日々これ好日

どちらも生命力


私たちは、喜んだり、笑ったり、楽しんだり、
心配したり、悩んだり、不安になったります。

「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」については
これ以上、どうにかしようとすることはありません。
そのまま味わいます。

「心配したり、悩んだり、不安になったり」については
どうにかしたい、どうにかしよう、解決しようとします。
これらの感情をできるだけ味わうのを避けようとします。

「心配したり、悩んだり、不安になったり」しないほうが
よいことだと思って、なんとかしようとします。

私たちには、
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」するスペースがあるように、
「心配したり、悩んだり、不安になったり」するスペースが
内在しているように感じます。

笑って、笑いが終わり、何もない状態があって、また笑います。
同じように
悩んで、悩みが解消し、何もない状態があって、また次の悩みが生まれます。

笑いが続くことを良しとしても
悩みが続くことはなかなか良しとできません。

「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」することで
生きてる実感を味わいます。
同じように
「心配したり、悩んだり、不安になったり」することでも
生きている実感を味わっているのではないでしょうか。

悩み事や心配事、不安になるのも
よりよく生きようとする生命力のように感じています。

よりよく生きるために、いろんな感情を味わっている。
そう考えると、大きな気持ちで気楽にいけそうですね。


医療・人間の内面


医療ものドラマは、テレビでは毎シーズン放送されています。

恋愛ドラマの次に多いのではないだろうかと思うぐらいです。

数年前、ある医師との雑談のなかで
当時放送されていたある医療ドラマが面白いという話になりました。

医師も医療ドラマを観る、小さな驚きとともに新鮮でした。

この医師に常々疑問に思っていたことを訊いてみました。
「昔から医療もののドラマが多いのはどうしてなんでしょう?」
すると
「人間の内面を描きやすいからじゃないかな」
と答えてくれました。

確かにそうだと納得しました。

…………
ドラマではなく実際に
医療に従事する方々の日常は
内面に起きることにどう向き合うかの連続なのかもしれない…
と思いを馳せました。

医療従事者にとっては
それが当たり前、普通のことになってしまっていて
そのことに気づいていない人も多いのではないだろうか
とも思います。

さまざまな経験を積んだ内面を発揮して今まさにお仕事されている…
ドラマではなく、リアルな医療現場で働く方々の姿が目に浮かびます。


人と話すと発見があります


コロナ禍、長期にわたって人と話す機会が減りました。

だからこそ、気づけたことがあります。

それは「人と話すと、発見がある」ということです。

日常の何気ない会話から
小さな発見をたくさんしていた。

その発見が原動力となって、何かにつながり、動き出す。
そういう循環を生み出すきっかけになっていた。

そのことに気づけたことが
コロナ禍のプラス面と受けとめています。

人とのちょっとした会話を
今まで以上に大切にしようと思います。

どんな発見があるかな?
好奇心をもって!

…………………

朝ドラ『舞い上がれ!』の舞台のひとつ・東大阪に暮らしています。
東大阪の秋空と飛行機です。飛行機は中央左寄りに小さく写っています。


植物の効き目


秋らしい空を見上げる頃となりました。

サボテンに水をやろうとベランダに出ると
あれっ?いつもと違う?
サボテンがひとまわり大きくなっているのに気づきました。

実家から我が家にやって来て10年以上経ちますが
まだまだ成長過程にあることに驚きました。
その頼もしい姿に、私も成長過程!と元気が出ます。

また、仕事関係の方からのメールに
職場で育てているガジュマルに新芽が出ている
何気ないことに心が癒されています
というような一文を添えてくださっているのを読んで、
初々しい緑色の小さな芽を想像してほっこりしました。

植物はこころに効き目ありですね。


「普通」は「安心」


人と違う才能があるのではないか?

人と違うものが自分の中にあるのではないか?

人と違う個性を発揮しないといけないのではないか?

このように考え続けると、くじけます。しんどくなります。

手かせ足かせになって、普通に歩くのも困難になります。

「普通」でいいじゃないですか?

普通に歩ければ、それでいい。

手かせ足かせがない分、ラクに自然体でそのまんまで歩けます。

自然体は普通です。

力んだ自然体ってあります??

普通は自然体。

自然に普通に歩く人は、人に不安を感じさせない人です。

なぜって、普通は安心だから。

才能や個性を発揮するのもいいけれど
いつも普通でいることもすごいこと。

大手を振って、普通に歩んでいきましょう。


「安心」の視点をもつ


コロナや世界情勢、物価の高騰など、この先に不安を感じる人も多いと思います。

不安に焦点を当てると、不安になって不安が増します。
不安にならないでおこうとしても、
不安の視点で見ていると、不安しか見えません。
それでは、不安は解消されません。

不安になるのを減らすには、
「安心」の視点をもつことをおすすめします。

安心の視点で世の中を見ると、安心が増え、不安が減ってきます。

安心の視点から、世の中や日常を見ませんか?

もっと安心していいんですよ。

個人コーチングのテーマとしても扱っています。


遠くても近くに


先週末9月10日、主催セミナー『相互理解を深めるコミュニケーション』を
オンライン開催しました。

参加者それぞれのお話をお聞きし、お互いの話を聞きあい、
和やかに交流しながら、気づきを深めていく時間となりました。

また今回は、関西だけでなく、東北からの参加者もいらっしゃいました。
場所は遠くても近くに感じながらお話しできるのが
オンラインならではの良さですね。

次回9月17日は、関東から参加の方もいらっしゃいます。
画面越しですが、初めましての方々との交流を楽しんで
いただきたいと思っています。

9月10日開催の参加者の感想を一部ご紹介します。
これから参加される方もいらっしゃいますので
セミナー内容に触れた感想は除きます。
_____________________
○今回、オンラインセミナー自体初めてで、最初戸惑い、
ご迷惑をおかけしましたが、皆さん暖かい方々で、
全体を通して非常にためになるセミナーでした。ありがとうございました!

○久しぶりに自分に向き合って考えられたので、いいきっかけができました

○自分では今まで気づいていなかった事に気づくことができたので
セミナーに参加して良かったと思っております。
また参加して色々な方のお話を聞いて新たな気付きを発見していきたいと
思います。貴重なお話をありがとうございました
_____________________

Zoomでのセミナーが初めての方やご不明点などは
事前に説明させていただきます。ご遠慮なくおっしゃってください。
(10日は事前説明不足だったと反省です)

9月17日(土)14:00~開催分は、ただいま受付中です。
【相互理解を深めるコミュニケーション・セミナー】
コチラからお申込みください。


偶然の出会い


私は、思いがけない出会いが好きです。

先日も素敵な偶然の出会いがありました。

ひょんなことから、当日急遽、
女子大生のAさんとライブハウスに行くことになりました。

Aさんとは初対面です。
私との年齢差は30歳以上、話があうだろうか?ドキドキと、
一緒に楽しみたいワクワク感が交錯します。
こういう気持ちが味わえるのが、偶然の出会いの醍醐味です。

Aさんは、私より先にきちんと挨拶をしてくれ、
道中、いろんな雑談をしながらお店に到着しました。

Aさんは大人の雰囲気漂うライブハウスは初めて。
そのうえ、初対面の私と食事して会話して、生演奏を聴いて…
盛沢山の「挑戦」を楽しんでいる姿に刺激を受けました。

彼女はとても聞き上手・話し上手。
ふたりでいろんな話をしました。

シンガーの歌声に感極まって涙するAさんを見て、
もちろん、私ももらい泣きしました(笑)

初対面どうしで感情を分かちあえるなんて貴重な体験です。
とても嬉しかったです。

またいつかAさんと再会できるといいな。
また、偶然がいいな。

未来の楽しみがひとつ増えました!


言葉にならない


言葉があるから、いろんな人と意思疎通できます。
伝えあえることができます。通じあうことができます。

言葉はとても便利なもの、ありがたいものです。

でも、本当に本当に大事なことは、
言葉にはならない。言葉にはできないもの。

このことを理解したうえで、
本当に大事なことを言葉にならない言葉に込める努力はしたいです。

あきらめないことが、可能性をひらくのだ!!😊

こう決意して、研修づくりに向かいます!


夏の思い出


夏になると聴きたくなるのは、
久石譲さんの楽曲『Summer』です。

自動車のテレビCMでも流れていたので、
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

『Summer』を聴くと、子どもの頃の夏を思い出します。

キラキラした海、潮の香り、日焼けした顔、はしゃぐ声、
スイカの冷たさ、涼しい夜風に乗る聞こえる虫の声、
昼寝から覚めた妹の畳の跡の付いた寝ぼけ顔・・・
懐かしい光景がとめどなく浮かんできます。

どこか懐かしさ漂う音楽からは
夏の懐かしい思い出がぽろぽろとこぼれ落ち溢れてきます。

これらは
「思い出は過去を思い出す」という見方からのものです。

それと同時に
「思い出は新しくつくる」という見方もできます。

この夏は、どんな思い出を新しくつくろうかな?

こう考えると、ワクワクします!


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