2019年6月

ホテルで『紅茶事件』♪


先日、友人とホテルで食事をしました。

ピアノの生演奏を聴きながらの優雅な午後のひととき。

食後の飲み物は、友人も私も紅茶にしました。

「紅茶のおかわりをお持ちしましょうか?」
私たちのテーブル担当のスタッフが声をかけてくれました。

「お願いします」と答えると
私のティーカップに紅茶を注いでくれました。

ところが、カップの半分ぐらいまで紅茶を注いで、
戻って行ってしまいました。

ポットの紅茶がなくなったので、新しいポットを取りに行っているのだろうと
新しいおかわりの紅茶が来るのを待ちながら、友人との会話に花を咲かせてました。

私のカップに注がれた中途半端な量の紅茶が、
完全に冷め切ってしまうぐらい時間が経っても、スタッフはやって来ません。

もしかすると、私だけがおかわり希望と思って、友人は要らないと思ったのだろうか?
(友人もおかわり希望です。それに、私のも中途半端だよ~ん)

忘れられているかもしれないから、スタッフに声かけてみようか?
友人との会話が、完全に、紅茶一色になってしまいました(笑)

紅茶の心配をしていると、やっとポットを持ったスタッフがやって来て、
友人のカップに、そして私のカップにも、作り立ての新しい紅茶を注いでくれました。

やっぱり、紅茶がなくなったんだねー。

その後は紅茶を飲みながら、私たち二人の楽しい会話に戻りました。

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スタッフが何も言わずに立ち去るのではなく、
「新しい紅茶をお持ちします」のひと言があれば
・・・安心して待っていられたのにな。

これから作るところなら、
「新しい紅茶をお作りしていますので、もうしばらくお待ちください」
・・・この言葉がけで、もっと友人との会話を楽しめたのにな。

この他のサービスが良かっただけに、
この「紅茶事件」(事件にしてすみません^^;)が際立ってしまいました。

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今回のことは、他人のことなので客観的に見ることができますが、
私も同じようなことをしていると自信を持って言えます(笑)
(自信持っちゃいけないところのような・・・)

仕事のときの会話や、友人や家族との会話を思い出してください。

自分は分かっているから、相手も分かっているだろうと思い込んで
特に説明しなかったことで、うまくいかなかった経験はありませんか?
(家族だと感情的になってケンカになっているはずです)

反対に、伝えておいたほうがよいかもと、ひと言添えることで、
相手にもっと理解してもらえたり、安心してもらえてり、
物事がスムースに進んだり、そんな経験はありませんか?

自分は分かっているけれど、相手はどうか分からない。
常に意識しないといけませんね。

そうすれば、思いやりからのひと言が自然と出てくるようになります。

「意識」するから、「自然」と出てくる。

「意識」は「自然」を誘発します。

相手のことを思って、相手の笑顔を思って、
思いやりの「ひと言」を積み重ねていきませんか?

ホテルでの『紅茶事件』のおかげで、自分の伸びしろに気づけました。
感謝♪感謝♪

↓ 居心地が良すぎて、すっかり長居してしまいました♪


人と組織が活性化する対話


ある医療機関のスタッフの方々の『人と組織を活性化する対話』が
スタートしました。

タイトルが堅苦しいですね(笑)

平たく言えば、今以上に「いきいきと働くきっかけをつくる対話」です。

自分を振り返る。
お互いを受けとめ合う。
お互いをもっと知り合う。

小さな一歩を全員で踏み出しました。

小さな一歩をバカにしてはいけません。

小さな一歩が道をつくります。

小さな一歩、その積み重ねが、人の土台、組織の土台をつくります。

↓ 帰り道、夕日に映える美しい大阪城


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