2006年11月

ホームページが復旧しました


やっと日記が書けました!
11月は順調に更新していたのですが、サーバーの不具合で、
メールの送受信やホームページのデータの復旧に時間がかかってしまいました。
新しいサーバーに移管して(自分ではやってません。というか、できない)、
ホームページも息を吹き返しました。
日ごろから、危機管理という視点も持っておくべきですね。
そして~~~
日記にコメントを書いていただきました皆さまへ、
本当に申し訳ありません。
サーバーの不具合で、コメントがすべて消えてしまいました。
同じことが起こらないように、今後はきちんと管理していきますので、
これに懲りずに、またコメントしてください。
これからもよろしくお願い致します。


クリント・イーストウッド、76歳の輝き


映画のキャンペーンで来日しているクリント・イーストウッドのインタビュー番組を観ました。
昨晩のNHKクローズアップ現代、30分間たっぷりとイーストウッドの話に聞き入りました。
今年76歳、さまざまな経験を積んできた重みから生まれる「余裕」を感じました。
その「余裕」は、私にとっては、「癒し」に近い感覚でもあります。
イーストウッドの目の輝きは、常に今を生きることを楽しんでいる人のものでした。
少年と青年と老年のすべてが、イーストウッドの瞳の中に存在しています。
と、まあ、ここまで、イーストウッドをベタ褒めする理由、もちろんあります。
子供の頃、いちばん最初に自分の部屋に貼ったポスターが、
クリント・イーストウッドの『ダーティ・ハリー』でした。
シブい少女でした。
アイドルでもなく、若くてかっこいい映画スターでもなく、
当時でもじゅうぶんオジサンだったイーストウッドです。
『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』に
http://wwws.warnerbros.co.jp/iwojima-movies/
込められたイーストウッドのメッセージは、
「戦争に英雄はいない」
この言葉を持って、映画館に行きたいと思います。
インタビューの中で、
「自分の考え方や感じ方を信じて、映画をつくっていきたい」
と話した時のイーストウッドの目の輝き、表情、
そして、この言葉自体、ずっと忘れないでいようと思います。
私も、自分の考え方や感じ方を信じて、人生を歩みたいです。


対岸の彼女


連日のいじめや自殺のニュース。
ニュースを耳にするたびに、角田光代の直木賞受賞作 『対岸の彼女』 を思い出します。
借りて読んだ本なので、手元になく、正確におぼえていないのですが、
たしか、葵の言葉だったと思います。
「ひとりでいるのが怖くなる たくさんの友達より、
      ひとりでいても怖くないと思える 何かと出会うことのほうが大事」
というような内容でした。
大人になった今だからこそ、理解できる言葉なのかもしれません。
私たちは、自分の人生を生きながら、生き抜くことの大切さ、すべての命の大切さを、
一生をかけて学び続けるのだと思います。
私たちは、何があっても、何が何でも、生きなければならない存在なのだから。


次善の策もある


『こころの疲れに効くお薬(はなし)』というテーマで、湖南病院院長の木田孝太郎さんのお話を聞きました。
なかでも興味深かったお話は、「燃えつき症候群」についてでした。
「燃えつき症候群」になりやすい職場環境があるそうです。
・成果が期待通りにあがらない
・上司や同僚とのコミュニケーションがうまくいっていない
・責任や仕事量の多さなどで心身ともにストレスが強い、等だそうです。
こういう職場環境で働いている人は多いのではないでしょうか。
そして、コーチングで、頻繁に取り上げられるテーマでもあります。
コーチングでは、表現が少し違うだけです。
・成果を上げる
・上司や同僚とのコミュニケーションの改善
・ストレスを減らす
「燃えつき症候群」の予防・解消法の例として、
・ストレスの原因を確かめ、自分の疲れに気づく
・問題解決能力、技術を身につける
・教育の機会に積極的に参加したり、異業種の人や考え方の違う人たちと交流する 等
予防法も、コーチングを活用できると思います。
もちろん、コーチングがすべてではありませんが、ひとつの方法だと思います。
予防法の「問題解決能力をつける」ためには、「仕事の優先順位の判断力や目標設定能力を養う」ことが大切とのこと。
そして「次善の策もあるということがかわっている」ことが大切なのだそうです。
最善だけが解決策でなく、次善も解決策。
解決策はひとつではない、ということがわかっている。
「次善の策」は、木田さんがお話されていた「ゆとり」を生み出すのだと思いました。
『強さは、しなやかさのこと』という木田さんのメッセージがとても印象に残っています。
「ゆとり」が生み出すものが「強さ」であり、「しなやかさ」なのだと感じました。
コーチングでも、「しなやかさ」を大切にしたいです。


自転車で森ノ宮まで


今日は、午後から森ノ宮に行く予定でした。
仕事じゃないから、自転車で行ってみようと思い立ちました。
地図を広げてみると、自宅から自転車でじゅうぶん行ける範囲。
30分~40分ぐらいで目的地に着くだろうと思っていたら、
ほんとに30分強で着いてしまいました。
いつもなら電車を乗り継いで行くところを、自転車で行くと新鮮です。
風景がまったく違います。
いつも電車から眺めているだけの建物を、真近かに見ながら通り過ぎます。
東大阪と大阪市の中央区がこんなに近いなんて。
ちょっと寒かったけれど、ほどよい運動になりました。
さらに肉体改造に拍車をかけることになるのでは!
私のふくらはぎ、日々育っています。


人生の振り返りは未来につながる


すこし前、NHK教育テレビで『7年ごとの成長記録・49歳になりました』というドキュメンタリー番組の
再放送を観ました。
シリーズで、ほかにも『21歳になりました』の日本、旧ソ連、アメリカ編とあったようです。
イギリスのパブリック・スクールの男女生徒数名の7歳の時からはじまり、
14歳、21歳、28歳、35歳、42歳、49歳と7年ごとに取材し、その成長を記録した番組です。
49歳の今に焦点を当て、子供時代からの映像で、それぞれの人生を振り返ります。
人は、自ら進んで自分の過去を振り返ることはしません。
7年ごとに、自らの人生を振り返る姿に、辛さを感じている人や、今までの人生をかみ締めるように
振り返る人、それぞれの人生の重みを感じました。
興味深かったのは、全員に同じ質問、7年ごとに同じ質問をしていることです。
同じ質問をしても、全員違う答えです。
7年ごとに同じ質問をしても、全員毎回違う答えです。
人は、変わってゆきます。
“変化”が“成長”なのだと思いました。
この世界に、同じ人生を歩む人なんて、ひとりもいないのです。
誰かを真似たり、誰かを羨んだり、誰かのせいにしてみたり、人生そんなものじゃないのです。
この番組のように、みなさん自身も、人生を何年かごとに振り返ってみてはいかがでしょう。
きっと気づくはずです。
自分の人生は、自分だけのものと。
人生を丁寧に振り返ることは、未来につながると。
みなさんが、日々接するお客さまも、それぞれの人生を歩んでいます。
みなさんとお客さまとの出会いは、それぞれの人生の一瞬一瞬です。
お互いにとって、大切な人生の瞬間です。
みなさん自身の、人とのかかわりも振り返ってみてはいかがでしょう。
きっと気づくはずです。
明日からはじまる未来、かかわり方が変わると。


集中力を高める方法


最近、ジョギングを始めました。(以前の日記でも書きましたが)
肩こりは解消されつつあります。
さらに、お土産つきでした。
朝のジョギングで、体の調子もよいのですが、集中力もぐっと増しました。
集中力を高めるために、運動するとよいみたいです。
自分の体験からなので、はっきり言い切ります。 「はい、よいです!」
もひとつ、お土産つきでした。
知らぬ間に、肉体改造がはじまっていました。
例年、すんなり履けていたブーツ、これがキツイ。
ジッパーがふくらはぎに引っかかります。
あっ、一応締まりますから。


言わないと伝わらない


先日、銀行でのこと。
手続きが終わると、担当の女性が、「お好きなものをひとつ選んでください」と4種類の粗品を、
受付窓口の机に並べてくれました。
私の頭の中では、こんな会話をしていました。
「どれもほしくないのだけれど、“いらない”と言うのも申し訳ないような気がする・・・。
かといって、どれもいらない・・・。どうしよう・・・」
その間も、担当の女性は、丁寧に粗品の説明をしてくれるのです。
「これには、銀行の名前は入っていません」
「これは、小さく銀行名が入っています」  など。
私の結論は、どれもいらないけれど、とりあえず、ひとつもらう、に決まりました。
私      「それじゃ、これにします」
担当女性  「それじゃ、これもどうぞ」
彼女は、もうひとつ粗品をつけてくれました。合計2個。
彼女は、私がほしいものがいくつかあって選ぶのを迷っている、と思ったのでしょう。
私は、どれもほしくないけれど、「いらない」というか「ひとつ選ぶ」かで迷っていたのですが。
自分の気持ちを言葉にして言わないと、相手には伝わらない。
相手は、私の表面に現れている行動“迷っている”から感じ取って、良かれと思って行動する。
言葉にしなくても相手はわかってくれるだろう。
私がこう思っているのだから、相手もこう思っているだろう。
よくありがちなパターンです。
ここに、相手と自分の間に、ギャップが生じます。
相手に伝えたいことは、言わないと伝わらない。
相手の考えを聞きたいときは、質問しないと聞き取れない。
私たちの日常に、大切なことが埋もれてしまわないように。


ハロウィーンに押され気味?


昨日10月31日は、ハロウィーン。
ニュースでも、仮装した人たちの姿でいっぱいでした。
年々、ハロウィーンがひとつの行事として、日本でも広まってきているように感じます。
日本の秋の行事のひとつといえば、「お月見」でしょう。
私は、声を大にして言いたい!
日本人のみなさま、お月見のこと、忘れていない?
子供の頃は、ススキに、月見だんご、里芋の煮物など、家の縁側にお供えしていました。
子供はみんな、各家のお月見のお供えといっしょに置いてあるお菓子をもらって回ります。
「おばちゃん、つかせてよー」と一軒一軒、声をかけながら回るのです。
夜、わくわくしながら、近所を回りました。
言われた覚えはないけれど、お菓子は一人一個ずつという暗黙の了解が、大人にも子供にもあったような。
当時は、お菓子のことしか頭になかったけれど、各家で少しずつ違うお月見のお供えの仕方や
少し冷たく感じはじめる秋の夜気など、視覚や感覚で今も思い出すことができます。
ハロウィーンもいいけれど、お月見も大事にしたい。


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