2012年6月

植物の成長


この日記に、何度も話題にあがっている
昨年8月から、水のみで元気にしている花瓶のグリーン(葉物)。
今日もその話題です~。
4月には、新しい根っこが伸びてきたことを書きました。
6月に入って、今度は、葉の芽が出てきたのです。
この小さい芽が、どのように、一人前(一葉前かな?)の葉っぱに成長していくのか?
それが、今、毎日の楽しみになっています。
若々しい葉っぱが、くるくる巻きながら伸びてきています。
葉っぱの模様もうっすらと浮き出ています。
それだけで、遺伝子のすごさを感じます。 毎日、感動です。
今までは、一枚の葉の成長をじっくりと観察する機会はなかったのですが、
今回、毎日観ていて、もしかして、こういうことかな?と思いました。
いのちの目的は、成長すること。
いのちの目的は、ただ成長する、それ以外にないのではないだろうか。
植物も、人間も、同じなんだと思います。
シンプルに生きている植物。 複雑に生きている人間。
同じだけれど、違いがあるとしたら、こいういことかも?
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何とかなると思っているから、何も起きない


“大事件”と呼べるような出来事は、私には、ほとんど起きません。
どうしてなんだろう?と思い巡らせてみると、
「どんなときも、何とかなる」
と信じているからだと思います。
「何とかなる」、そう思っているから、何も起きないのです。
「何とかなると思っているから、何も起きない」
・・・これは「出来事」の捉え方も関係していると思います。
ひとつの出来事、小さな出来事を、クローズアップして捉えないようにしています。
小さな黒い点を、顕微鏡で拡大して、
黒い点だったと分からないくらい黒一色で覆ってしまうと、
はい、あっという間に「大事件」の出来上がりです。
意識しているのは、感情を自動操縦にして反応しない、ということです。
反応してしまうと、その事にとらわれ、その出来事が、どんどん大きくなっていくからです。
出来事に対する自分の反応を意識することが大事です。
反応しないようにするのではなくて、意識的に、どう反応するのかを選びます。
そうすると、結果的に、何も起きない。
大したことは、起きないのです。
これは、らくちん。


【参加者の感想】 第2回 主体性を高めるグループ・コーチング ~相手のことを理解する~ 


6月9日(土)、【第2回 主体性を高めるグループ・コーチング】を開催しました。
今回のテーマは、『相手のことを理解する』でした。
相手や自分の感情の外在化や、感情の本質 “愛”について、
参加者全員が思ったことを口に出し、言葉を重ねながら深めていきました。
参加の皆さんの感想です。
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○相手を理解するにも、「自分」に目を向けることが必要なのだとわかった。いつも目先のことだけに気をとられ、「相手」となったら、相手ばかりに気をとられている自分がいるなと思いました。もっと自分を好きになることから始めようと思います。

(I.M様 40代)

○メンバーの話をきくことができ、自分の意見も話すことができて、よかったと思います。参加前までは、日々の出来事にただ反応していただけだったと感じました。これからは、一つひとつの出来事に対して、選択して反応できるように考えていきたいです。

(女性 30代)

○ゆっくり進んでいくので、わからないことがそのまま過ぎていくことがなく、一つひとつ納得できることが多かった。
私が今、何を苦手としているのか、など少し考えることができた。私自身の感情の見方ってこうだったなと改めて思い出した。
しんどい時に、もう少しはやく自分の状況や感情を客観視できるように今日のグループ・コーチングをきっかけに冷静になりたい。

(中嶋美保様)

○時間を気にすることなく、スムーズに楽しく参加できました。いろんな世界(職業・立場)の人に出会い、いろんな考え方を聞けて、自分が狭い世界で物事を見ていることに気づきました。でも、その世界を愛して大好きだということにも気づきました。

(女性 50代)

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ご参加ありがとうございました。
次回は、9月開催予定です。


匂いに自然を感じる


近くにオープンしたばかりのコーヒー販売店で、試飲させてもらいました。
お店の人に、コーヒーはよく飲むかどうか聞かれ、
以前は毎日コーヒーを飲んでいたけれど、今は紅茶を飲むことが多いと正直に話すと、
それだけで、豆を選んでくれました。
コーヒーを淹れてくれているとき、今までに嗅いだことのない良い匂いが漂ってきました。
味もスッキリしていて、紅茶ではないけれど、紅茶を飲むのに近い感覚でした。
久しぶりに美味しいコーヒーをいただきました。
コーヒーや紅茶に限らず、匂いは、大事だなと思います。
匂いは、心身ともにリラックスさせてくれます。
豊かな時間の流れを感じさせてくれます。
そして、もうひとつ大事なこと。
私は、匂いに自然を感じます。
大自然の中にいなくても、
私たちのまわりのちょっとした匂いが、豊かな自然をもたらしてくれます。
1杯のコーヒーから、自然とのつながりを感じました。


ネガティブ思考


コーチングをしていると、よく思うことがあります。
ネガティブ思考の人はいるけれど、
その人自身がネガティブな人なんて、一人も存在しない、
ということです。
ネガティブな人とは、「ネガティブな思考にはまっている状態」の人であって、
決して、その人の存在がネガティブなのではありません。
どういうふうに生きていけばよいのか、わからない
自信がない
モチベーションが上がらない
楽しいことなんてひとつもない
ネガティブ思考状態のときは、
ネガティブな考えが、見事なまでに数珠繋ぎに出てきます。
どんどん数珠繋ぎに話していって、話して話して・・・
すると、自分のことに気づき始めます。
負けず嫌いな性格
最後まで粘り強くやり通す
人と関わるのが好き
ネガティブ思考がフィルターとなって、フィルターを通った後に出てくるものは、
ありのままの自分を認める思考、自己肯定感です。
自分の中にある考え(ネガティブであろうと、ポジティブであろうと)を話すことで、
人は、主体的になっていきます。
主体的になると、自分に責任を引き寄せます。
自分自身に責任を持つと、“本当の”選択と行動をします。
ネガティブ思考は、主体性を高める大事な要素のひとつだと思います。
ある一面を切り取って、ネガティブ思考の状態はあっても、
ネガティブな人なんて、いないのです。


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