日々これ好日

深川製磁


宮内庁御用達の有田焼窯元・深川製磁。
深川製磁の直営店の前をよく通ります。
上品で繊細で優しい美しさを、いつもはショーウインドー越しに眺めるだけ。
ちょうどSale期間に通りかかりました! うれしい!
いつもは手が出ない品々ですが、
今回は私でも気軽に買える価格の器が並んでいるのです!
お茶碗や小鉢や小皿を、ウキウキしながら選びました。
今の私は、このお皿には何を盛り付けようか? 発想するのが楽しい。
ご飯をいただきながら美味しいな~ 味覚も気持ちも満足。
小さなことで豊かな時間が流れます。
ゆっくりと少しずつ自分の気に入ったものを揃えていく。
モノを増やすのでなく、シンプルにお気に入りのモノに囲まれていく。
そんな楽しみ方をしていきたいです。


クチコミック


「作家ユニット 藤井組 Gallery」というサイト。
いろんな作品があります。
おもしろいのもおもしろくないのもネ。
その中から、キラッと光る作品を見つけるとうれしくなります。
クチコミックの 『かへ』は、ホロリときます。
http://www.fujiigumi.com/manga01/kahe_i.php
キャラ蔵の 『しじみの演歌汁』や 『スピリチュアルやくざ』なんかもシュールに笑えます。
http://www.fujiigumi.com/
ちょっと一息つきたい時にどうぞ♪


ローザンヌ国際バレエコンクール


若手ダンサーの登竜門 『ローザンヌ国際バレエコンクール』の再放送をテレビで見ました。
数年ぶりに見たら、以前とはずいぶん様変わりしているように感じました。
決勝に残る日本や韓国、中国からのダンサーが増えています。
アジアからの参加が増えているのでしょう。
番組構成もずいぶん変わったなと思いました。
特別番組仕立てで、解説も日本人がしていました。
以前は、ローザンヌで撮影されている映像をそのまま流しているだけ。
なので、現地の解説(外国人の解説者)を同時通訳で流していました。
この同時通訳される解説が、痛烈な印象となって今も残っています。
ふだん、私たちは日本人のソフトな解説に慣れてしまっています。
しかし、外国人の解説は痛烈です。容赦なしです。
A解説者 「このダンサーはもう(体の)成長が止まっていますね」
B解説者 「それに、腕が短すぎるので、うまく表現できていません」
こんな感じ・・・。
身体的なことを辛らつに言ってのけます。
解説者二人とも容赦なしで言い切ります。
この同時通訳が臨場感たっぷりです。
選曲にもダメ出し。曲とダンサーのイメージのギャップにもダメ出し。
(そうそうと思うこともよくありました)
とにかく、これでもか!というぐらいダメ出しの連続です。
あの痛烈な解説が懐かしい~。
見れなくなると見たくなる、そんなものです。
ローザンヌ国際バレエコンクール http://www.prixdelausanne.org/e/index.php      


長谷寺の紫陽花が教えてくれたこと


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今回、長谷寺に行って本当によかったと思いました。
母が心から喜んでくれたからです。
母のいちばん好きな花は紫陽花だと初めて知りました。
家でも紫陽花の株をたくさん植えているそうです。
あんまり帰ってないから知らない・・・。
日頃のコミュニケーション不足を解消するかのごとく、
「紫陽花のどんなところが好き?」
「切っても他の花より長持ちするから」 「強いところ」 「淡い水色がいちばん好き」
コーチング・コミュニケーションには程遠い会話・・・。
そんな親子の会話には関係なく、
雨に濡れた紫陽花は、瑞々しく生き生きと長谷寺の一部となっていました。
母のうれしそうな様子を見ながら、
これから少しずつでもいい、もっと母や父のことを知っていこう。
家族の形は見えにくいものだからこそ、
家族が大切にしていることや好きなことを知っていこう。
長谷寺の紫陽花は、大切なことを教えてくれました。
母は、あんパンが嫌い。
長谷寺の紫陽花は、いろいろ教えてくれました。


長谷寺の紫陽花(あじさい)


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母と一緒に奈良を小旅行しました。
長谷寺はちょうど紫陽花の時季でした。
紫陽花を愛でながら、石畳を上がっていくと本堂へ。
雨上がりの紫陽花は、ほんとうに美しい・・・。
長谷寺は牡丹が有名ですが、私は紫陽花の咲く長谷寺のほうが好きです。
長谷寺  http://www.hasedera.or.jp/


堂本印象美術館


個性的な外観の建物。
この建物は何だろう?と前々から気になっていました。
美術館だということがわかり、美術館好きな私としては見逃せません。
近くまで行く機会があったので、立ち寄ってみました。
近代日本画の大家、堂本印象の美術館です。
昭和41年に建てられたこの美術館は、
一歩中に入ると、昭和の時代を思い出させてくれます。
インテリアも雰囲気も匂いも昭和が漂っています。
しかし、薄型テレビだけが21世紀。
とはいえ、全体的にノスタルジックな雰囲気漂う美術館でした。
京都府立 堂本印象美術館  http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/


幻想と妄想


高校時代からの友人たちと1年ぶりぐらいに会いました。
今回は、高校卒業以来、まったく会っていなかった子とも会いました。
20年ぶりかぁ・・・数字にすると迫力あります。
話題のキーワードは、“幻想”と“妄想”。
それは妄想やん、これは幻想やー、ワイワイ盛り上がりました。
みんなの分析がおもしろい!
その時は、「こういうのが妄想で、こういうのが幻想」と納得しました。
もう少し調べてみようと、家に帰って辞書を引いてみました。
【 幻想 】 根拠のない空想。とりとめのない想像(をすること)。
【 妄想 】 ない事に対して病的原因からいだく、誤った判断、確信。
【 妄想 】  正しくない想念。転じて根拠のない想像。→仏教語から。
見事にわからなくなってしまいました。あの納得感はなんだったのか?
病的原因の妄想は違うとすると、幻想と妄想の違いがよくわからない。
さらに、空想と想像の違いは何?となってきます。
日本語の微妙なニュアンスでしょうか。
微妙なニュアンスのさじ加減ということで、
いい加減なところでやめておこう、そう思いました。


天然酵母の食パン


天然酵母の食パン。
歯ごたえのある固さが好きです。
しっかり(噛んで)食べたぞ~という気持ちになります。
しかし、この固さが時には凶器と化します!
トーストすると、パンのみみも香ばしくカリカリ、さらに固くなります。
そこが落とし穴・・・
パンのみみが喉に刺さったような痛みを伴い、喉から食道へと通過していきました。
痛いぞぉ!
喉が傷ついた~。出血はしていないようです。ひと安心。ホッ。
2日ほど、喉がはれている感じでした。
今はなんとか治ったようです。ホッ。
喉をいたわりながら、よく噛んで食べるようになりました。
数年前、友人がフランスパンのバケットのかけらが喉か食道かに刺さり、
病院に行った話を真剣にしているのを聞いて、大笑いしたことがあります。
人に起きることは自分にも起きる。。。教訓です。
こんな私、笑い飛ばしてやってください。
バケットもこわいけれど、天然酵母食パンのみみもこわい。


お気に入りのブログ


ネット検索していると、“お気に入り”があまりにも増えすぎてしました。
また見ることもあるだろう、とりあえずお気に入りに入れておこう、
たまりに溜まったサイトがズラ~リ。
大半を削除し、残したサイトはフォルダを作って整理すると、
画面内にキレイに納まりました。
すっきり♪気分いいですー。
今日は、こまめにチェックしているブログを二つ紹介します。
ひとつは、
ニューヨーク在住の人のブログ。
http://blog.zaq.ne.jp/yuzulemon/
NYの衣食住について、センスの良い写真がステキです。
カロリー高そうだけど、美味しそうだなぁ・・・特に“食”が私のお気に入りです。
もうひとつは、
ハサミと紙を自由自在に操って、いろんなものを作る人のブログ。http://angel.ap.teacup.com/scissorhands/
こんなことができてしまう器用さがすばらしい!
今度は何かな?新作が楽しみです。
私が好きなブログの特徴って何だろう?と考えてみると、
目で見て楽しめる!
なんですね~。
視覚を刺激されると脳が刺激されるのでしょうか。
ニューヨークの街や生活を想像したり、
本物の昆虫や生き物を想像したりして楽しませてもらっています。
ちなみに、この方々、私とは縁もゆかりもございません・・・


舞姫 テレプシコーラ


最近、コミック本をあまり読んでいませんでした。
読み出すとやっぱりおもしろ~い!
山岸凉子の 『舞姫 テレプシコーラ』を一気に読みました。
バレエダンサーというだけでなく、コリオグラファー(振付師)へと
展開していくところに興味がそそられます。
バレエの世界だけを描くのでなく、いじめや社会問題も盛り込まれているので
ストーリーに厚みが出て、読み応えがあります。
現実とバレエの厳しさ華やかさが、巧みに交錯する山岸ワールド。
山岸凉子の漫画家としての力量は凄みを増しています。
私の中の日本史では、
聖徳太子としてでなく、厩戸王子として確固たる存在感を放つ要因になった
山岸凉子の代表作 『日出処の天子』。
その話になった時、知人が
印象に残っている蘇我蝦夷の言葉をスラスラ~と言うのを聞いて、
ひっくり返りそうになった経験もあります。
それぐらい人の心に印象深く今も残っているということですね。
山岸凉子だけでなく、萩尾望都、竹宮惠子、大島弓子も好きでした。
竹宮惠子の 『地球へ・・・』は、今新たにテレビ放映されています。
http://www.terra-e.com/
昔、映画館で観た 『地球へ・・・』を思い出しながら、しっかり観ています!
それから、竹宮惠子といえば、『風と木の詩』でしょう。
昔のマンガを語り出すと、オタク感たっぷりです。


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