学びコラム

チーム医療を推進する多職種協働のマネジメント


先週末は、大阪府看護協会さまにて
『チーム医療を推進する多職種協働のマネジメント』研修を担当しました。

なぜ今、再びチーム医療なのか?
今後よりいっそう必要とされるチーム医療とは?

2025年の超高齢社会を見据えるならば
チーム医療は、「院内のチーム医療」に留まらず、「地域のチーム医療」という観点から
特に重要となってきます。
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地域包括ケアシステムがスタートし、医療と介護を切れ目なく利用するための方策が練られていますが
次の行き場(病院や介護施設)が決まらなかったり、どこに誰にどんな相談をしてよいのか周知されていなかったりとスムースに利用できていない現状が、今すでに起きています。

2025年には高齢者人口がピークに達します。
7年後の現実を今、しっかり直視しなければ、そのときでは手遅れです。
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今回の研修では、多職種の協働に欠かせない視点「地域」を軸にグループワークを中心に実施しました。

今後、院内のチーム医療は、地域医療と大きく連動してきます。

ということは、院内でよりよいチーム医療を行うには、
病院という場所を越えて、地域というより広い範囲からチーム医療を行うことが大切になってきます。

【木を見て森を見ず】から【木も見て森も見る】へと
私たちひとり一人の木が、大きな森を見る木へと変わっていく、
森(地域)の一部であることを自覚して、木(個人)として生きていく、大きな転換期でもあります。

今回ご参加くださった方々には、それぞれの病院や施設、そして地域の多職種の皆さんで
研修で行ったグループワークにぜひ取り組んでいただければと思います。

チーム医療を推進する気づきや方策がたくさん生まれることを願っています。

↓ 皆さん熱心に取り組んでくださっています

↓ 立ったり座ったり、いろんな角度から見るって大事ですね


新人看護師さんにとっての「マネジメント」とは


先週は、新人看護職員の方々を対象とした「ストレス・マネジメント」が続きました。

例年、6月~8月にかけての実施が多く、新人さんにとって、この時期が、ひとつの山場でもあります。

参加者どうしでコミュニケーションをとりながら、ストレスについて理解を深め、気持ちをやわらげていきます。

心の持ち方や考え方を通じて、自分を知る、自分に気づく内容です。

「マネジメント」という言葉は、新人さんにとって、少し距離感があるというか、自分事として捉えにくい言葉だと思います。

「マネジメント」が、もっと身近に感じられて、自分事として捉えられる言葉に、変換して伝えています。

このとき、皆さんの表情が、パッと明るくなるのがわかります。

マネジメントという言葉がストレスになっても困りますよね(笑)

ストレスが軽くなる言葉にしてお伝えしています。

最後の感想では
「研修のはじめは、初対面の人たちばかりで緊張したけれど、今は、ずっと前から知っている人たちのように感じる」と。

ストレスの原因として、「人間関係」があります。
コミュニケーションをとることは人間関係のストレスを生み出すという面もありますが
コミュニケーションをとることで人間関係のストレスがやわらぎ、良いエネルギーに変えることもできます。

コミュニケーションは、エネルギーの交流でもあります。
良い人間関係を築いて、ストレスをマネジメントしてくださいね!

↓先週前半の研修♪ 

↓先週後半の研修♪


気づくチカラ、刺激中です


精神科単科病院での看護職の方々のコーチング研修がスタートしました。

第1回目の研修が終わった今、
皆さんの内側に大きく湧き上っているのは、「モヤモヤ感」です。

モヤモヤした気持ちから解放されたい。

モヤモヤを晴らして、スッキリしたい。

考えれば考えるほど、分からなくなってしまう。

今、皆さんが味わっておられる「モヤモヤ感」は「混乱」に近いものだと思います。

私は「気づきましょう」と提案しています。

私の提案は、「考えましょう」ではないのです。

まず、シンプルに、このことに気づく。

おそらく、今、皆さんに起きていることは、「”気づく” を ”考える”」ではないでしょうか?

もひとつ、シンプルに、このことに気づく。

「気づく」能力は、「考える」能力と同じように、誰にでも備わった能力です。

どんな能力も磨かないことには錆びつきます。

今は、「気づく」能力を磨くために、まずはシンプルに気づく力をを呼び覚ましている最中です。

第2回目の研修までのあいだ
私はコーチとして、皆さんおひとりお一人のなかに眠っている「気づく力」を
外側からコンコン(キツネさんじゃないですよ(笑)刺激し続けます!

気づくって、本当に大切なことなのです!

皆さん、一緒にがんばりましょう!!

※5月末に、和歌山の実家の対岸から、実家方面を撮った写真です。
この日は雨でした。今日も雨なので、この風景を~


子どもの頃は簡単だったこと


人間関係についての講習会を担当中です。

人間関係は、人間関係だけを見ていても
本当に大切なことは見えてきません。

今朝、テレビをつけると
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディング曲が流れていました。

キミの知ってる世界が
全てだなんて思わないでほしい
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大切なことはいつだって目に見えないものさ

サン=テグジュペリの星の王子さま (新潮文庫)にも

とても簡単なことだ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。
いちばんたいせつなことは、目に見えない。

私たち大人は、子どもより
いろんなことを知っているつもりになっています。

世界を限定して見ていることに気づかないでいます。

子どもの頃は、目に見えない大切なことを見るのは
「簡単なこと」だったはずなのに
大人になると簡単でなくなっています。

私たちは、そのことにも気づかないでいます。

大切なことは、心で見る。

心で見ると、世界が広がります。
世界が広がると、人間関係が見えてきます。


※世界が広がるワーク中♪

※子どもの頃のように楽しんで♪


出張します!院内セミナー 


いつもいる場所から外に出て外の風に当たって、仕事や人生、未来への活力を生み出していただきたいと
ここ数年、主催セミナーを実施してきました。

今年は、皆さんにご活躍いただき、もっともっと笑顔が広がるお手伝いをしたいとの思いから
出張院内セミナーを企画しました。

「同じ場所(職場)」「いつもと同じ考え方」をしていても、
私たちの持っている良さや資質をより発揮するための変化は起こりにくいものです。

「同じ場所にいながら、外部からの刺激(セミナー)を受ける」ことで「考え方や視点が広がり」
より良い変化が起きる可能が生まれます。

いきいきとした笑顔の拡がる職場が、ひとつでも多く増えることを目指して、皆さんのもとに喜んでお伺いします!

詳しくは、「セミナー情報」をご覧ください。


笑顔と安心感に包まれて


大阪府専任教員養成講習会の『人間関係論』がスタートしました。

昨年度に引き続き、本年度も担当させていただいています。

第1回目の昨日は、受講者の皆さんと私との新しい人間関係の始まりの日でもありました。

皆さんの人にかかわる姿勢がとても温かくて
その姿勢から生まれるたくさんの笑顔がとても印象的でした。

“看護師さん” なのだ、とあらためて心の底から思いました。

看護師さんの笑顔は、患者やまわりの人の安心感につながります。

私自身、皆さんの素敵な笑顔に包まれて大きな大きな安心感のなかで
お仕事させていただけることに喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんの未来を応援させてください!

来週もよろしくお願いします。


新しい関係がスタートしました!


ツツジと新緑がきれいな季節です


新入職員研修:仕事がうまくいかないときの自分への質問


桜も満開を迎え、新年度がスタートしました!

今年の春も昨年同様、大学病院での新入職員接遇研修から始まりました。

多職種の200名の方々それぞれに役立つ内容にしたいと考えに考えて・・・
具体的に分かりやすい内容と本質的なものを織り交ぜてお伝えしました。

最後にお伝えした「仕事や物事がうまくいかないときの自分への質問」は
必ず役立つときが来ると思います。
そのときは、ぜひ思い出して、自分自身に問いかけてみてください。

満開の桜の花のように、明るい元気なあいさつでスタートしましょう!
応援しています!


「よけて通る」は「逃避」とは違う


「よけて通る」は「逃避」とは違うのだぁ~!
(バカボンのパパ風に、はい!どうぞ!笑)

個人コーチングのとき、その人(クライアントさん)をよく聴きます。

その人をよく聴いていると、何かしらキャッチするものがあります。

キャッチするものは、そのときどきで違ってきます。

そんなキャッチするもののひとつに「かわす」があります。

その人が「かわしている」「かわしたい」何かがあるのをキャッチすることがあります。
(コーチは、何かがあるのをキャッチしたことを相手に伝えます。
「○○ですね」と決めつけることはしません。その何かは、その人のものだからです)

「かわす」は、大きく二つに分けられます。

それは、「逃避(避ける)」と「よけて通る」です。

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誰しも直面したくないことを避けようとします。

目標に向かって前進しようするとき
その前進を妨げるのが「逃避(避ける)」です。

逃避の源は「恐れ」です。
恐れから「避ける」のです。

これが「かわす」の一つ目。

もうひとつの「かわす」は、「よけて通る」です。

それでは、「よけて通る」の源は何でしょう?
何が基盤となっているのでしょう?

それは「選択」です。

自らの選択が源です。

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恐れからの「逃避(避ける)」なのか?
自らの選択で「よけて通る」のか?

コーチングでは、その曖昧になっている領域を
明確にする働きかけをすることがあります。

その人の行動の源に、その人自身が気づき明確になると
そこに新たな道がひらけます。

また「よけて通る」は、自分で選択しているという
根っこがしっかり張られるので、ブレにくくなります。(※文末を参照)

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守秘義務があるので、私の日常を例に挙げてみます。

私がいつも「かわす」のは、「人の噂話をしてくる人」です。

「そうなんだ~」と言うだけで、かわします。

この「かわす」は、私のなかでは「よけて通る」です。

「よけて通る」を自分で選びます。

私が噂話に乗ってこないとなると
相手もそれ以後、私に噂話をしてくることが減ってきて、
気づけば、私には噂話をしてこなくなります。
もちろん他の話はします。

気分を害したり、人間関係にマイナスの影響を与えるような
状況や人は、よけて通ります。

なんにでも首を突っ込む必要あるでしょうか?

他人の吐き出したもののゴミ箱になりたいですか?
(ちょっと言い過ぎでしょうか??)

私は噂話の輪には近づかないで、その脇をス~ッとよけて通ります。

それは、恐れからの「逃避(避ける)」ではありません。
噂話をする人を恐れる理由はないからです。
「噂話に乗ってこない人、話しにくい人」と噂されるのを恐れる必要はないと思っています。

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私たちの行動(ここでは「かわす」)は、
考え方(「よけて通る」のか「避ける」のか)が反映されます。

「今、私、よけて通った?それとも、避けた?」
自分に問いかけてみませんか?

くれぐれも自分を問い詰めないように!
ゲーム感覚で軽やかに楽しんで問いかけてくださいね。
春の陽気のように~。

はい!それでは最後にもう一声!バカボンパパ風にどうぞ♪
「よけて通る」は「逃避」とは違うのだぁ~!
(天才バカボンをご存じでない方、すみません~)

今日も楽しくいきましょう!

※コーチングでは、根っこをしっかり張って、ブレなくなることを
『強固なパーソナル・ファウンデーション(自己基盤)』と言います。
パーソナル・ファウンデーションをまず強化すれば、目標達成がもっと簡単になります。


新人看護師さん:振り返りシートは変化の軌跡


先週は、大阪急性期・総合医療センター様でのコミュニケーション研修でした。

毎年、新人看護職の皆さんの大切な1年目を年間を通じてサポートさせていただいています。

今回が最後の研修でした。

研修と研修の間のコミュニケーションの達成度や行動・意識の変化、改善点などの振り返りを
個人で行ってもらっています。

業務や勉強などで大変なのにもかかわらず、毎回、全員が振り返りシートを提出くださって
本当に有難く思っています。

この振り返りシートが、おひとりお一人とのつながりを感じられる大切なものだからです。

おひとりお一人の働く姿が目に浮かんで、私自身、皆さんに研修を通じて
どんなサポートをすることがベストなのかをじっくり考えることができます。

振り返りの回数が増すごとに、振り返りの質が高まっているのも読み取れます。
おそらく、業務でできることが増え、着実に確実にできるようになってきているため
自分自身とのコミュニケーションの質も高まっているだと思います。

振り返りシートは、1年間の振り返り(行動・思考・感情)の変化の軌跡でもあります。

最終回は、皆さんの現在の課題や悩みを取り上げて共有し
2年目に向けてのコミュニケーション力アップを目指しました。

2年目も1年目と変わらぬ「素直さ」を大切に
未来をしっかり描いて、笑顔でいきいきとご活躍ください!

1年間お疲れさまでした!

皆さんの笑顔は、私の元気の素でした♪♪

2年目も応援しています!!


参加者の感想【メンタル・コーチングセミナー】


2月24日(土)は【健康で幸福に!いきいきと働き続けるための
~視点が変わると心が軽くなる~『メンタル・コーチング』】セミナーを開催しました。

「健康」と「幸福」を「人間関係」と「考え方」の循環として捉え、
「良い人間関係」を「柔軟性」「視点」「考え方」「思い込み」という
4つのポイントで対話を深めていきました。

今回は、お申込みくださっていた多くの方々が
直前に風邪やインフルエンザなどでご参加いただけなくなり
少人数での開催となったのですが、
ご参加の方々には「いろいろ自分のことを話せてよかった」と満足いただけたようです。

少人数の良さは、個人コーチングに近いグループ・コーチング形式で行えるので
じっくり対話でき互いに受けとめあえる場になり、ご自身を丁寧に振り返ることができるところです。

参加者が多くても少なくても変わらず、毎回「楽しく参加できた」と
おっしゃっていただけるのは本当に嬉しい限りです。

公開の了承を得ている参加者の感想です。
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☆セミナーを通じて、気づいたこと、印象に残ったことは何ですか?

自分自身の考え方の思考過程のとらえ方を変えてみる部分とか、
自分の思い込みが強いことによって物の見え方が変化するところです。

☆今日の気づきをどのように役立てようと思いますか?

人との関係性と関わり方を変えていけると思います。

☆その他、感想

参加できて、様々な気づきや気持ちが楽になりました。

(S.T様 40代男性・看護師)
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ありがとうございました!


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