2020年4月

今、考える「主体的な行動」とは


コロナ感染の状況が続くなか、
レストランのシェフが、何かできることはないだとうかと
病院で働く医療者にサラダをつくって届ける様子をニュース番組で見ました。

今、誰かのために、自分のできることで貢献する人が増えているように感じています。

皆さん、自らの意志で行動されています。
「主体的」に行動されています。

大辞林で「主体的」を調べると
「自分の意志・判断によって行動するさま」とあります。

主体的な行動は、「自分」が軸ではありますが
主体性を発揮するには、「他者」を抜きにして成立しない
ということを、このサラダを届けるシェフが再認識させてくれました。

相手のことを考えて行動する。
相手のことを思いやって行動する。

主体的な行動とは、「自分」を軸として
「他者への思いやりの心」から出てくるものなのではないでしょうか?

思いやりの心をもって、それぞれの職場や仕事を通じて
社会に貢献していくことが、これから先、とても大事になってくるように思います。

「思いやり」は、「精神性」の表れです。

精神性は、人を成長させ、成長を加速させます。


人のいのちに対する責任


春風に新緑が揺れる爽やかな季節になりました。

非常事態宣言が出されて3週間が経ち
今までに経験したことのないゴールデン・ウィークを迎えました。

各都道府県知事が「いのちを守る行動を」と言っておられます。

「いのちを守る」ということを考えていて、気づいたのは
私は、自分の命はもちろん「(自分以外の)人の命に対する責任がある」ということです。

社会のなかで暮らすということは
人と人との「かかわり」のなかで生きていくということです。

本当は、誰もが人の命にかかわる責任がある。
だから、支えあって暮らしているのではないだろうか?

コロナの状況下、こんなことを考えています。

このこともひとつの視点として
これから先に広がる未来をしっかり見ようと思います。


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