2019年3月

桜の木の剪定に出くわす


先日、訪問先に向かう道中、
植木の剪定をしているのを見かけました。

剪定中の木は、なんと、今まさに咲いている、
これから満開に咲こうとしている桜の木です!

枝を刈られる桜の木を見上げながら、可哀そうに・・・胸が痛みました。

悲しい気持ちで桜の木を後にしました。

が、後にしたのは、ほんの数歩。
踵を返して、剪定作業中の業者のおじさんに尋ねました。

「この桜の枝は、どうされるのですか?」

処分するとの返答だったので、少し分けてほしいと頼むと
わざわざ花瓶に活けやすいよう切ってくれて、快く分けていただきました。

「悲しい気持ち」を変えたのは、「未来」を見たからです。

私は、ちょうど訪問先という未来に向かって歩いていました。

この可哀そうな桜を、訪問先で飾ってもらえば、
その場にいる人たちが笑顔になるだろう、喜んでもらえるだろう。

笑顔になる、笑顔が増える未来を想像しました。

すると、行動が変わりました。

「悲しい気持ちで桜の木の横を通り過ぎる」という行動から
「笑顔のために桜を分けてもらう、桜を訪問先に届ける」という行動へと。

どんな未来にしたいのか?

未来を見ると、行動が変わります!

未来は、何年か先のことだと思っていませんか?
ほんの少し先も、大事な未来です。

ほんの数本の枝だけでも、誰かを笑顔にすることができると
剪定された桜の木もきっと喜んでいるだろうと勝手に想像しています。

それにしても、なぜこの時期に桜の木を剪定するの?? 謎です~。

↓ 訪問先の皆さんに、桜は笑顔で迎えていただきました♪


心の余裕をもつ


ひと雨ごとに春の到来が感じられて、心が浮き立ちます。

もうすぐ桜の季節、いちばん好きな季節です。

どの季節が好きですか?

+*+*+*+*+*+*

先日、仕事の移動の隙間時間にカフェに入りました。
セルフ・サービスのカフェです。

何気なく、他のお客さんの様子を見ていると
ほとんどの人が、携帯の画面に目を向けています。

今は、これが日常の普通の光景ですね。

携帯を見ていたあるサラリーマンが、慌ただしく出て行きました。
飲食した後のトレイをテーブルにそのまま残して…
セルフですから、自分で返却口に持って行くのも日常の光景ですが…
そのサラリーマンは、お店を出た後も携帯を見ながら歩き去りました。

あっ、マナーがどうのとか、そういうことを言いたいのではありません。

「心の余裕をもつ」ことの大切さを教えてもらったように思います。

心の余裕がないと、自分のことしか考えられなくなります。
当然、まわりを見て行動することもできなくなります。

心の余裕をもつためには、反対のことをすればよいのでは?

自分以外に目を向けるように心がけると、心に余裕が生まれる。
自分以外に目を向けることが、「思いやり」のはじまり。

思いやりのはじまりが、心の余裕のはじまり、はじまり~!!

暖かい春の到来と一緒に
まわりを見て、思いやりからはじめませんか?

↓ 心の余裕は、木のあいだに見える青空のようなもの??


新人さんの姿勢の変化


2019年、早くも2ヶ月が過ぎました。

今日から3月のスタートです。

今日の午前中は
総合病院の新人看護職の方々のコミュニケーション研修を担当しました。

昨年の10月にもこの方々の研修を担当させていただき
約4か月半ぶりの再会でした。

90名近くの新人さんが会場に集まった姿を拝見して
真っ先に感じたのは
「10月とは、姿勢が変わっている」
ということでした。

嬉しい気持ちになりました。
おそらくニコニコ顔を通り越して、ニヤけていたのではないかと思います(笑)

看護師として成長されているのが佇まい・姿勢に表れていました。

先輩スタッフの方々は、毎日一緒に過ごしていると
新人さんの姿勢の変化はわかりにくいかと思います。

しかし、私は、数か月ぶりにお会いしたので
数か月前との違いは歴然としていると断言できます。

研修中の集中力も高まっていて
グループでの対話力もレベルアップしていました。

今日の研修を
皆さんの伸びしろをさらに伸ばすステップとして
4月からの2年目もがんばっていきましょう!

↓ 右側の建物は、昨年オープンした新病棟です。
手前の公園は、来月には美しい桜の花で満開に。
春はそこまで来ています♪


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