2014年11月

豪華絢爛~伊万里展 


この連休中に、東洋陶磁陶磁美術館で開催されている
『IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器』に行ってきました。

オランダ東インド会社からの注文で作られ輸出された伊万里焼は
日本的な要素と中国的な要素の融合に、ヨーロッパ風アレンジが加わった豪華さで
当時のヨーロッパ王侯貴族の華やかな暮らしぶりを垣間見ることができました。

理容室のサインポール(赤・青・白)のような変わったデザインの磁器の
解説には「赤は動脈、青は静脈、白は包帯を表し、当時、ヨーロッパの理容室では、
瀉血や外科治療も行っていた」とありました。

日本の理髪店の前でクルクル回転しているあのサインポールは
ヨーロッパ伝来の、古くからあるものだったと初めて知りました。
それに、理容室で医療行為がされていたことも新鮮な驚きでした。

東インド会社の貿易が盛んだった頃、東南アジアは、ヨーロッパの植民地時代でもあり
何事も明と暗があるのを実感した展覧会でもありました。

写真は、美術館の裏の銀杏です。紅葉がきれいでした。
美術館の表(玄関)と裏も見てきました(笑)

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療養型病院施設の見学


先日、仕事の打ち合わせのため、ある病院を訪問しました。
打ち合わせの後、院内を案内していただきました。

ベット数が1,000床を超える療養型の病院です。

病棟の雰囲気は、急性期の病院とはまた違いますし
時間の流れ方も違うように感じました。

直接、胃に栄養を入れる「胃ろう」の器具を拝見しました。
患者さんごとに、投与する内容物や量が容器に表示されていて
詳しい説明を受けました。

「百聞は一見にしかず」でした。

想像のイメージで説明を聞くのとは大違いで
実際に目で見て、説明を聞くと、自分の中への入り方が違います。

そういうことか、と納得できました。
まだまだ知らないことばかりで、とても良い勉強になりました。

お風呂も見学しました。
患者さんんはベットに寝たまま、お風呂に入ることができるようになっていました。
身体的な苦痛が軽減される工夫がされていて、これからもどんどん進化していくのだろうと
思いました。

このほかにも、リハビリの様子やデイサービスなども見学させていただきました。

医療や看護の現場を実際に見せてさせていただくことは、仕事上、とても大事なことで
医療者の皆さんにより良いお仕事をしていただけるよう 反映させていきたいと思います。


祝!合気道部創部50周年


先日、母校で所属していた合気道部の創部50周年記念式典(演武会)が行われました。

現役の後輩たちは、礼儀正しく、真心のこもった受け答え、快適なおもてなしで
迎えてくれました。

初めてお会いする歴代の先輩方や後輩と同じ場に居られる・・・じんわり感動でした。

そして、なんといっても、同期の仲間との久しぶりの再会!
とても楽しかったです。
同期11人中7人が、北海道、千葉、東京、静岡、奈良、兵庫、大阪と
各地から集まってきました。全員バラバラ~(笑)
一瞬にして、当時と同じ一体感を味わいました。
懐かしくって、楽しくって、あっという間に時間が過ぎていきました。

合気道部の周年記念は、5年毎に行われていて、40周年と45周年のときも出席しました。
卒業しても、こうやって帰る場所があるっていいですね。
私にとって、幸せな時間、大切な場所です。

京女合気道部50周年14.11.9


幸せ感じる正倉院展


先日、正倉院展に行ってきました。

ここ数年は、2年毎ぐらいのペースで行っています。

今年は、目立ってきらびやかな展示品はありませんでしたが
繊細な展示品が多く、当時にタイムスリップして色鮮やかに
着色して、脳内で再現して楽しみました。
時空を越えちゃいましたよー(笑)

天皇皇后両陛下傘寿を記念しての正倉院展でもあるので
構成がよりいっそう工夫されているように感じました。

展示品をひとつひとつ丁寧に観ていき、すべて観終わったとき
私のなかから溢れ出てきたのは
「日本の国民の幸福をいちばん願ってくれている人、
その人は、天皇陛下なのだ」
と同時に、感謝の気持ちで満たされました。

日本人でよかった。
なんて幸せ者なんだろう。

幸せを感じる正倉院展でした。

正倉院展14.11.3


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