地球交響曲~ガイアシンフォニー~第4番
8月末、噂に聞いていた“ガイアシンフォニー”をやっと観ました。
「地球はそれ自体が大きな生命体である」というガイア理論をテーマに撮られたドキュメンタリー映画です。
第4番は、ガイア理論の創始者ジェームズ・ラブロック、
ビッグ・ウェイブ・サーファーのジェリー・ロペス、
野生チンパンジー研究家のジェーン・グドール、
沖縄の版画家・名嘉睦稔が出演。
4人それぞれの生き方や自然と対話する姿に、「自分はどうありたいか」を考えさせられました。
なかでも、サーファーのジェリー・ロペスの存在を知るまで、サーフィンはマリン・スポーツのひとつ
ぐらいにしか捉えていなくて、興味もありませんでした。
ジェリー・ロペスが、
「波として移動している海水はごく一部で、海水のほどんどは、その場所にとどまる。
エネルギーだけが移動する。」
というような内容を語っていました。
エネルギーが巨大な波という形で移動する…
今まで、波をそういう視点から考えたこともなかった私には、衝撃的でした。
と同時に、地球のエネルギーと調和して生きる彼の姿に感動しました。
現在、彼はオレゴン州に住み、スノーボードを家族と楽しんでいます。
「南方諸島付近で起こった波が、フロリダ海岸に当たり、オレゴンに雪を降らせる。」という言葉に、
地球の循環の中で生きている人なのだと思いました。
この映画の出演者は、それぞれのスタイルで、地球とともに、しっかり根を張った信念を持って、
自分らしく生きています。
私も地球(ガイア)の循環の中で生きていると考えると、世界観が今までより何倍も広がります。
ガイアシンフォニーは、自主上映という形で、地道に、全国各地で上映されています。
与えられて観るより、自発的に観たいと思って、自分で探して観に行く映画だと思います。
と言いながら、リンクしておきますね。http://www.gaiasymphony.com/