映画『ホテル・ルワンダ』
またまた映画のこと。
日曜日に、『ホテルルワンダ』を観ました。
『THE有頂天ホテル』のように、“ホテル”と冠がつくから観ておこうかな、
それにテアトル系だけれど話題作だしね。軽い気持ちでした。
が、カテゴリーとしては、映画『ミュンヘン』と同じです。
こちらも民族紛争をテーマにした実話です。
当時、ニュースで見た映像が、映画の中でもありました。
一般の国民(フツ族の民兵)が、一般の国民(ツチ族)を、大きなナイフで、斬りつけて殺す映像です。
100日間で100万人が虐殺されました。
この映画を観て、当時のニュース映像には、こんな背景があったのだと初めて知りました。
ニュースは、一瞬のうちに、次の話題に移っていきます。
残虐な映像だけが残り、どうしてこんなことになったのか、うやむやにしてしまったり、
わからなくても、わからないままにしてしまったり、私自身、クセがついています。
そんなことも考えさせられた映画でした。
前評判が良い映画なので、混雑覚悟で行ってきました。
朝10時からの上映で、当日に整理券が発行されるので、がんばって9時10分頃着きました。
すでに行列ができていました。整理番号48番、これで座れるとホッしました。
その後も続々とやって来て、立ち見の人もたくさんいました。
私の立ち見経験は、中学1年生の時に観た『E.T』のみです。
夢のある映画は、立ち見でもがんばれますが、『ホテル・ルワンダ』は、
腰を据えてじっくり観たい映画です。
DVD 『ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション』