2020年5月

心の余裕


非常事態宣言の発出以来、テレワーク中心の生活が続いています。
どうしても出かける必要のある用事以外、外出は控えています。
外に出るのは、散歩(ウォーキング)とスーパーの買い物ぐらいです。

近所の緑歩道を歩いているとき、今までは、知らない人とも
すれ違うとき、会釈や挨拶を交わすことがありましたが、
今はすれ違うとき、お互いに距離を保ちあっているのを感じます。
会釈や挨拶もほとんど交わさなくなりました。
スーパーでも人との距離を意識してしまいます。
お互いの気遣いからですが、こう長引いてくると変に気疲れします。

逆に嬉しい体験もあります。
このほんの短時間の外出中に
すれ違う小学生が「おはようございます」と挨拶してくれたり
4歳ぐらいの幼児が家の窓から「ヤッホー!」と手を振ってくれたり
「バイバーイ!」とお互いに手を振りあったり、心が和む体験もしています。

どの子も知らない子どもたちですが、天真爛漫さに触れさせてもらって
思わず「ありがとう!」と言いたくなります。
ちょっとした交流が心に響きます。

コロナ感染の同じ状況のなかで、大人と子ども、この差は何だろう?

この差は「心の余裕」かもしれないと思いました。

テレビやSNSにはコロナ関連の情報が良くも悪くも溢れています。
私たち大人は、不安を感じるから、情報を得て安心しようとします。
先の見通しが少しでも立てば、不安が解消されるからです。

不安を解消し安心につながる情報を得ようとして
自分でも気づかないうちに、過度に情報に触れ、さらに不安が増します。

さらに不安が増している、このことに、自分では気づきにくいものです。
だから、心に余裕がなくなっていることにも気づいかないでいます。

小さな子どもは、大人と世界観が違います。
子どもは、「今」という世界観のなかにいます。
心も「今」にあります。
「今にある」心には余裕があります。
(子どもは「心の余裕」なんて考えてもいないでしょうね)

心の余裕のある子どもたちの言動が、私の心を和ませてくれます。

不安も余裕も、心の状態の表れ、だということを子どもたちが教えてくれました。

不安な状態で心の余裕を失くすと、“自粛警察” や “他県ナンバー狩り”など
行き過ぎた行為が起きるのでしょう。

適切な情報に適度に触れて、良い状態の心を保ちましょう。

子どもたちの明るい未来のためにも、心の余裕を持った大人でいたいですね!


アニメに心が救われる


テレビでは明るいニュースが少ないので、
ほとんど利用していなかった動画配信サービスを観るようになりました。
観るものを自分で選べるのがいいですね。
テレビのおかげで、こういうサービスの良い面を実感しています。

たまにはアニメもいいかな~、人気のある『鬼滅の刃』を観てみました。
遅ればせながら、ハマりました(笑)
今、2回目観ています。ドハマリです。

どのキャラクターも魅力的ですが、私の一番は、何といっても主人公の炭治郎です。
炭治郎の清らかな心からの言動に、私の心は洗われます。どんだけ汚れてるねん!!
炭治郎の努力する姿を見て、よっしゃ、がんばろう!という気持ちになります。

素敵なアニメに出会えました。心が救われました。
私たちのまわりには、素敵なものや、それにかかわる人たちの
無数の地道な仕事で溢れていることを再認識させてもらっています。

いろんな人のおかげで、私の暮らしは成り立っています。

今までもこれからも、誰もが支えあって生活していることを
新型コロナウイルス感染が過ぎた後も、忘れないで大切にしていこうと思います。


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