備忘について
『備忘』という言葉の意味は、大辞林では
「忘れたときのためにあらかじめ用意しておくこと」
とあります。
忘れることに備える、ということです。
(備忘録と言うように)
ある講演会で、
“人には、忘れる能力が備わっている”
・・・人の能力・機能として、『備忘』という言葉を使っておられました。
この使い方は、とても素敵だと思いました。
若い頃に比べると、高齢になればなるほど、物忘れが多くなってきます。
若い頃には考えられなかった能力が、年齢を重なるごとにパワーアップしていく!
若い頃には発揮しきれていなかった『備忘』の能力を発揮し始めている!
『備忘』の本来の意味ではなくても、こうして前向きにプラスに捉えてみると
少し楽しくなりませんか?
記憶力への執着も少し緩んで、これからの未来が楽しみになります。
少し視点を変えると、未来が変わるきっかけが生まれます! 面白いですね。
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