学びコラム

ホテルマンの学校


現役ホテルマンのもきちさんが運営するホームページ『ホテルマンの学校』http://www.geocities.jp/mokichi0216/は、
ホテルで働いている方、ホテルへの就職を考えている方、ホテルが好きな方、いろんな方に訪れていただきたいサイトです。
私も現役だった頃からホテルマンの学校のファンでした。
アルファリレーションのホームページもリンクしていただいています。
一度訪れたら、もきちさんの温かい人柄に引き寄せられ、二度、三度、それ以上、
リピーターになってしまうこと間違いなしのホームページです。
特に、ホテルへの就職を希望している人は必見です。
一見、華やかに見える世界ですが、憧れだけで就職すると、現実とのギャップに直面することになります。
実際、私が就職した時、同期の新入社員が100人近くいましたが、
1年後には約半分になっていました・・・
というような脅しのようなことはこのホームページには書かれていません。
(これ本当ですよ!当時は景気もよく、就職先もすぐ見つけることができた、ということもありますが)
ホテルマンという仕事がどんなに魅力的で、素晴らしい職業かを自らの経験を踏まえて伝えてくれます。
もきちさんの日常での体験、考えていることなど、生のホテルマンの声が聞けます。
ホテルを離れた私ですが、学びの多いホームページなので足繁く通わせていただいています。
もきちさんは、将来のビジョンと目標をしっかり持っている方です。
そして誰よりもホテルマンという職業に誇りを持っている方です。
ホテルが大好きなのが伝わってきます。
「ホテルで働いてよかったこと」、「もきちのコラム」、「今日のお仕事」など、興味深いページが満載です。
「ホテル掲示板」(ホテリエとホテルファンの掲示板)では、さまざまな人の書き込みが活発にされています。
現役ホテリエさんの書き込みを読んで、私も同じような経験をしたなぁ、と当時を懐かしく思い出します。
 
私はコーチという職業でコーチングを通して、ホテルマンやサービス業の方々をサポートさせていただいています。
ホテルでの貴重な経験を活かして、これからもホテルマンを応援していきたいです!


『谷川俊太郎の33の質問』


この本を読んでみようと思ったのは、
『質問力~話し上手はここがちがう』(齋藤孝著)の中で、対話の具体例として採り上げられていて、
それがとても興味をそそられる内容だったのがきっかけでした。
このタイトルは、アメリカの作家ノーマン・メイラーの“69の問答”にちなんでつけたそうです。
(ノーマン・メイラーという作家、みなさんご存知ですか?私は初めて知りました・・・)
谷川俊太郎が、友人や初対面の著名人に、33の質問をするインタビュー形式になっています。
全員に同じ質問をします。
インタビューは、1作目で1975年頃、続編は1985年頃のものです。
1作目と続編で約10年空いていますが、時代の変化や谷川氏自身の変化とは関係なく、
あえて全く同じ質問です。
続編から10年経った今読んでも、全く色褪せない、古く感じない内容となっています。
それだけ質の高い質問ということなのでしょう。
齋藤氏の著書『質問力』の中で、“質問は思いつくものではなく、練り上げるもの、
と思うのが上達の近道である”と書かれていたのですが、まさにこの言葉が当てはまる33の質問です。
詩人として言葉を大切に扱い、言葉とじっくり向き合い、発想の豊かさとおもしろさが詰まった質問の数々です。
その中のいくつかを挙げてみます。
「金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのは何ですか?」
答える人は、好きなものを選び、なぜ好きなのか理由を答えます。
その理由も人それぞれで、いろんな考え方、捉え方があります。
これは、すべての質問に通じることでもあります。
「草原、砂漠、岬、広場、洞窟、川岸、海辺、森、氷河、沼、村はずれ、島―――どこが一番落ち着きそうですか?」
谷川氏曰く、この質問は、はじめ「どこが好きですか?」だったけれど、
“好き”だと対象化してしまうので、自分がそこへ行ってその場というものを考えてほしいと思い、
「落ち着きそうですか?」としたそうです。
具体例を挙げつつ、その人の潜在意識に問いかける質問をつくりあげているのには感服しました。
「前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか?」
作曲家の林光が、“キノコ”と答えたのには、ちょっと笑ってしまいました。
時代は違うけれどまた自分、と答えた人もいました。
他には、「自信を持って扱える道具をひとつあげてください」
「好きな匂いを一つ二つあげてください」
「あなたが一番犯しやすそうな罪は?」
「宇宙人から〈アダマペ プサルネ ヨリカ〉と問いかけられました。何と答えますか?」
などなど、挙げ出したらきりがありません。
この33の質問を通して、質問する側もされる側も、知らなかった意外な一面が引き出され、
その人の人間性や価値のようなものが浮かび上がってきます。
私も、友人数人に、ピックアップしたいくつかに答えてもらいました。
こんな考え方もあるんだ!こんな一面もあったんだ~、とあらたな発見に、
同じ友人なのに今までとは違って見えました。
上司や同僚、家族に試してみるのもおもしろいでしょうね。
コーチの方は、この質問に、コーチング・スキルで質問を加えてみてはいかがでしょう。
さらに、その人のことを知ることができ、相手も自分のことを知る機会になるのではないかと思います。
でも、33問全問は、かなり時間がかかりそうです。
谷川俊太郎の33の質問 (ちくま文庫)』 谷川俊太郎 著


和田裕美のわくわく伝染ツアー2004


『世界NO.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』(http://www.amazon.co.jp)で
ご存知の方も多い和田裕美さんのセミナーに行って来ました。
和田さんから買いたい!と思ってしまう・・・その心理がよくわかりました。
ブリタニカでの彼女の成約率は98パーセントだったそうです。
ということは、会った人ほとんどですよね。
和田さんの印象はと言うと、“明るくて元気”!すごく元気な方でした。
セミナー内容(「本日のおしながき」となっていました)の一部を紹介します。
「陽転思考・切り替えを明るく早くすること」
「決断は選ぶこと、もういっこ捨てること」
「よかったぁ、で終わる毎日」
「運がいいと思っている人に悪いことは起こらない」
「いつまでと、いつからを決めるだけ」
などなど、営業に関することだけでなく、普段の生活にも取り入れられる内容で、とてもわかりやすく、
スーと入ってきました。
和田さんは“元気で明るい”だけでなく、顧客やスタッフなど、周りの人たちをとても大切にしている、
これが営業での成功のポイントなのだということが、わくわくといっしょに伝わってきました。
和田さん自身がこのセミナーを楽しんでいる、そんな姿は、見ていて気持ちのよいものです。
私自身もわくわくしてきました。伝染しました!


コーチングに活かすNLP


 日本コーチ協会大阪チャプター(http://www.jca-osaka.com/)の例会に参加。
今回は、関野直行さんの『コーチングに活かすNLP』講座でした。
NLP(神経言語プログラミング)の手法を、コーチングで実際にどういうふうに使っていくのか、興味深い内容でした。
こういう場合は、どんな質問をするのか、どんな言葉を使うのかなど具体例を挙げて、
潜在意識のコミュニケーションについて、伝授いただきました。
いろんな講座に参加するようになって、教えてもらうというスタンスではなく、
そこから自分自身が何を学びとるかが一番大事なのかなと思うようになりました。
今回も、自分の無意識の行動が、何を意味していたのか知ることができました。
潜在意識が表面意識に現れる、というのはこういうことなんだと体感しました。
まさに、NLPを活かしたコーチング。
驚きでした。


エクスペリエンス・マーケティング


『エクスペリエンス・マーケティング「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』というセミナーに参加しました。
この耳慣れないセミナーに参加するきっかけは、以前、読んだ本「企画書 つくり方、見せ方の技術」
(http://www.amazon.co.jp)の著者・藤村正宏さんのセミナーだったからです。
その本は、わかりやすく、おもしろく、前例にとらわれない方法が満載で、
おかげで、億劫だった企画書を、楽しみながらつくることができました。
セミナーも本同様に、こんなに出してしまっていいの!?と、ワクワクするくらい実例をたくさん見せてくれて、
これはホームページ制作に使える!あっ、これは経営者のクライアントさんに情報提供しよう!と大満足でした。
エクスペリエンスとは、体験。
“体験を売る”という発想は、少し視点を変えるだけで、今すぐ使えそうなものばかりでした。
が、さすがに、このタイトルはインパクトありますよね。
藤村さんの考え方には、コーチングに通じるものがたくさんあり、コーチングに置き換えると、
さらに広がりが出てきそうなヒントをたくさんいただきました。
ヒントだけで終わらないようにしたいです(笑)。
いろんなセミナーがありますが、セミナーに参加しても、実際に行動に移す人は、“1万分の1”とのこと。
ということは、「やるだけで、まず勝てる」のだそうです。
1万人と1人の分かれ道は、「やるか、やらないか」だけということなのですね。


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