2012年7月

キラキラ☆看護体験高校生に出会う


昨日は、ある総合病院の看護師さんのコーチング研修でした。
研修会場のいつもの会議室に入ると、人は居らず、
一席ずつ、机の上には綺麗に畳まれた白衣、白衣の上には名札、
白衣の横には資料・・・というふうに、十数人分、整えて置かれていました。
すると、一斉に人が入ってきました。
看護体験を終えた高校生たちでした。
男子も女子もその瞳は、キラキラ輝いていました。 
彼らは、とても礼儀正しく、全員挨拶してくれます。
病院の責任者が入ってきて、第一声、
「わぁー、みんな、こんなに制服を綺麗に畳んでくれて~!」
感激してらっしゃいました。
人から借りたものを返すときの礼儀作法を、きちんと実践しているのを見て、
私も嬉しくなりました。
今まで意識したことはなかったのですが、社会の中での礼儀作法の実践は、
こうやって、大人になる前からスタートしているのだ、と改めて実感しました。
私も、数年前、ある病院で、一日看護体験をしました。
お借りした制服をきちんと畳んでお返ししたかどうか・・・ちょっと怪しいです(汗)
それにしても、ピュアなエネルギーの、気持ちのよい未来の看護師さんたちとの出会いでした。


evening sky


最近の私の楽しみ。
それは、暮れ行く空を眺めながら、晩ご飯をいただくことです。
西の空に沈む夕陽が、東の空を美しく染めます。
そんな東の空を眺めながら、毎晩、食事をする贅沢な時間を過ごしています。
といっても、窓から空を見るだけなんですけれど。
それだけで、幸せな豊かな時間になります。
同じ空の景色の日は、一日たりともなく、
毎夕、違う風景の空を、夕食とともに味わっています。
夕食のレパートリーは少なくても、夕空のバリエーションは無限です。
一番近くに感じる大自然の空。
自然を感じながら、日々を丁寧に暮らしていきたいです。


期限を決める


先日、大阪府下のある医療施設ネットワークでの新人研修を担当しました。
テーマは、『ストレス・マネジメント』
私は医療者でもなく、医療機関で働いたこともありませんが、
仕事は違っても、ストレスに関しては、共通する部分がたくさんあるはずです。
ホテルに入社した二十数年前に、タイムスリップし(もちろん、気持ちだけ)、
当時の私自身を客観的に見てみました。
そして、当時の私の体験談を織り交ぜ、それを呼び水にして、
参加者にも体験を話してもらう時間をたっぷりとり、
参加者どうし互いに共感したり、考え方を広げたりする研修となりました。
当時を振り返ってみて気づいたことは、
ストレスレベルの高い状態から抜け出るとき、私は、いつも「期限を決めていた」ということです。
初めの配属先では、「この部署で1年間がんばってみよう」と決めました。
無意識に設定した期限ですが、
期限を決めることで、仕事のとらえ方や気持ちが前向きになり、
楽ではないけれど、楽しく働く小さな工夫をするようになったのを憶えています。
現在のコーチングの仕事でも、独立したばかりの頃は、
期限を決めることで、前進できた経験があります。
闇雲に期限を決めればよいというものでもなく、
必要なときに自然と、決めていたように思います。
期限を決めることは大事です。
また、期限にこだわらないことも大事です。
そのとき、私たちは、ちゃんと選ぶようにできています。


Top