2007年9月

スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ


三池崇史監督の映画『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』を観に行って来ました。
観に行ったのは、先週のこと。。。
観終わってすぐは、頭の中がゴチャゴチャになっている感じでした。
少しだけ整理されてきたので、書いてみることにしました。
子どもの頃、テレビでマカロニ・ウエスタンものの映画をよく観ていたので、
日本版のウエスタンものってどんなだろう?興味があったのと、
わたくし、密かに佐藤浩市のファンでもあります。
佐藤浩市がちょっとおバカな役柄でした。
こういう佐藤浩市もたまにはいいかな。いつもはいやだけれど。
この映画は、豪華キャストで、ひたすら娯楽を追求しています。

(さらに…)


ちりめんの巾着


ふとした拍子に、ホテルで働いていた頃のエピソードを思い出します。
今日は、フロントで働いていた時の忘れ物のエピソードのひとつを。
(“忘れ物”というキーワードだけでも、いくつか思い出されます。
ここには書けない内容も多くて・・・おもしろエピソードいっぱいなんですけれど)
ある日の朝、チェックアウトの時間帯のことでした。
ちりめんの巾着が、ロビーでの忘れ物としてフロントに届けられました。
手作り風のちりめんの巾着です。
巾着の中に、持ち主の手がかりになるものはないか確認しました。
持ち主の連絡先が判るものがありました。
お財布など貴重品も入っていたと記憶しています。
持ち主の方に電話しました。
とても嬉しそうな声で、
「ありがとうございます。
中身はどうでもいいんです。
その巾着はとても大事なもので・・・友達が作ってくれた大切なものなんです。
その巾着を失くして、ショックで、ショックで・・・どうしようかと思ってました。
本当にありがとう!」
そのちりめんの巾着は、大切に長く使っているのが見てわかりました。
作った人の温かさと上品さを感じる巾着でした。
その巾着を手にした瞬間、
早く連絡をとろうした私が、あの時、確かにいました。
手作りの巾着をプレゼントした人の思い。
手作りの巾着をもらった人の思い。
立場の違う人たちの思いが、手作りの巾着を拾得した私に何かわからないけれど、
伝わってきた瞬間だったのでしょう。
ちりめんの巾着を媒介して生まれるコミュニケーション。
想像できます。
「その巾着、ステキね」
このひと言から始まるコミュニケーションを。
コミュニケーションを創り出すのは、人だけではなく、
視点を変えると、すべてのものがコミュニケーションを創り出すことに、気づきます。
巾着に込められた思いの内容は知らなくても、
巾着に込められた思いの大きさや深さを感じ取る力を、人は持っています。


根来山げんきの森


和歌山県岩出市の『根来山げんきの森』に行って来ました。
緑化センターの近くです。
根来山は、もともと国有林で、県に払い下げになり、それをNPOが運営しています。
森の中に手作りブランコ発見!
久しぶりに、ブランコに乗りました!
見晴らしの良い場所のベンチに腰掛けて、
遠くの景色を眺めながら、日々の事は何も考えず、自然の中に、ただいるだけの時間。
心地よい時間でした。
向こうの山に、雨雲がかかっていました。
こちらに近づいてきているのがわかります。
風に乗って、かすかに雨の匂いがします。
森の中にいると、不思議と五感が冴えます。
家族や学校遠足、みんなで来たら楽しいだろうな、と思いました。
森を汚さず、自然の中で、遊んでもよし、学んでもよし。
家の中でゲームするのも楽しいだろうけれど、自然の中の楽しさも知ってほしいな。
森づくりの活動にも参加してみるのもいいかも。
根来山げんきの森
http://www.midorikousha.jp/07_map.html


コミュニケーションの難しさ


コーチングをはじめて知った時、よく耳にする言葉があります。
「私は、今まで、コミュニケーションできていると思っていました。
 今日、できていないことに気づきました。
 コミュニケーションは難しいですね」
コミュニケーションは難しい。
この“難しい”というのは、その人にとって、いろんな意味が内包されていて、
また、漠然としています。
その人にとって、何が難しいと感じたのか?
コーチングを通じて、コミュニケーションのどんなところに、難しさを感じたのか?
反対に、何が面白いと思ったのか? どんなところに興味を持ったのか?
“難しい”という視点からだけでも、
思考が広がり、コミュニケーションが広がります!
“難しい”で止めてしまうと、コミュニケーションが面白くなくなります。
もったいないことです。
“難しい”と思う気持ちを否定する必要はありませんが、
コミュニケーションの広がりを、自分でつくっていきましょう。
広げることで、明確になり、深みや幅が増し、面白くなります。


神戸コロッケ


ふだんあまり動かないせいか、外で仕事した後は、お腹が空きます。
自分に合格点を出せた時、よく買っているある食べ物に気づきました。
神戸コロッケの “ぷりっ旨っ!海老と貝柱のカツ” です。
タルタルソースが付いているから、カロリーがとても高い!
値段より高い!
(比較方法がヘンだよ)
でも、おいしい。
コロッケの海老って、こんなにおいしいのか~大満足♪
大好きです。
いつか飽きる日が来るまで、お世話になりますよぉ。海老と貝柱のカツ!
コロッケで満足できるって、いいよねー。
幸せは日常にあり。
神戸コロッケ
http://www.rockfield.co.jp/brand/kc/index.html
ぷりっ旨っ!海老と貝柱のカツ
http://www.rockfield.co.jp/brand/kc/menu/menu.html


さいだねブログ 始めました!


さいだねブログがいよいよスタート!
さいだねブログでは、この日記 『日々これ好日』で書いているような私の日常や、
『学びコラム』で書いているようなコーチング、コミュニケーション、サービスという
枠を越えて、私の中のさいだねが思うがままに語ります。
さいだねって何だろう?
ぜひ、読んでみてください!
【さいだねブログ】
 ~あなたのさいだねは何ですか?
http://d.hatena.ne.jp/saidane/
気に入ったのがあれば、気軽にコメントしていってくださいね。
よろしくお願いします♪


ロボット以下の対応


昨日に引き続き、公共の交通機関でのこと。
A駅からC駅まで行く予定です。
A駅からB駅までの回数券を持っています。
A駅からB駅までと、A駅からC駅までは同じ乗車料金の170円です。
この回数券が使えたらいいけれど、無理だろうと思いながら、
一応、聞くだけ聞いてみよう。駅員さんに確認しました。
私  「C駅まで行きたいんです。同じ料金のB駅までの回数券持ってるんですが、
    この回数券でC駅まで行けますか?」
駅員 「B駅からC駅までの料金120円が別途必要です」
はい、駅員さん、あなたは正しいです。
何も間違ったことは言っていないです。
駅員さんの言うとおりにすると、
回数券170円+乗り越し120円=290円。
しかし、A駅からC駅まで、普通に乗車券を買えば、170円です。
多少計算が弱くても、それぐらい判ります。
「回数券を使わないで、別に乗車券をお買い求めいただいたほうがいいですよ」
ひと言添える。
別の選択肢を提案。
どうして出てこないのか不思議でたまりません。
いまどき、ロボットでもこれぐらいしゃべりそうです。
インターネットのほうが親切に教えてくれます。
目の前にいる相手の立場になって、ちょっと考えればいいだけです。
たまたま駅でのやり取りを具体例として書きましたが、
同じような会話は、いつでもどこでも起こり得ます。
いくら正しくても、聞かれたことにだた反応して答えるのではなく、
相手が何を求めているのかを考えて、相手が納得できるように答えてほしいものです。
それに、一行で会話を終わらせる、片付ける必要もないと思います。
せめて、二行ぐらい話せば、ちょっとはマシな会話になるのでは?
今日は辛口。
おっと、タイトルも辛口。


高級ブランドの力 ~ カルティエ


高級ブランドには、それぞれに個性があります。
それじゃ、その高級ブランドのホームページは、どんな個性を発揮しているのだろう?
有名どころのエルメス、カルティエ、ルイヴィトン、シャネルなどググッてみました。
私がいちばんいいなと思ったのは、『カルティエ』です。
中でも、“Love Collection”がお気に入りです。
http://love.cartier.com/
センス抜群。
デザイン力とストーリー力を感じる。
音楽もよい。
ブランドの持つ力は、優雅さや余裕を大胆に表現しています。


泥酔した人に対する私の顕在意識と潜在意識


夜遅い時間帯の電車でのこと。
かなりお酒を飲んだとひと目でわかる20歳代の男性が隣の席に。
座ったとたんに睡魔に襲われたようで、居眠り開始。
男性の頭が、私のほうに、カクン、カクン、ガックン。
20歳代男性ということで、ほんとは喜ぶべきところなんでしょうが、
だんだん腹が立ってきました~。
男性の頭だけでなく、体全体が激しく大揺れ。
膝枕寸前までに!
見知らぬ酔っ払いに、膝を貸す仏心は持ち合わせていないぞ。
それでなくても、狭い電車の中。
その狭い車中で、ここまでパーソナル・スペースを侵害されると平常心で居れなくなります。
電車の中でよく、ちょっとしたことで揉め事になるのは、自分だけの領域がほとんどないから
かもしれません。
今度、もたれかけてきたら言ってやろう!
そして、私の口から出てきた言葉が、
「大丈夫?」
何なんだ、これは??
それも笑顔で。
思考と行動が正反対。
怒っているのに、笑顔で声をかける。
無意識に、です。
こういうのは、はじめての経験ではありません。
私の思考パターンと行動パターンの組み合わせが、状況によって違ってくる、ということです。
泥酔している人に注意してもなぁ、と潜在意識では理解しているのです。
しかし、顕在意識は、腹立たしさを感じているので、何か言いたくなる。
コーチングでは、行動だけでなく、感情も大事に扱っていきます。
そうすると、日常での自分自身の行動と感情のパターンが浮き彫りになってきます。
「何なんだ、これは??」と一瞬驚いても、
腹立たしさの奥には、こんな感情がわき起こっていたんだ、と自己理解が深まります。
理解すると、自分に対する安心感が増します。
おもしろいですね。
「大丈夫?」と声をかけることで、この酔っ払った男性も、もたれかかるのを懸命に阻止しながら
居眠りしていました。
私にも平常心が戻りました。
ほんとおもしろいですね。


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