どちらも生命力
私たちは、喜んだり、笑ったり、楽しんだり、
心配したり、悩んだり、不安になったります。
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」については
これ以上、どうにかしようとすることはありません。
そのまま味わいます。
「心配したり、悩んだり、不安になったり」については
どうにかしたい、どうにかしよう、解決しようとします。
これらの感情をできるだけ味わうのを避けようとします。
「心配したり、悩んだり、不安になったり」しないほうが
よいことだと思って、なんとかしようとします。
私たちには、
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」するスペースがあるように、
「心配したり、悩んだり、不安になったり」するスペースが
内在しているように感じます。
笑って、笑いが終わり、何もない状態があって、また笑います。
同じように
悩んで、悩みが解消し、何もない状態があって、また次の悩みが生まれます。
笑いが続くことを良しとしても
悩みが続くことはなかなか良しとできません。
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」することで
生きてる実感を味わいます。
同じように
「心配したり、悩んだり、不安になったり」することでも
生きている実感を味わっているのではないでしょうか。
悩み事や心配事、不安になるのも
よりよく生きようとする生命力のように感じています。
よりよく生きるために、いろんな感情を味わっている。
そう考えると、大きな気持ちで気楽にいけそうですね。
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