2009年6月

パラミタミュージアム ~池田満寿夫 般若心経シリーズ


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以前から一度は訪れてみたかったパラミタミュージアムに行って来ました。
この美術館のメインコレクションは、池田満寿夫の般若心経シリーズです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、私は美術館好きです。
そして、般若心経にも興味があります。
この美術館の存在を知ったのは昨年のこと。
NHK日曜美術館のアートシーンでピックアップされていて、
近いうちに必ず行こう!と決めていたのです。
そこには、池田満寿夫の般若心経の世界観が広がっていました。
作品を鑑賞していくにつれ、
以前に紹介した生命科学者の柳澤桂子が訳した
般若心経本『生きて死ぬ智慧』の中の言葉が浮かんでは消えていきました。
般若心経シリーズを製作中の生前の池田満寿夫の映像がテレビ画面に映し出され、
アナウンサーとの興味深いやり取りが…
「つくっているとき、何を考えているのですか?」
「直感的、感覚的につくっている。
 出来上がってから考える。それを次の作品にいかす」
そのとき、私はこう思いました。
般若心経は頭で考えても理解できない。
直感と感覚、体験を重ねながら、
少しずつ少しずつ…自分なりの答えに近づいていくのではないだろうか。
*************
三重県の御在所岳を背景にした美術館。
のどかな場所なのに、予想外、たくさんの人が訪れていました。
ちょっとビックリでした。

※番外編は「さいだねブログ」をご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/saidane/20090704


お互いの関係性


ある総合病院で3年目のコーチング研修をさせていただいています。
今年の受講者は3期生になります。
ある3期生の人が、
ある2期生の人から私宛の封筒を預かってきてくれていました。
昨年の研修の中で、 
私が話した内容と関連する資料を見つけたので参考までに、
と手紙を添えて資料が同封されていました。
こういうことが私にとって、とても嬉しいことなんです!!
話した内容を覚えていてくれたことも嬉しい。
そのことにアンテナを立て続けてくれていたことも嬉しい。
何よりも嬉しいのは、
“教える人(私)”と“教わる人(資料の主)”という既成の枠をを超えて、
“互いに学びあう者同士”という同じ場所に立った関係性にあることです。
関係性が、お互いの学びをさらに深め広げます。
これから出会う人たちとも、
そんな関係を築けていければ、コーチ冥利につきますね。
資料を見つけてくれた人の気持ちも含めて、
これから出会うたくさんの人たちに、私なりに深く大きく伝えていきたいと思います。
資料ありがとうごさいました!
大切に使わせていただきますね!


奈良・桜井から山の辺の道をぶらぶら


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昨日は蒸し暑い一日でした。
そんな暑さの中、
山の辺の道を歩いてきました。
木立の生い茂っている場所は、
とても涼しく気持ちよくて、
自然の冷房は心身ともに心地よいものだと
思いました。
写真は山の辺の道中にある
喜多美術館の庭に点在するオブジェです。
ユニークなフォルムのヴァイオリンのオブジェが、いくつもあり、今にも音楽が流れてきそう♪
山の辺の道を散策していると、
この辺りは神話の時代からの日本を感じられます。
三輪明神を参拝。
6月はちょうど夏越祓(なごしのはらえ)の月だそうで、
夏越祓の3つの茅の輪を決められた順にくぐりました。
半年間の穢れが祓われるとのこと。
これで今年後半も元気に過ごせそうです!
また歩きに行きたくなる、歴史も緑も豊かな土地です。


フィットネスクラブに入会


見学に行ったフィットネスクラブに入会しました。
初日は、ジムのマシーンの基本メニューをしただけで、ドッと疲れ、
家に帰ってからも、体がだるくて、ナメクジのように動くのがやっと。
こんな状態でこの先、大丈夫かしら?
一抹の不安を感じつつ、数回通うと、だんだん慣れてきたのか、
心地よい疲れに変わり、キビキビとアリのように動けるようになってきました。
こころなし筋肉もついてきたような。。。
初日は、ジムのマシーンの使い方を説明してもらったのですが、
一人では、「あれ?どんなにするのだったっけ?」
こんな感じだったよな、とマシーンに座ったとたん、
スタッフがものすごい勢いで駆け寄ってきました。
背中を当てるところ、胸を当てていたようです。
他に例えてみると、
洋式トイレのタンクの方向に向かってまたがる…の図です。
スタッフがすっ飛んで来るのも当たり前。
ケガしたら、大変ですものね。(と、他人事になってる)
私のことをよく知る友人は、
「あ~、やりそう。あり得る。目に浮かぶー」
と思っていることでしょう。
恥ずかしながら、日常は、かなりボケボケなんです。


妥協しない


先日の『妥協をやめる・完了する』をテーマに扱ったコーチング・セミナーは、
講師である私自身の学びも大きいものでした。
このセミナー・シリーズは、
参加者全員で場を創っていくことを意図しています。
セミナーの準備をしながら、
私自身の妥協は何か?
完了していないことは何か?
何が核になっているのか?
じっくり考えることで、妥協の核を知り、
妥協をやめるための第一歩の行動に移せました。
セミナー準備段階での、
私自身のこの生の体験も触媒のひとつとして、
参加者それぞれの妥協と未完了を明確にしていく
コミュニケーションをつくっていきました。
同じような悩みは、場の一体感を生み、
違う考え方は、私はこう考えているんだと自己認識を促します。
セミナー終了後、
「スッキリしました!」参加者の言葉に、私もスッキリしました。
清々しい参加者の笑顔を見ることができ、
このテーマを扱って本当によかったと思います。
このテーマを扱わない、という“妥協” をしないで、本当によかったと思います。


コミュニケーション力と自己基盤を高めるコーチング・セミナー 第2回目終了しました


総合病院での自主参加型コーチング・セミナーの第2回目を開催しました。
今回は、マインド編 『妥協をやめる・完了する』をテーマにしました。
参加くださった方々の感想を一部ご紹介します。

●自分の中に抱えているマイナス的な思い、「~しなければならない、~したいのに」という思いを書き出すことで、日頃の自分の重い気持ちの原因・解決策が、自分でわかる(気づく)ことができるんだということがわかり、何だか心が軽くなりました。

(S.S様 看護師)

●「妥協」と「未完了」の違いを自分の中で定義付けできた。「未完了」のものには、今日すぐにでも完了できそうだと感じられるものもあった。「妥協」については、勇気をふりしぼって、エネルギーを出し、なくすことで、さらに自分を磨けるエネルギーがわいてくるように思った。

(Y.Y様 看護師)

●妥協と未完了を認識することで、妥協をせめて未完了にできるようになれば、気持ちも楽になり、時間にも自分にも余裕が持てるのではないかと思った。

(E.H様 看護師)

●未完了の多い私は、仕事優先と言いながら、未完了にして、気がかりになり、イライラしたりしているので、優先順位をつけて、完了して、スッキリしたいと思いました。イライラしたときは、書き出そう!と学びました。

(O.M様 看護師)

●妥協と未完了の区別ができた。自分の妥協や未完了が、いつか解決されるのかな、という希望が持てた。

(I.S様 看護師)

●自分の感じているストレスをリスト・アップすることが、とても大事でスッキリするのを感じました。未完了は、少し頑張ればできることだと思いました。

(T.R様 看護師)

より良い人間関係を築くためには、コミュニケーション・スキルも大切ですが、
それと同様に、自分のことを知りるとこも大切です。
このような出張コーチング・コミュニケーション・セミナーも承っています。
詳細はお問い合わせください。


クロスロード


先週末は、昨年度のコーチング研修を受講された皆さんのための
フォローアップセミナーがありました。
4ヶ月ぶりに勢ぞろい。
皆さん、少し緊張気味。
セミナー終了後は、お楽しみの懇親会。
懇親会では皆さん打ち解けて、わいわいがやがや。
盛り上がりました~。
卒業パーティーでもあり、旅立ちパーティーでもあり。
それぞれの人生のクロスロードで出会い、ともに学んだ仲間たち。
笑いあり、涙あり、一緒にチャレンジした仲間たち。
この人たちと出会ったこと、あの空間、あの時間、
大切に胸に刻んでおこうと思います。
ありがとうございました! またね!!
そして、
始まったばかりの今年度の受講者の皆さんのために、
昨年度の学びを活かしていこう!
次のクロスロードが目の前に広がっています!


フィットネスクラブを見学


最近、体力が落ちてきたなぁと実感するようになり、
今日思い立って、フィットネスクラブの見学に行ってきました。
案内してくれたスタッフは笑顔がステキな女性で、
楽しくおしゃべりしながら、施設内を見せてもらいました。
ジムや各種レッスン・プログラムも充実していて、
プールや天然温泉の露天風呂も使えるそうです。
私にとっては充実しすぎ、もっとシンプルでもいいのですが・・・。
そんなこんな思いながらも、
ここのスタッフはみんな明るく接してくれるので、
気持ちよくその場で説明を受けることができました。
見学の印象では、設備も人もいい感じでした。
40代は30代よりもっといい仕事をしていきたい!!
やる気満々。あとは体力よ。
体力アップと健康維持、そして集中力を高めるためにも、
入会を思案しています。
前回の日記で『未来体重』を採り上げていたのは、
やはり体のことが気になっていたからなんでしょうね。アハハ。


地学的思考のおもしろさ 『スローシンキング』 


“「回り道」を「近道」に変える、地学的思考の力”という
サブタイトルに惹かれて読んでみた『スローシンキング』。
高校時代、どちらかと言えば、“地学” はマイナー・イメージの強い教科でした。
マイナーだけれど、授業は面白かったような記憶があります。
地学の先生は個性的な人で、
先生のこのフレーズだけはいまだに憶えています。
「君、太陽。僕、地球」
地学は、地球や宇宙、自然科学や地球科学の分野です。
高校の時はあまり興味がありませんでしたが、今はとても興味のある分野です。
この本は、地学の観点から、
物事の捉え方や考え方をわかりやすく関連づけて書いてくれています。
例えば、
グラフの目盛りも読み取り方ひとつで、
ケタ違いのスケールの真実が見えてきます。
また、地球温暖化についても、
宇宙が誕生して137億年、地球が誕生して46億年、
というスケールから捉えてみると、全く別の考え方もできるのには驚きました。
近視眼的だった自分の世界と考え方がぐんと広がります。
すぐに結果を求める風潮が強いように感じる現代、
身近な物事に疑問を持って、いろんな見方で考えることは、時間の無駄、
生産性が低い、効率的でない・・・回り道のように思えるかもしれませんが、
自分で考える力を蓄積していく大切なプロセスであり、
結果的には近道に変える力となるのだと思います。
私自身、受験勉強で暗記したことはほとんど忘れてしまいましたが、
懸命に自分で答えを出そうと考えたことの積み重ねが、今の私の
考える力となっているように思います。
暗記はその場限りでも、自分で考えたことは一生ものです。


講演会とセミナーを開催します


まだ先になりますが、
9月の土・日 に講演会とセミナーを開催する予定です。
今回は、関東からコーチをお招きしての開催となります。
講演会は『豊かなご縁を引き寄せる人生の法則』、
セミナーは『超実践プロコーチ秘伝のシンプルメソッド』です。
詳細が決まり次第、ご案内しますので、今しばらくお待ちください。
お楽しみに♪


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