2007年7月

子どもの好奇心


2歳半の甥が今夢中になっているもの。
それは、私が生まれる前にテレビ放映されていた『ウルトラQ>』です。
ウルトラQ コレクターズBOX (初回限定生産)
甥の母である私の妹は、息子のハイ・テンションな姿を見ながら、ポロリ。
「必要なこと覚えてくれたらいいのに」
妹のこの気持ち、理解できます。
それとは逆に、
ウルトラQが今の甥っ子にとって必要なことで、好奇心いっぱいなこと。
好奇心のあることが、この子に大切なことなのだろうと感じました。
私たち大人が必要だと思うことは、
今、この瞬間を生きる子どもにとって必要でないことが多いように感じます。
大人も子どもも、無限の可能性をもった存在です。
しかし、いろんなことに興味と好奇心を無限に持てる幼児期は、
特に大切なのではないでしょうか。
成長するにつれて、少しずつ少しずつ、否応なく制限が増してきます。
何色にも染まっていない、透明な子どもの好奇心は、今この瞬間を生きている証です。
子どもの好奇心は、無限の可能性を秘めた宝箱。


感覚ミュージアム


宮城県にある 『感覚ミュージアム』という美術館が昨晩テレビで紹介されていました。
私たちの慌しい日常では意識することが少ないながらも、
すべての人が五感を使って生活しています。
見る。聞く。嗅ぐ。味わう。触れる。
この感覚ミュージアムでは、五感を意識するアートを通じて、
私たちは感覚で生きている、ということを再認識させてくれるように感じました。
頭で考えることに偏った私たちの生活を、
五感という視点から見直すことができるでしょう。
新しい発見ができそうな、
知らなかった自分に出会えそうな、
ステキな美術館なのだろうとワクワクします。
一度は必ず訪れたい美術館がひとつ増えました。
感覚ミュージアム http://www.kankaku.org/


ビリーズ・ブートキャンプ 継続は力なり


研修中に話題にのぼるぐらい、研修先の皆さんも興味をもっていたり、挑戦していたりする、
話題の 『ビリーズ・ブートキャンプ』に私もチャレンジしてみました。
私の場合、このエクササイズを続けると確実に体重が増えると思いました。
筋肉がつきやすい体質です。ジョギングで2kg増えましたから。
腹筋割れるかもしれません。
初っ端から、私の体質のことに話がずれてしまいました。
ヨイショッと、軌道修正。
ビリーズ・ブートキャンプの基本編。
確かに今までにはない、奇抜な運動が興味を引きます。
このエクササイズの核になるものに焦点を当てると、
そこに見えてくるものは、いたってシンプルです。
ひと言で表現すると、“継続は力なり”。
ひとつひとつのエクササイズを一連の動きにしてしまっています。
休むことなく、継続する。
これが短期間でもダイエットできる要素のひとつなのではないかと思いました。
継続するための仕掛けの数々。
何といっても、ビリーのやる気にさせる言葉のシャワー。
「俺について来い!」と言われると、ついて行く!がんばる!
「君ならできる!」と言われると、私はできる!がんばる!
自分も入隊した気分になります。
「Can it ! Can it ! Can it ! Done it ! Done it ! Done it ! 」
ビリーの意識改革の言葉のシャワーをたっぷり浴びます。
また、画面には、ビリーの後方に、チャレンジしている普通の人たちも映っているので、
一人じゃなく、みんなと一緒にがんばっている感覚に陥ります。
そして、ビリーの斜め後ろ横には、弟子らしき女性の引き締まったボディ、
しっかり割れた腹筋が、必ず視野に入るようになっています。
続けると、あなたもこうなれますよ。
目指す理想の体型も、目の前に用意されています。
心理的なポイントを押さえたDVDエクササイズです。
他の事柄でも同じことが言えるのではないでしょうか。
初めはうまくできなかった仕事も、日々繰り返していくと身につきいてきます。
完全にマスターすると、応用して仕事の範囲を広げることもできます。
人間関係もちょっとぎこちなくなったら、はい、そこで終わり。
断ち切ってしまうと、お互いの溝は広がるばかりです。
常にコミュニケーションをとり続けることで、溝を埋めることも、橋をかけることもできます。
何事もモノにしたければ、継続すること。
継続は力なり。
王道であり、いちばんの近道であるのかもしれません。


この暑さの中、ゾクッとしたこと


今日も暑いです。
うだる暑さの中、背中に冷たいものが走る。
そんな経験ありませんか?
走った!走った!冷たいものが!
(怪談っぽく読んでね)
そう・・・それは・・・
まさに5分ほど前の出来事でした。
パソコンのメールの署名を少し変更しようと、
アウトルックの[ツール]から[オプション]画面を開きました。
署名を変更した後、たまたま『確認メッセージ』のところを開きました。
目についたのが、{開封確認メッセージの要求}という欄でした。
“開封確認メッセージの要求を通知する” にチェックが入っています。
これってどういう意味?
ネットで検索すると、
開封したことを相手が私に通知するか通知しないかを選べる・・・らしい。
1回も通知メール受け取ったことはないけれど・・・。
それじゃ、私からメールを受け取る度に、相手にはそんなうっとおしいメッセージが
毎回届いていたってこと??? 
その瞬間、背筋に冷たいものが、はぁ~しぃ~りぃ~まぁ~しぃ~たぁ~。
その1秒後には、
うわっ、むちゃくちゃ迷惑やん!
うわっ、アホや!アホや!
みなさん、ごめんなさい!
ドラマ 『ホタルノヒカリ』のホタルのように、
映画 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のドビーのように、 
机に頭をガンガン打ち付けたくなりました~。
“開封メッセージを送信しない”にチェックし、何回も何回も穴が開くほど確認。
起きてしまったことは、起きてしまったこと。
設定は変更した。
前向いて、今日もいこう!
この暑さじゃ、ゾクッとしても、戻るのも早いね♪


サービスは流れの中にあり、その瞬間にあり、奥深いもの


私のメンター・コーチとランチをしていた時の出来事。
パスタを食べ終わったけれど、パンがまだ残っている状態。
パンにパスタソースをつけて食べていました。
話しながら食べているので、手が止まることもあります。
その瞬間にパスタ皿を下げられてしまいました。
メンター・コーチは、
「ひと言、声かけてくれたらいいのにね」
そうなんです。
「空いたお皿を、お下げしてよろしいですか?」
このひと言がないのです。
私の好きなものに例えると、
美術館で、まさに鑑賞している絵画を、目前でさっさと外して持って行かれるようなもの。
映画館で映画の本編が終わり、エンドロールの途中で場内が明るくなり、
席の入れ替えで追い出されるようなもの。
美術館や映画館でこんなことあり得ない。
食事は、食べている時だけが食事じゃない。
サービスは、どこからどこまでと区切るものでもない。
そのテーブルに載っているものは、そのテーブルのお客さまのものです。
ひと言添えて確認する。
当たり前のことをするだけ。
当たり前でシンプルなことを大切にし、着実に積み上げていく。
そうすると、サービスとはどんなものか?
あなたの答えが見つかるのではないでしょうか。
サービスは平面的でも、直線的でもない。
サービスは流れの中にあり、その瞬間にあり、奥深いもの。


脳内メーカー


今、『脳内メーカー』というものが流行っているようです。
自分の名前を入力すると、脳内イメージが文字で現れます。
どういう仕組み? 何の根拠があるの?
そこらへんはさっぱりわかりません。
私もやってみました。
なんとなく納得できます。
私の脳は、“愛”で包まれているからです♪
だから納得。そういうこと。
以前、日記で書いた『成分解析』を思い出しました。
お遊び感覚で試してみてください。
脳内メーカー http://maker.usoko.net/nounai/


深川製磁


宮内庁御用達の有田焼窯元・深川製磁。
深川製磁の直営店の前をよく通ります。
上品で繊細で優しい美しさを、いつもはショーウインドー越しに眺めるだけ。
ちょうどSale期間に通りかかりました! うれしい!
いつもは手が出ない品々ですが、
今回は私でも気軽に買える価格の器が並んでいるのです!
お茶碗や小鉢や小皿を、ウキウキしながら選びました。
今の私は、このお皿には何を盛り付けようか? 発想するのが楽しい。
ご飯をいただきながら美味しいな~ 味覚も気持ちも満足。
小さなことで豊かな時間が流れます。
ゆっくりと少しずつ自分の気に入ったものを揃えていく。
モノを増やすのでなく、シンプルにお気に入りのモノに囲まれていく。
そんな楽しみ方をしていきたいです。


あなたの中の豊かさ


コーチングを通じて、私が伝えたいことのひとつに、
「あなたはすでに豊かである」
ということが挙げられます。
コーチをつける人は、よりよくなりたいという向上心を持っています。
この『向上心』という“心”はとても大切なものです。
しかし、この向上心を、「不足している自分」+「向上心」 というふうに、
足りていない自分を埋めるものとして位置づけていませんか?
私の位置づけは、「今の自分」+「向上心」
「今の自分」 はどんな存在なのか?
私たちは、「すでに豊かな」存在なのです。
目標を持てるという、その心が豊かです。
そのために、コーチをつける行動そのものが豊かです。
なんでも話せる友達がいる豊かさ。
本を読んで感動できる豊かさ。
ご飯を食べておいしいと感じる豊かさ。
何気ない日常に、自分を見出す豊かさ。
仕事をしている自分も豊かです。
これしか自分にできる仕事はない、と思うのでなく、
この仕事ができている、この仕事をしている自分がいる。
これって豊かだよね、と。
自分の持っている豊かさを挙げてみましょう。数えてみましょう。
足りない、できていないものを数える前に。
私たちは、たくさんの豊かさを持っているのです。
自分の豊かさを理解した上での向上心は、揺るぎないパワフル・マインドとなるでしょう。


クチコミック


「作家ユニット 藤井組 Gallery」というサイト。
いろんな作品があります。
おもしろいのもおもしろくないのもネ。
その中から、キラッと光る作品を見つけるとうれしくなります。
クチコミックの 『かへ』は、ホロリときます。
http://www.fujiigumi.com/manga01/kahe_i.php
キャラ蔵の 『しじみの演歌汁』や 『スピリチュアルやくざ』なんかもシュールに笑えます。
http://www.fujiigumi.com/
ちょっと一息つきたい時にどうぞ♪


無限の可能性


「人には無限の可能性がある」
コーチングでの基本的な考え方のひとつです。
私自身は未来志向がとても強い傾向にあるので、
この考え方をはじめて聞いた時、自分の未来が一気に広がりました。
とても勇気づけられました。
反対に、目の前にある物事に、コツコツと着実に取り組んでいくのが
得意な人の中には、不安を感じる人もいるかもしれません。
(一概には言えません。あくまでも例えとして)
目に見えない可能性、その可能性に輪をかけて、無限である、と言われても、
「はい、そうですか。そうですね」とならない気持ちもよくわかります。
そういう場合、
「人には無限の可能性がある」 を別の観点で捉えてみてはいかがでしょう。
そうすると、このように言えるのではないでしょうか。
「可能性に制限をかけるのは自分自身である」
“無限” を “有限”にしてしまうのは自分自身以外の何者でもない。
○○することは、私には無理だ。
△△しても、失敗するにちがいない。
言い換えてみると、
○○にチャレンジしてみよう!
△△して失敗しても、命まで取られるわけじゃない!(言いすぎ?)
こういうふうに考えてみてはいかがでしょう。
可能性を生かすも殺すも、あなた次第。


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