2018年8月

スキルか姿勢か~コーチング研修


今年のお盆は、精神科単科病院でのコーチング研修でした。

1回目から約2ヶ月空いての第2回目です。

1回目は、これからの土台となる部分でした。

土台となる部分は、頭ですべてを理解できない内容が多く、2回目の研修までのあいだに
理解できなくても実践することが、後々いろんなことに波及する重要な部分なのです。

正しくしっかり理解してから実践する、という流れに慣れてしまっていると
今回の研修は、今までの流れに逆らう形です。
受講の皆さんとっては、腑に落ちなかったり、反発心が出てきたり、
正しい答えがあるのに教えてくれないだけではないだろうか?と私を信用できなかったり、
いろんな気持ちや実践への葛藤もあったと想像できます。

私はこれらすべてを引き受けて、この研修に臨んでいます。

この2か月間、素直に受けとめて実践している人は
2回目の研修内容を”コミュニケーションのスキル”として理解するのではなく
“人に対する心の姿勢”として、より深く理解したうえで、次のステップに進むことができます。
(スキルがいけないというのではなく、
この研修では、心の姿勢<あり方>として捉え定着させることを大事にしています)

ここからの2か月間は、2回目の研修内容の実践はもちろん、
1回目の土台となる部分の実践も少しずつ積み重ねていっていただきたいと思います。

そうすると、さらに2か月後には、今以上により良い変化を実感できます!

楽しみながら一緒に前進していきましょう! 応援しています!


流れ星☆星に願いを~とは?


流れ星に願い事を唱えるとその願いはかなう。

子どもの頃、よく耳にしました。そしてワクワクしたのを憶えています。
昔から言われていることなのでしょう。

これは、迷信ではないと思っています。
迷信を信じている、という話でもありません。

流れ星は、いつなんどき、目の前を横切るかわかりません。
流れ星を見たとき、ふつう願い事を唱える間もなく、星は流れ去って行きます。
あ~残念。。。となります。

それでは、流れ星に願い事を唱えられる人とは、どんな人でしょう?

それは、こうなりたい!こうしたい!こうでありますように!
日頃から明確に具体的に思い描いている人です。

常に明確に思い描いているから
いつもそのことを心に留めているから
日頃からそれを目指しているから
常日頃、そのことを意識しているから
流れ星が通過するほんの一瞬、即座に、星に向かって伝えることができるのです。

流れ星に願いを伝えることができたなら、そのことが、その人のなかで、より大きなパワーとなって
思いを実現する原動力のひとつになります。自信にもなり、確信にもなり得ます。

裏を返せば
流れ星に思いを伝えなくても、その人には自力で実現する力がある、ということでもあります。

コーチングも目的や目標が明確な人ほど
流れ星を見つけるかのように、いろんな物事や人をキャッチして実現していきます。

流れ星は、私たちの日常に絶え間なく流れ続けているのです。

願いや目標が明確になればなるほど、目に見えない流れ星がはっきりと見えてきます。

透視とか怪しげなものではなく、
単純に、見え方が変わる、世界が違って見える、ということです。
新鮮ですよー。

今、私の願い(目標)は明確です。
流れ星を逃すことなく、瞬時にキャッチしていきますよ~!
本気です(笑)

雲しか見えませんって?? 星も何でも流れています☆


仕事は楽ではないけれど、楽しくすることはできる


大阪府看護協会さまでの大阪府専任教員養成講習会のカリキュラムのなかの
『人間関係論』を担当しています。

4月から始まり、お盆前に最終回を迎えました。
今年も本当にあっという間でした。

皆さんの学ぼうとする姿勢が素晴らしく、私も姿勢を正して意識を高く持って取り組みました。

休憩中や終了後も質問に来てくださる方々もいらっしゃって、
私もいろいろ調べたり考えたりと、とても勉強になりました。

他の講座は、課題も多くて皆さん大変そうでしたが、
この人間関係論の時間が、癒しの楽しいひとときとなっているというお声もいただきました。

私は、皆さんを癒そうとは意図していませんが、他の所でもよく言っていただくことでもあります。
良いこととしてポジティブに受けとめています(笑)
楽しくしようというのは、常に意識しています。私自身、仕事を楽しんでいます。

『仕事は楽ではないけれど、楽しくすることはできる。自分次第!』がモットーです。

最終回は、15分も時間オーバーしてしまったことが悔やまれます。残念でなりません。
時間を守れることができない・・・自分自身の行為で許せないことのひとつなのです^^;
最後の最後にやらかしてしまいました~。
来年度は時間管理をしっかりと!!

受講中の皆さん、課題は明るい未来のためにある!です。
明るい未来を忘れないで、がんばってください。 心から応援しています!


賢い患者


私自身、2005年からボランティア・スタッフとして活動に参加している
認定NPO法人ささえあい医療人権センター 理事長の山口育子さんの著書が
6月に岩波書店から発売されました。

賢い患者 (岩波新書)

7月28日の日経新聞朝刊「読書」のコーナーの書評が素晴らしいです。
↓ webでは会員限定の記事となっていますが
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO33492380X20C18A7MY7000/
↓ 山口さんのフェイスブックの7月28日投稿に全文掲載されています。
https://www.facebook.com/ikuko.yamaguchi.3975

患者の立場の方も医療者の方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。


Top