2013年4月

医療・病院での植物の存在意義


研修などで医療機関を訪れることが多くあります。
そんな研修先での私の楽しみは、病院敷地内の植物や花を見ることです。
いつの頃からか習慣になっていました。
前職のホテル勤務の頃を思い出すと
洗練された空間や華やかさを演出する役割として、観葉植物や花を見ていたように思います。
一方、病院では、ただあるがままにそこに咲いていてくれるだけでいい、
あるがままの植物のそばにいるだけで安心します。
自分の内側の本能的な、本質的な何かに触れる感覚です。
植物と自身が、内的に触れあう、響きあう感じです。
医療・病院という場所での、緑や花の存在意義を考えさせられます。
(ホテルと病院どちらが良い悪いではなく、です)

写真は、昨日、研修の打ち合わせで伺った総合病院のガーデンです。
こちらの病院では、3年目のコーチング研修に加え
今年はメンタルヘルスケア研修も担当させていただきます。
研修担当の方にご尽力いただき、受講者の反応も上々で
年々、充実したパワーアップした内容になっています。
※この記事は、2013年4月24日 facebook投稿記事に加筆したものです
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『医療現場で働く人のコーチング』の原点となった総合病院にて


今日は、以前コーチング研修やアサーション研修を担当させていただいていた総合病院で
本年度の研修の打ち合わせでした。
すでに60回ぐらい通った場所ではありますが
2,3年ぶりの再訪は、懐かしくもあり、新鮮でもありました。
研修だけでなく、100名近くの看護職の方々の個人コーチングも担当し
私にとって、『医療現場で働くひとのコーチング』の原点となった
また、多くを学ばせていただいた、育てていただいた病院でもあります。
数年ぶりに、また研修を担当できることが本当にうれしくて張り切っています!
初心を忘れず、精一杯、努めたいと思います。
写真は病院前の公園です。桜の季節がいちばん美しいです。
終わった後なのが残念です~~
※この記事は、2013年4月22日 facebook投稿記事を加筆したものです
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60年前住んでいた町


先日、自宅の近くで、地図を広げて散策中のご家族に出会いました。
ご高齢のご夫婦とその娘さん2人の4人家族です。
「60年前、この辺りに住んでいたんです」
嬉しそうな笑顔で、老婦人に話しかけられました。
60年ぶりに訪れたそうです。
「この子は、○○産病院で産まれたんです。今年、還暦です」
さすがに、娘さんは少し恥ずかしそうにされていました。
今も多くの妊婦さんが通う○○産病院が、60年前すでに在ったことに驚くと同時に
病院という存在が、人の暮らしの一部を成している、溶け込んでいるのを実感しました。
60年前、100年前、200年前…この土地での、人の暮らしが幾層にも感じられる
穏やかで素敵なご家族との出会いでした。
特に、お母さん(老婦人)が、いちばんワクワク楽しそうにしているのが伝わってきました。
当時を懐かしく思い出されたのでしょうね。
今日の散策が、ご家族の特別な思い出となりますように。
※この記事は、2013年4月21日 facebook投稿記事を加筆したものです
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危機管理の甘さ


4月13日早朝、淡路島近くを震源とする地震が発生しました。
地震発生直後から、ラジオで地震情報を聴いていたのですが
出掛ける準備などしていて、なぜか、交通機関は大丈夫だろうと自己判断し
ラジオも聴かないまま、情報も確認しないまま、いつもどおり、自宅を出ました。
最寄駅に着くと、ダイヤが大幅に乱れていて
いつ目的地に到着できるかわからない状態でした。
自分の勝手な思い込みでの行動が情けなく
阪神大震災のときのことをまったく生かせていません。
のど元過ぎれば… 平和ボケ… 危機管理の甘さが露呈しました。
なんとか運行している路線を乗り継いで、30分遅れで到着しました。
他の人たちは、きちんと定刻に到着されていました。
交通機関の乱れを見越して、早いめに自宅を出られたのでしょう。
それが、まともな行動だと思います。
今回の自身の危機管理、自己管理の甘さを猛省しています。
お恥ずかしいかぎりです。。。


出発の春


今日、最寄駅に、長蛇の列ができていました。
この駅に、こんな長い列を成しているのを見たことがなかったので
何だろう?と不思議な光景に見えました。
何のことはない
定期券売り場に、長蛇の列ができていていたのです。
今日は入学式・始業式なんだ、世の中の行事に鈍感な私でも、さすがにわかりました。
近くに大学がいくつかあります。
そこの学生たち(特に、新入生)が、並んでいました。(親子で並ぶ姿もちらほら)
1時間後、また駅前を通ったのですが、依然として、長蛇の列でした。
定期を発行する駅員さんは、この時期、いつもこうなんでしょうね。
ご苦労さまです。
日本中の至るところで、今日、大勢のひとが、新しく動き始めたんだな。
定期売り場に並ぶ人たちを見て、出発の春を感じました。
さて、私は、どこ行きの切符を手に持っているのでしょう?
1年後、どこに辿りついているのか楽しみです。


看護師さんの世界の広がり


今日の読売新聞に目を通すと
フィリピン女性が、看護師国家試験に合格した写真入り記事が目に飛び込んできました。
読売ONLINE版 ⇒ 『看護師挑戦 フィリピン女性に合格の春』
新聞では、今、大阪の病院で、いきいきと働く女性の姿が掲載されていて
3年間、看護助手として働きながら、猛烈に勉強した様子が伝わってきました。
この女性が、日本で合格の桜の春を迎えられて、本当によかった、と思い、
と新聞紙に向かって、思わず、「おめでとう!」と言いそうになりました。
日本語という大きな壁を乗り越えて
晴れて、この日本で、看護師として働く彼女の笑顔に、清々しい気持ちになりました。
看護の世界も、国境の無い、大きな世界へと広がり始めているように感じます。
コーチングやコミュニケーションを通じて、これからも、看護師さんたちと関わっていく私自身、
個々の看護師さん、ひとつの病院内の組織としてだけでなく、地域社会、日本国内、
世界的視野・・・さまざまな視点を持つことの大切さを考えさせられました。
看護師さんたちが主体的によりよく働くためのお役に立てるよう
ともに成長していけるよう、磨きをかけていこうという気持ちがますます強まりました。
看護師さんたちの笑顔を想像しながら、軽やかに、地道に、努力したいと思います!


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