタビュー時の私の発言も紹介されていました。
私の発言が出てきた時は、正直驚きました。
驚いたのも束の間、嬉しい気持ちでいっぱいに♪
タイトルは、ネガティブな印象も多少受けますが、
多くの転身者の体験談を軸にし、楠木さんの分析・分類を通して、
自分自身の人生をじっくりと落ち着いて振り返ることで、
この先の人生を前向きに歩んでいくためのエッセンスに溢れています。
そして、楠木さんの心のやさしさと温かさが伝わってきます。
サラリーマン以外の人にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。


母校でコーチング2


早速、生徒さんたちの感想を届けてくださいました。
感想を読んで、私が感じたことなど書いています。
よろしければ、覗いてみてください。
 ↓  ↓
さいだねブログ


母校でコーチング


先日、母校の中学校を訪れました。
『先輩の話を聞く会』で中学3年生にお話させていただくことに。
当初は10分ほど話す予定でしたが、
学校側の計らいで50分いただき、コーチングを交えながら、
将来に希望を持ってもらえるよう、私なりに話しました。
どこの中学でもなく、自分の卒業した中学校で後輩の子どもたちに、
コーチングができるなんて、こんな幸せなことはありません。
自分が中学生の時、想像すらしたこともありませんでした。
当時の私は、コーチングを仕事にするなんて思ってもみませんでした。
というより、当時はこんな仕事はなかったわけですから。
こんな有難い機会に恵まれ、ほんとうに嬉しく思っています。
いろいろ考えた末、学校の先生だったらしないであろう内容に
思い切ってチャレンジしました。
コーチングの考え方をベースに置いて、
オリジナルのイメージワークを行いました。
私のヴィジョンでもあるテーマが、イメージワークという形で創出されるとは、
思ってもいなかったのですが、自然に溢れ出てきたのです。
子どもたちも50分という短い時間の中で、それぞれに表現してくれました。
子どもたちの秘めた才能のたね(さいだね)にワクワクしました。
子どもたちの未来の可能性にそっと触れた感触が今も残っています。
私の目に映る子供たちは、
さいだね(才能の種)で満ち溢れ、希望の光のごとく輝いていました。
後輩のみんな、すてきな時間をありがとう!
そして、もうひとつ嬉しかったのは、
他校で教師をしている友人(同じ中学校の同級生)も見学に来てくれたことです。
彼女に見守られながら、
母校の子どもたちと豊かで楽しい時間を過ごすことができるなんて、
とことん私は幸せものです。


世界は分けてもわからない


分子生物学者の福岡伸一氏の著書を続けて2冊読みました。
世界は分けてもわからない (講談社現代新書)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
著書が話題になっていることもあるのか、
最近テレビや雑誌での福岡氏の露出度が高いような気がします。
福岡氏の考え方は、
コーチングの捉え方の新しい視点を私に投げかけてくれました。
世界は分けてもわからないから一部抜粋します。

“生命現象に「部分」と呼べるものはほんとうは存在しない。
ある部分(パーツ)がある機能を担っているとする考え方は、
鳥瞰的な視点からの、マップラバーによる見立てにすぎない。”

“世界は分けないことにはわからない。しかし、世界は分けてもわからないのである。”

「心臓はこんな機能を担っていますよ」
人体全体を鳥瞰する地図を目の前にして、心臓だけを取り出して
単に“見立て”ているだけです。
心臓だけが生命現象を担っているのではない。
だから、人体に「部分」は存在しない。
人体全体で生命としてはじめて活動できる、ということでしょう。
また、私たちは他の生物のいのちを頂いて生きています。
人間を他の生物の生命現象と分けることもできない、ということでしょう。
しかし、分けないことにはわからない、のです。
ミセス10月号の対談コーナーで、福岡氏は、
「でも、それを繰り返すことが世界を認識することだ、ということがわかったわけです」
とおっしゃていました。
コーチングも同じです。
「傾聴する」「承認する」「質問する」・・・など、
部分に分けて、「傾聴するはこういうスキルですよ」と取り出して説明します。
コーチングも分けないことにはわからない。
しかし、分けてもわからない。
でも、それを繰り返すことがコーチングを認識することだ、ということがわかったわけです!
私の中では、かなりスッキリしました。


講演にて


先日、ある企業のイベントで講演をさせていただきました。
テーマは、
高齢者や障がい者にかかわる家族やケアサービス従事者のための
『より良いコミュニケーションをとるためのポイント』
“ コミュニケーションはテクニックではなく、自分自身のあり方の表れ ”
私はいつも大切にしています。
今回は私自身の体験を話すことで、
聴いてくださる人それぞれのあり方にアクセスしていただけるよう、
思いを込めてお話させていただきました。
思いは込めても、熱すぎず温すぎず、押し付けず、がモットーです。
皆さん熱心に聴いてくださって、感謝の気持ちがこみ上げてきました。
私はなんて幸せなんだろう、と。
“ あり方 ”とは“ 感じる ”こと。
講演にて体感しました。


流れに乗る ~個人コーチング クライアントさん~


個人コーチングのクライアント・Tさんは、今、自然な流れに乗っています。
Tさんのコーチを何年かさせてもらっていますが、
その道のりには、Tさんにとって乗り越えなければならない壁が、
いくつかありました。
Tさんは、その度に自分自身と丁寧に向き合ってきました。
さまざまな壁をクリアにしてきました。
Tさんは、来年起業します。
起業の時期を決め、そのために必要な準備を着実に進めてきました。
石橋を叩いて渡るタイプだったTさん。
Tさんは、今、何をしているのか?
行動し続けています! 
石橋を飛ぶように走り抜けています。
今までは、慎重に慎重に物事を進めてきましたが、
「ダメモトでも聞いてみよう! ダメモトでもやってみよう!」
大きく変容しました。
そして、そのダメモトがダメじゃなく、良い結果につながっています。
「来年、起業する」
周りの人にこう伝えると、初めは反対されるそうです。
そこで、Tさんは自分のビジョンや思いを話します。
目の前にスクリーンがあるかのように、鮮明なビジョンを映し出すように話します。
すると、初めは反対していた人も皆、応援してくれるそうです。
情報や人を紹介してくれるそうです。
Tさんのビジョンは、
多くの人に幸せをもたらすものだと誰もが感じるからでしょう。
準備の整った人には、大きなビジョンがやって来ます。
行動すると、そのビジョンに必要な事柄や人物が自然な形でやって来ます。
自然体で行動するTさんは、今まさに流れに乗っています。
Tさんのコーチで、ほんと良かった。
Tさんから教えてもらったことは、私の人生の宝物です。
私も応援し続けます!
※クライアントTさんの了承を得て掲載しています


今を楽しもう!


昨日、久しぶりに映画館へ。
上映前、隣席の女性が、しきりに携帯電話をチェックしていました。
上映開始後間もなく、携帯のバイブ音が鳴りました。
隣席の女性は携帯の電源をオフにしていなかったようです。
そして、真っ暗な館内で携帯を開いて見始めました。
映画のパンフレットで光が漏れないようにしているつもりなんでしょうが、
真っ暗な館内、暗闇の中、煌々と光を放っています。
常識のない迷惑な人だなぐらいにしか、はじめは思っていなかったのですが、
どうも様子がおかしい。
携帯画面を見据えたまま、固まっています。
やっと携帯を閉じたかと思えば、今度はうつむき、深刻な表情で、
一点を見据えたまま、固まっています。
ここは映画館。スクリーンは前方に広がっているというのに・・・。
この女性のことはまったく知りません。たまたま隣り合わせただけです。
一連の様子を見ていて、何が起こっているのかもよくわかりません。
だた言えるのは、「今を楽しめていない」。
これだけは、はっきり分かります。
気がかりがありながらも、友達と約束していた映画を観に来た、という感じです。
この女性に限らず、誰にでもあることです。
それでは、今を楽しむためには?
普段から余計なものを背負わないこと。
背負ってるなと分かれば、降ろすこと。
今を楽しんでいる人は、輝いています。 いきいき、キラキラしています。
私たち誰もが、今を楽しんでいた時代の記憶があります。
それは小さな子どもの頃。
その頃は、“今”という瞬間しかなかったのですから。
だから、大人になった私たちが、今を楽しめないことはないのです。
長らく未使用の人が多いだけのように思います。

実際に観た映画 『キャデラック・レコード』については、さいだねブログをご覧ください!
http://d.hatena.ne.jp/saidane/20091003/p1


いきいきスマイル2009年秋号 “いきいきと生きるために”


総合生活情報誌 『いきいきスマイル』(編集・企画/毎日新聞大阪センター 取材協力/川村義肢株式会社)にて、コーチングに関するインタビュー取材いただきました。
第5回目(最終回)インタビューのテーマは、“ いきいきと生きるために ”です。
最終回は、私の大切にしている“ さいだね(才能のたね)” についても掲載いただいています。

↑画像をクリックして拡大します。


2009年9月13日 セミナー【超実践プロコーチ秘伝のシンプルメソッド】 参加者の感想


9月12日の講演会に引き続き、13日(日)は井原くみ子コーチ秘伝のシンプルメソッドの
セミナーを開催しました。
終始、おだやかな雰囲気で、皆さんそれぞれの中にある可能性の扉が開き、
お互いの可能性に触れ合うことで、新たなエネルギーが生まれるセミナーとなりました。
ご参加くださった方々の感想を一部ご紹介いたします。
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●あらためて承認すること、自己肯定感を上げることは、ほんとに大事でパワフルなんだと思いました。「もっともっと」ではなく、「持っているものにありがとう」の気持ちが昨日の講演会とつながっていると思いました。

(M.Mさん 40代女性 コーチ)

●自分のスキルとして活用していくことができる頼もしい武器(スキル)のひとつとなります。シンプルメソッドは正にシンプルなので、非常に応用例がたくさんあると思いました。

(N.Tさん 40代男性 事務職)

●小さな変化や成長を大切にしたり、喜んだりできると思います。たかが5%、されど5%。5%の変化は大きな変化につながる気がします。

(40代女性)

●もともと自分のあった基礎に、プラスアルファすることができ、それによって、想像以上の効果が生まれたと思います。井原コーチの人柄に愛を感じました。

(T.Cさん 40代女性)

●改めて、聴くこと、聴いてもらうことの大切さが分かったので、とても充実した日となりました。ありがとうございます。

(N.Aさん 50 代男性)

●先週、インターネットで偶然出会って、直感で申し込んで、ここに来させてもらいましたが、直感は当たっていました。宝物(キラキラの)をいっぱい背中にせおいました。

(N.Nさん 30 代女性 訪問看護師)

●「楽しめた」。そうさせてくれるような居心地の良い空間でした。人のもつ可能性(誰もが可能性に満ちている)をまたひとつ知ることができました。盛りだくさんではなく、意味のある(深い)時間の使い方だったと思う。

(山口雅史さん コーチ・研修講師)

●欲張らなくてもいいや、という気持ちになれました。職場や日常で生かせそうなことばかりでした。素直な気持ちで人の話を聴きたいです。

(U.Yさん 40 代女性 公務員)

●イメージするとか五感で味わうなど、私にとって大切な感覚を思い出すことができました。少し積極的な自分になれました。でも、この少し前向きになることが、今の自分にとって一番大切だったので、とても嬉しかった。

(20 代女性 看護師)

●目による承認。これが話し手に大きなインパクトを与えるんだということをフィードバックで知れました。大きな収穫です。

(ナカムラトモコさん コーチ)

●コーチングしてもらったり、研修を受けることで、自分を肯定的に捉えることができ、大きなエネルギーをいただきました。様々な立場の人々が、本当に気持ちを開放して参加できる点がとてもよかったです。

(40代女性 看護教員)

●楽しく学ぶことができました。さらにすこぶる元気が出ました。日々の自身の生活の一部として取り入れることや、もちろん当初の目的である学生への発信をしていきたいです。

(土橋厚子さん 看護専門学校教員)

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この豊かなご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。


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