2008年6月

決めたはずが、決め切れていない


前回に引き続き、
“人間というものは、
いつでも自分を中心として、ものを見たり考えたりするという性質を持っている”
 
このことを実生活で体感する出来事がありました。
この自分を中心に見たり考えたりする性質は、誰にでもあります。
自分のことではない他者の問題をも、自分が何とかしなければと、コントロールしようとします。
ある出来事で、私の中に、
他者の問題をコントロールしようとする自分がいることに気づきました。
私の場合、どういうときに何とかしよう、コントロールしようとするのが表れるかというと、
自分の立ち居地を決めたはずだけれど、決め切れていない状態のときです。
頭ではこの立ち居地でいこう、と決めています。
しかし、心が決めかねています。
どうするか(この立ち居地でいこう)・・・doingを決めても、
自分自身がどうありたいか(心)・・・beingの部分で決めかねている、迷いがある状態。
100%OKを出せていない状態です。
beingとdoingが統合されると、コントロールでない自分らしさで関われます。
今はっきりしているのは、100%じゃない自分がいる、ということ。
このことがはっきりしている自分にOKを出す。
すると、私の場合、その後の自分の言動に責任が持てるようになります。


はじめ人間ギャートルズ


Amasonからの新商品紹介メールが届きました。
新作CD 『あのうた
なつかしのアニメソングがボサノヴァ調にアレンジされています。
どれもこれもなじみのあるアニメばかり!
思わず全曲視聴してしまいましたよ。
どれもこれも思い出いっぱい。
なかでもいちばん懐かしかったのは、『はじめ人間ギャートルズ』です。
マンモスの肉は固そうなんだけれど、私も食べてみたい~とてもおいしそうに見えました。
だから今も、固い食べ物が大好きです。
星が落ちてきたり、火山が噴いたり、地球が丸ごと感じられるマンガでした。
だから今も、地球や宇宙のことが知りたくて『Newton (ニュートン) 2008年 08月号 [雑誌]』を愛読しています。
自然とともにシンプルかつイキイキと生きているゴンやドテチン、とうちゃん、かあちゃんが大好きでした。
今の私はシンプルかつイキイキと生きてるかな?
けっこういい感じです(笑)
はじめ人間ギャートルズのオープニング曲もエンディング曲も、
かまやつひろしの作曲だったんですね。
オープニング『はじめ人間ギャートルズ』  ※音が出ます
http://jp.youtube.com/watch?v=-nksKp13AeQ
エンディング『やつらの足音のバラード』   ※音が出ます
http://jp.youtube.com/watch?v=wQgaG28XJeE&feature=related


体験は残る


夕方のニュース番組で、
インドネシアの人が日本で介護福祉士の仕事をするために、
現地の学校で学んでいる様子を見ました。
介護の勉強だけでなく、日本語にも一生懸命取り組んでいます。
ひとりの男性の言葉がとてもステキでした。
「お金は1ヶ月でなくなってしまっても、体験はいつまでも残る」
もちろん、日本語で。
日本で介護福祉士として早く働きたい、日本でいろんな経験をしたいという
彼の気持ちがストレートに伝わってきました。
体験は残る・・・
体験は少しずつ積み重なり、やがて強固な土台となる。
人生の土台となるのが、さまざまな体験なのだと感じました。
この前のザ・マジックアワーで書いた内容とつながっているような・・・


吉野源三郎 『君たちはどう生きるか』


君たちはどう生きるか (岩波文庫)』を読んでみようと思ったのは、
国連難民支援 日本UNHCRのホームページのウガンダUNHCRリラ事務所・
所長の高嶋由美子さんのインタビューを拝見したのがきっかけです。
http://www.japanforunhcr.org/act/a_africa_uganda_03.html
インタビューの中で高嶋由美子さんは、
“吉野源三郎の著書『君たちはどう生きるか』も私の人生のバイブル書です。
落ち込みそうなときに、この本を読み返すたびに、またがんばろうと思わせてくれるのです”
ウガンダという国で難民支援をしている人が励まされる本とは一体どんな内容なのだろう?
そんな好奇心がきっかけでした。
一気に読み終えました!
初版は第二次世界大戦前の1937年です。
今読んでも古さを感じない内容です。
個人の人生と社会がいかにつながっているかを再認識しました。
コーチングと重なる内容もあり、おおいに共感しました。
その部分を要約すると、
『コペルニクスが地動説を唱えるまでは、地球のまわりを回っているのは太陽や星だと、
目で見たままに信じていた。
人間というものは、いつでも自分を中心として、ものを見たり考えたりするという性質を
持っているためだ

ものの見方ひとつで、世界が広がります。
見方をちょっと変えるだけで、宇宙の真実が姿を現します。
今まで説明のつかなかったいろんなことが法則で説明されるようになり、
人類の進歩につながり、今の社会があるのです。
また、子どもの頃の苦い体験も思い出されます。
そして、苦い体験はそれぞれ違うけれども、どの人も持っているのだということを知ります。
その体験が今の生き方にも影響しているのだということも・・・
次に読み返す時も、一気に読み終えるだろうと思える一冊です。


ザ・マジックアワー


楽しみにしていた三谷幸喜の『ザ・マジックアワー』を観ました。
http://www.magic-hour.jp/index.html
お互いに佐藤浩市ファンの友人と一緒に♪
佐藤浩市の弾けっぷりが最高のコメディー映画です。
観終わった後、すがすがしい気持ちになりました。
このすがすがしさは、どこから来るのか?
それは、“人の成長”を見届けた満足感のようなものからです。
三流役者が、ホンモノの役者になっていく。
役者が役者らしくなっていく。
経験によって人は成長し、
何歳からでも、どんな状況からでも、人は成長できるのだなと思いました。
役者が役者らしくなっていく姿を見せてくれた佐藤浩市の演技力にもよるのでしょうか。
佐藤浩市ファンだからそう思うのかしら??


小鳥の鳴き声


疲れがたまってきたかな。
そんなとき、キューピーコーワゴールド・・・じゃなくて!
疲れがたまってきたかな。
そんなとき、リラックスできるホームページを見つけました。
ことりのさえずり → http://pikanakiusagi.web.fc2.com/index.html
里山あたりを散策しているような気分。
いろんな種類の小鳥がいて、さえずりもさまざま。
心地よいさえずり。
伸びやかなさずり。
元気よいさえずり。
波打つようなさえずり。
いろいろ。
リラックスすると、お腹がすいてきた。
鯨のさえずり。
なんちゃって♪


ノンステップバス


日常の交通手段として、バスを利用することは滅多にありませんが、
仕事先への移動に使うことがたまにあります。
最近はノンステップバスが増えているので、
旧式のステップありのバスに乗り合わせることは、ほとんどありませんでした。
久しぶりのステップバス。(こんな呼び名じゃないだろうけれど)
段差がとても大きく感じました。
ノンステップを使い慣れていると、
あれっ?こんなに差があったなんて~、ちょっとした驚きです。
お年寄りが多い時間帯だったので、全員が乗り込むまでに、かなりの時間を要しました。
思わず介助しようかと思ったぐらいです。
バスのステップを上がるのも、お年寄りにとっては大変な動作です。
自分の目線だけで物事を捉える習慣は、やっぱり意識しないと変えられないものだ、
と実感しました。
ノンステップバスで、
「このバス乗りにくいわっ!」という声を耳にしたこともあります。
もっと便利に快適に。
人の欲求は便利さと快適さを求めて、さらに多様化の時代なのかもしれません。


東野圭吾 『天空の蜂』


東野圭吾の『天空の蜂 (講談社文庫)』を読みました。
映画を観ているようなスピード感。
著者・東野圭吾の原子力発電所や特殊ヘリコプター、警察や防衛庁などに関する
膨大な知識に圧倒されます。
ひとりの人がここまで書けるものかと、どんな頭脳を持っているのかと。
私が感じたことは、何が正しくて、何が間違っているか、それはわからない、ということ。
登場人物それぞれの“その人にとって”、“その時”、何を基準に判断し、行動するかで、
流れが少しずつ変わってきます。
結末は、ある意味解決かもしれませんが、
私には解決ではなく、ここからまた新たな物語が始まるように思えてなりません。
読みごたえのある小説です。


お礼状をいただいて


ある市民団体にボランティアスタッフとして関わり、4年目になります。
その市民団体主催のフォーラム開催当日も、ボランティアスタッフとして参加しました。
大きなイベントがあった後は、いつもお礼のハガキをいただきます。
その市民団体のスタッフそれぞれが、ひと言ずつコメントを添えてくれた
心のこもったハガキを受け取った時は、毎回うれしい気持ちになります。
あるボランティアスタッフの方が、「おハガキありがとうございました」
とスタッフの方に伝えていらっしゃいました。
その場面に遭遇して、頭に岩が落ちてきたような衝撃を受けました。
私もハガキをもらってうれしい。
この気持ちは、お礼を伝えていたボランティアスタッフの方と同じだと思います。
それでは、この人と私の違いは何か?
それは、お礼状をもらって当然という気持ちが私にはあるということ・・・
傲慢。
だから、お礼状をもらったことに対してお礼を言う、
という気持ちがスッポリ抜け落ちていたのです。
お礼を対価だと捉えていたということですよね。
こんな自分が恥ずかしい。
感謝知らずの自分が情けない。
してもらったことを、私が何かをしたからだ、と相殺する自己パターンを目の当たりにしました。
このボランティアスタッフの方に感謝します。
ほんとに大切なことを教えてくださいました。
“やってもらって当然” から、“やってもらったことに感謝する” に変えていこう!


フォニックス


“フォニックス”という英語を音から学ぶ方法があるらしい、といことを最近知りました。
子どもの英会話教室で使われているみたいです。
アルファベット26文字の基本フォニックスが載っています。↓
http://allabout.co.jp/children/kidsenglish/closeup/CU20020620a/
文字と音にルールがある。
もっと早く知りたかった~。
「舌を巻いて~上あごにつけて~なんちゃらなんちゃら~」みたいな説明より、
このルールを知っていると、発音の意味も理解できたのではないだろうか?ちょっと残念。
言葉の成り立ちも理解できて、もっと楽しく英語を学べたかも。
取り戻せない過去をこれ以上語っても意味ないですねー。
3歳の甥っ子は、寝る時、「グッナイ」と言うそうです。
かわいいな♪と思うのと同時に、きみ、何人?と思ったりもします。


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