2007年05月21日
若冲展 相国寺承天閣美術館
先日、『若冲展』に行って来ました。
きっかけは、梅田で『若冲展』のポスターを見かけ、絶対に行きたい!と思い、
会場を確認すると、京都の相国寺・・・2日後に仕事で行く場所のすぐ近くでした。
これは行くしかない!
行ってきました!
伊藤若冲(いとう じゃくちゅう)の『釈迦三尊像』と『動植綵絵』が120年ぶりに再会。
33作品をあわせて観ることができます。
若冲についてほとんど知りませんが、今回の若冲展を観て感じたことを、
感じたままに書いてみたいなと思います。
ひと言で言うと、“絵は生きている”。
おしゃべりをしているように雀のさえずり声が聞こえてきます。
雁を自分の腕に受け止めたかのように重みを感じます。
池の生き物たちに、生命の、生態系の循環を見ます。
花は柔らかく、そこはかとなく匂います。
蝶の羽音が聞こえ、かすかな空気の揺らぎが伝わってきます。
冬の空気の冷たさの中に、動植物の温かさを感じます。
鶏の鋭さと緊迫感に、ドキドキします。
正面には3枚の釈迦三尊像。
左右に15枚ずつの動植綵絵。
その真ん中に立った時、“森羅万象”とは、こういうことなのかもしれないと思いました。
そして、自分自身も、会場にいる人たちも、33枚に加えられた絵の一部のように在ります。
混雑している会場は、
人の動く音も話し声も、絵から聞こえてくる音と同じような感覚でした。
今この瞬間も、すべてがつながっている、同じように存在している・・・
若冲のすべてを慈しむ心が、私たちに伝えてくれます。
若冲展 http://jakuchu.jp/jotenkaku/
written by hamabata : 2007年05月21日 14:14




