『私の中に答えはあるか』 内田春菊 著


私の中に答えはあるか』 ~ タイトルに惹かれて手にした一冊の本。
著者は内田春菊。
自分とは、別世界にいると感じていた人の本でした。
これも何かの縁、読んでみようと思いました。
男女の関係をベースに、12編の短編集です。
男女の関係だけでなく、私たちを取り巻く人間関係を、著者独自の視点で描いています。
何気ない会話や行動に対する洞察力がとても鋭いのです。
ドンピシャでなくても、「あっ、そうかぁ。そういうことかぁ」
思わず納得していました。
自分では気づかいない角度から、切り込んでこられるので、
今まで使っていなかった脳が働き出した感じさえします。
内田春菊の作品、もう一冊ぐらい読んでみようかな、と思っています。

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