2024年1月
心の声を聴き取る
朝目覚めてから夜眠るまでのあいだ
「人の批判しない」
「文句言わない」
「愚痴を言わない」
ずっと前に、これをやってみたことがあります。
やってみて、面白いことに気づきました。
そのとき、実際に批判や文句、愚痴は、
言葉となって出てくることはありませんでした。
しかし、言葉にしていないだけ、ということに気づきました。
批判していました!
文句を言っていました!
グチってました!
心の中で。
ニュースを見ては
(心の中で)「政治家という人たちは・・・」
電車を降りるとき、靴のかかとを踏まれて
(心の中で)「わっ!靴脱げた!危ないやん!踏んだの誰??」
真っ黒焦げの炭と化した食パンを目の前にして
(心の中で)「トースターやりすぎ~!」(他責もいいところです)
言葉にしていないだけで、
心のなかでは、批判、文句、愚痴をタラタラと言っていました。
それまでは無意識だったので、
このことに気づいたときは自分でもビックリしました。
ただし、ここで、出てきた心の声を批判したり、心の声に文句を言ったりと
自分自身の心の声を批判しないのがミソです。
二重に批判することになりますから。
まずは、自分から出てくる批判の言葉や心の声に気づく。
そこから始めませんか?
気づく・知ることは、言わないことの始まりです。
気づいて知って意識して、言うことが少なくなれば、
気分よくいられる時間が増えるということです。
その時間をどんどん延長していきましょう。
心穏やかに、心元気な1年を!
澄み切った冬の空気を胸いっぱい吸い込むと
冬の早朝、澄み切った空気を胸いっぱい吸い込むと
体の中もスッキリきれいになっていくように感じます。
それだけで、朝から贅沢な気持ちになります。
私たちは、日常の小さな瞬間に、
小さな幸せを見出すことができます。
日常の「当たり前」を大切にしようとする心でいると
どんなときも気分よくいられますね。
自分の身にも、いつ何が起きてもおかしくないからこそ
いつも気分よく、そして平静でありたいと思います。