2017年11月

人生時計


人の一生を24時間に例える「人生時計」。

20歳なら午前6時半。
30歳なら午前10時。
40歳なら午後1時半。

年齢を「3」で割ると時間が出ます。

この計算でいくと、私は夕方の4時半。
暮れかけている・・・
黄昏時に入りかけている・・・軽いめまいに襲われました(笑)

人生まだまだやり切っていません。
これからがスタートだと思っています。

そこで、私の「人生時計」を作ることにしました。

上記の時間は、人生80年での算出です。

男性の平均寿命は80歳ですが、女性は87歳です。

人生87年で計算し直しました。

午後1時過ぎです!!

俄然、やる気が湧いてきました。

昼の太陽の下、ぐんぐん伸びていきますよ~。
まだまだ成長しますよ~。

「人生時計」という考え方は、とても面白いです。
ただ、この考え方にとらわれることなく、
時計の針を自由自在に動かす柔軟な考え方のほうが
人生を楽しめると思いませんか?

想定内のこと、想定外のこと、何でも起きるのが、人生だから。


正倉院展~見えないものを見る力


週末の午前中、仕事先の病院へ向かう途中、大阪城のお堀端を通りました。

秋の陽光に柔らかく揺らめくお堀の水面と色づきはじめた木々が
とても美しく、しばし見とれてしまいました。

これから紅葉が深まると、同じ場所がまた違った景色を見せてくれるでしょう。
これからの季節が楽しみです。

仕事が終わって、午後からは完全オフ・タイム。
奈良に向かいました!
お目当ては『正倉院展』です。

その前に、東大寺周辺を少し散策しました。
人気スポットだけあって、観光客で賑わっていました。

池の紅葉が夕日に映えて、大阪城のお堀端とはまた違った秋の趣きを楽しめました。

正倉院展は、毎年ではありませんが行っています。
展覧期間が短いので、気づいたときには終わっていた~、もよくあります。

今回も行ってよかったなと思いました。

私にとっての正倉院展の魅力は、何と言っても
当時の「人」を感じられることです。

当時の人は、もちろんそこに存在しませんが
展示されている宝物ひとつひとつから
当時の人の姿や様子が、なぜか目の前にいきいきと現れてきます。

祭事に使う花籠(けこ)は、竹で美しく編み上げられています。
丹精込めて花籠を作っている人の姿や花が供えられている様子や儀式などが
浮かんできます。

「見えないものを見る力」を自然と引き出してくれる。

正倉院展は、まるで「コーチ」のような存在です。

コーチングで、コーチがすることと同じように感じます。

正倉院の展示宝物は
決して私をどうこうしよう、私を変えようとはしません。
私に押し付けるような行為もしません(動かないですから、できません笑)。

ただそこに存在するだけです。
その存在が、「見えないものを見る」きっかけをつくってくれます。

コーチとコミュニケーションを交わすことで
クライアントさんは、今まで見えていなかったものを自分で見つけます。

これが、クライアントさんとコーチとの関係性から創り出されるものです。

話を正倉院展に戻して・・・
後半に展示されている古文書にいつも興味深々です。

今回も「始末書」や「依頼書」など
当時の人を身近に感じられる文書が展示されていました。
現代人と同じようなことを当時の人もしていたことに
そんなに変わっていない部分もあることに、何とも言えない安堵感を覚えます。

当時の人の様子がありありと目の前に立ち上がってきて
想像力を膨らませて、楽しく遊びました。

今回の正倉院展で気づいたことは
結局のところ、私は「人」が好きなんだ、「人」を感じたいんだ
ということです。

だから、「人」とかかわる「コーチ」をしているのだと。

これからも、クライアントさんの「見えないものを見る力」
「見えているのに、見ていないものを見る力」を
正倉院展の宝物のごとく!? サポートさせていただきます!!


立場は違っても理解しあえる仲間


3連休前の木曜日は、大阪府看護協会さまにて
新人看護職員研修責任者フォローアップ研修の
教育担当者・実地指導者の育成を目的としたコーチングを担当しました。

新人研修の責任者の方々の研修です。

責任ある立場の方々は、研修に臨む姿勢は積極的です。
参加の姿勢に、皆さんの心の姿勢が伝わってきました。

責任者として自己の行動を内省するためのコミュニケーション・ワークに取り組むことで
考え方やとらえ方を柔軟にし、研修運営への気づきや発見、具体的な行動を見いだす
きっかけにしていただきました。

私自身も病院などで新人研修を担当する機会をたくさん頂いています。
10年前と新人さんの印象はずいぶん違います。

社会の変化をよく見て、それを受けとめ、今の新人さんたちが持っている能力や良さを
じゅうぶんに発揮できるよう 私自身のかかわりを変えていく、というスタンスで
新人さんたちにかかわっています。

なかなか大変ですが、自分の姿勢が、相手の姿勢に影響するからです。

研修責任者の皆さんとは、かかわる立場は違いますが
互いに気持ちを理解しあえる仲間だと思っています。

たくさんの仲間との出会いに感謝しています。

新人さんたちの10年後、20年後の活躍のためにともに前進しましょう!


笑顔はエネルギーの表れ


昨日は、総合病院の主任看護師さんたちのコミュニケ―ション研修でした。

1か月前とは違う主任さんたちが集まっての実施です。

同じ内容でもメンバーがかわると、全体のエネルギーがまた違ったものになります。
エネルギーが常に変化します。
参加者それぞれの内側が変化するからです。

参加者どうしで、思いや体験を共有することで生み出されるエネルギーは
心地良さとパワフルさに満ちています。

終わったときの皆さんのエネルギーは、「笑顔」となって表現されていました。

その素敵な笑顔でお仕事に励んでください! 応援しています!!

色づきはじめています。秋ですね~


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