版画 のはらうた
先日、図書館のエントランス・ロビーでの展示に見入ってしまいました。
くどう なおこさんの詩に、ほてはま たかしさんの版画で、野原の生き物たちが
いきいきと描かれている『版画 のはらうた』の原画などが展示されていました。
童心に返って楽しめました。
詩と版画、別々でも十分魅力があるのですが、両方がいっしょになると、
さらにいきいきとした世界が広がります。
詩だけですが、2作品ご紹介します。
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けっしん うみへ
かぶとてつお おがわはやと
つよく ぼくは
おおしく いつか きっと
いきる! うみを
それが ぼくの
けっしんです くすぐってやる
でもときどき
むねの やわらかいところが
なきたくなるのね
なんでかなあ
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う~ん、雰囲気を伝えきれませんねー。
詩集をもとに、1987年から作りつづけられている『のはらうたカレンダー』のファンも多いとのこと。
カレンダーも展示されていましたが、販売されていませんでした。
あれば、まちがいなく買っていたと思います。
規制があるのでしょうが、商売っ気のある図書館があってもよいのでは。