2022年8月

耳は閉じることができない


「目と口は閉じられるけれど、耳は閉じることができない」
と聞いたことがあります。

言われてみれば、確かにそうです。
目はまぶた、口は唇で閉じることができますが
耳にはフタがありません。

「私は耳たぶを自在に操って耳栓できますよ!」
という人は例外として…笑

それに、最後まで残る感覚は「聴覚」と言われています。

また、お母さんのお腹にいる胎児のとき、外の音は聞こえているそうなので
「聴覚」が先に発達するということでしょう。

そんな閉じられないはずの耳ですが、
人の話を聞かないときもあります。

あれれっ? 耳にフタしてる??

耳にはフタはできないけれど、心にはフタができてしまいます。
心にフタをして、耳を閉ざします。

_______
・耳は閉じることができない
・最後まで残る感覚が聴覚
・先に発達するのが聴覚
_______

これらの点からも、
生きていくうえで、聞くことはとても重要なことですよ、
だから、もっとよく聞きなさいよ、
人の話もよく聞きなさいよ、ということだと思えてきます。

よく聞くために、
私たちは「好奇心」という「心」を備えています。

人の話を聞くのは、相手を理解するためです。

理解しようとする心に、「好奇心」という心をプラスすると
もっとよく聞こうとする心の姿勢が生まれます。

好奇心を持っていると、心にフタはできないです。
好奇心は、心のフタを吹き飛ばします!


偶然の出会い


私は、思いがけない出会いが好きです。

先日も素敵な偶然の出会いがありました。

ひょんなことから、当日急遽、
女子大生のAさんとライブハウスに行くことになりました。

Aさんとは初対面です。
私との年齢差は30歳以上、話があうだろうか?ドキドキと、
一緒に楽しみたいワクワク感が交錯します。
こういう気持ちが味わえるのが、偶然の出会いの醍醐味です。

Aさんは、私より先にきちんと挨拶をしてくれ、
道中、いろんな雑談をしながらお店に到着しました。

Aさんは大人の雰囲気漂うライブハウスは初めて。
そのうえ、初対面の私と食事して会話して、生演奏を聴いて…
盛沢山の「挑戦」を楽しんでいる姿に刺激を受けました。

彼女はとても聞き上手・話し上手。
ふたりでいろんな話をしました。

シンガーの歌声に感極まって涙するAさんを見て、
もちろん、私ももらい泣きしました(笑)

初対面どうしで感情を分かちあえるなんて貴重な体験です。
とても嬉しかったです。

またいつかAさんと再会できるといいな。
また、偶然がいいな。

未来の楽しみがひとつ増えました!


こだわる?ゆるめる?


物事がスムーズに進まなかったり、うまくいかなかったり、
そういう経験は、誰にでもあります。

うまくいかないときは、
必死になってうまくいかせるための答えを見つけようとするよりも、
「今のわたしって、視野が狭くなっていないだろうか?」と自問します。

視野が狭くなっているときは、そのことにも気がつきにくいものです。
そこで、さらに自問します。
「自分の考えに固執していないだろうか?」
「わたしは、何にこだわっているのだろうか?」
「このこだわりは、本当に必要なものだろうか?」

こだわりが強いと、視野が狭くなります。
進む道が見えにくくなります。
道を見失うこともあります。

こだわりすぎると、うまくいかなくなります。

こだわりをゆるめると、見えてくるものがあります。
それって、視野が広がる、ということですね!


言葉にならない


言葉があるから、いろんな人と意思疎通できます。
伝えあえることができます。通じあうことができます。

言葉はとても便利なもの、ありがたいものです。

でも、本当に本当に大事なことは、
言葉にはならない。言葉にはできないもの。

このことを理解したうえで、
本当に大事なことを言葉にならない言葉に込める努力はしたいです。

あきらめないことが、可能性をひらくのだ!!😊

こう決意して、研修づくりに向かいます!


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