2022年11月
オンラインセミナー【相手の考えを引き出すコミュニケーション】
2023年1月、オンラインセミナーを開催します。
よりよい人間関係を築くための
相手の考えを引き出すコミュニケーション・セミナー
「相手に考えていることを話してもらったり、
もう少し言葉にしてもらうことができると、
もっとよい対応ができるのではないだろうか?」
「よく考えてもらえるようなコミュニケーションがとれれば、
相手の成長につながるのではないだろうか?」
かかわりの何かが違う気がするけれど、何が違うのか分からない。
そう思うことはありませんか?
その糸口として、今までと少し違う視点をプラスすることをおすすめします。
見方や考え方を広げることで
違和感や行き詰まり感のあるコミュニケーションによい流れが生まれます。
《こんな方におすすめです》
✦相手の考えがよくわからないまま、話を進めてしまう
✦人を理解する力を高めたい
✦教育や指導する立場の方
✦自分で考え行動する人を育てたい
✦対応の幅を広げたい
✦職場やチームのコミュニケーションをよくしたい
✦かかわり方がパターン化している
気楽にご参加ください。思いきってのご参加も大歓迎です!
<セミナー内容>
☆ 考えてもらう前に忘れやすい大事なこと
☆ 考えや思いを「引き出す」の捉え方
☆ 一括りにしがちな「考える」の順番と流れ
☆「すること」と「しないこと」◎セミナーは、少し対話も交えながら進めます。
他の参加者のお話を聞くことで気づきや理解が深まります。<日 時>
1月14日(土)14:00~16:00
1月28日(土)14:00~16:00
※両日とも同じ内容です。参加日をお選びください<会 場> オンライン開催(Zoom使用)
※PCのカメラとマイクをオンにしてご参加ください※Zoomは、パソコンやスマホを使用して、オンラインで会議やセミナーができるアプリです。
主催者からの招待リンクをクリックするだけで、どこにいても参加することができます。
※つながるかどうかや操作がご不安な方は、当日または数日前に試行もできます。試行のご希望日時もお気軽にお申し付けください。<定員> 各日 15名様
<参加費> 各日 3,500円(税込)
<お申込み> セミナー予約フォームからお申込みください
※セミナー予約フォームから、各開催日の2日前までに
お申し込みください。定員になり次第受付を終了いたします
☆セミナーのチラシPDFはコチラをご覧ください
過去と未来の風景
近所の更地になっている場所を見て
「あれ?ここには何があったかな?」
と思い出せないことがよくあります。
近所も少しずつ建物が建ち替わっていって
10年前の風景とはずいぶん変わりました。
100年前とは、もっと違って変わったのでしょう。
10年後はどう変わっているのだろう?
100年後のこの街はどんな姿をしているのだろう?
また~に、こうやって過去と未来の風景を想像します。
そして、常に変化のなかにいるのを感じます。
その変化のなかで、自身の変化も再確認します。
↓ 大阪城周辺のビルです
秀吉公の時代、どんな風景が広がっていたのでしょう?
「止めてる」だけでは?
たとえば、ダイエットを始めるとします。
大抵、食事を変えたり、運動したり、と「すること」を決めます。
「すること」を決めるのと同様に「やめること」を決めるのは重要です。
甘い物をやめています。
禁酒しています。
ご飯のおかわりやめています。
私はちゃんとやめることも決めていますよ!
こんな声が聞こえてきそうですが
もしリバウンドを繰り返しているなら
「やめている」のではなく、ただ「止めている(とめている)」だけかもしれません。
甘い物、お酒、おかわりを「やめている」のではなく
ダイエット中は「止めている」だけなのかもしれません。
リバウンドしないためには
「止める」ではなく、「やめる」ことを決めるのはとても大事だと思います。
「すること」「やめること」の両方を決めて取り組むことで
ダイエット後の新しい習慣が身につきます。
ここでは、ダイエットに例えましたが、他のことでも言えることだと思います。
無頓着?気にかける?
気分がよいのか?
嫌な気分なのか?
今どんな気持ちなのか?
普段どんな気持ちでいるのか?
私たちは、ほとんど気にかけていません。
無頓着です。
気にかけていないので
今、よい気分でいるのか、気分が悪くなっているのか、
気づかないでいます。
今の状態に気づくことは
「感情のコントロール」のきっかけになります。
人間本来のスピードとは
人を育てる立場の方とお話していると
対象の相手に「考える力をつけてほしい」と
思っておられるのをよくお聞きします。
考える力が弱くなっているのでしょうか?
私は、考える力の前に、
考える機会が少なくなったと感じています。
______
世の中のいろんなことのスピードが、年々加速しています。
速くなることで、より便利に快適に楽に暮らせるようになりました。
「時短」という言葉は、スピード化の象徴だと思います。
何事にも両面あるように
スピードが速くなることにも、メリットとデメリットの両面があります。
スピード化のデメリットとして失いつつあるのが
「考える」ということです。
生活面では、それほど考えなくてもスムーズに進むことが増えました。
よく考えなくてもよい。
深く考えなくてもよい。
様々なちょっとしたことがより便利になって
考える機会が大幅に減りました。
そんなに考えなくても、日常生活が送れてしまいます。
______
「考える力をつけてほしい」「自分で考えてほしい」と思っても
相手も私たちも、よく考える機会が少なくなっているので
すぐによく考えることができない、とも考えられます。
すぐに、その場で、よく考えてほしいと思ってしまうとすれば、
この考え方自体が、スピードが速くなっている象徴です。
また、私たちは、「よく考えることができない速さ」のなかで
仕事をしているのかもしれません。
人間が生み出した世の中のスピードは
人間本来のスピードとは違う気がしてなりません。
人間という「動物」
「動く物」本来のスピードについてよく考えることが必要だと思います。
よく道を尋ねられます
昔から、なぜかよく道を尋ねられます。
多いときは、1日に3回尋ねられたこともあります。
今はスマホで調べる人が増えたので
尋ねられなくなったかというと、そうでもありません。
初めての土地で「マクドナルドはどこですか?」と尋ねられたことがあります。
そのとき、答えられた自分に驚きました!
電車の車窓から見た光景のなかに、尋ねられた場所から遠くない所に
マクドナルドがあったのを思い出したのです。
そのとき、この人のために、私はマクドナルドを見たのかもしれない
と思ったぐらいでした 笑
道を尋ねられるのは生活の一部になっていて、それを楽しんでいます!
楽しんでいるから、よく尋ねられるのかもしれないですね。
新人看護師さんへ敬意を込めて
先日は、ある病院での新人看護師さんの研修の2回目でした。
1回目から半年経っての2回目の研修です。
一目して、新人さんそれぞれの佇まいから
成長が伝わってきて頼もしく感じました。
研修を進めていくと、半年前と現在の
個々の変化がよく分かり、さらに成長を感じることができました。
新人さんたちは、コロナ禍の過酷な状況を乗り越えて
今ここにいるのだと思うと、感慨深く、さらに成長を支援したいと
胸を熱くして研修を担当させていただきました。
コロナ禍の医療現場の厳しさを経験し、
今もその渦中で働く新人看護師の皆さんに
敬意を込めて心からのサポートを今後も行っていこうと思います。
どちらも生命力
私たちは、喜んだり、笑ったり、楽しんだり、
心配したり、悩んだり、不安になったります。
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」については
これ以上、どうにかしようとすることはありません。
そのまま味わいます。
「心配したり、悩んだり、不安になったり」については
どうにかしたい、どうにかしよう、解決しようとします。
これらの感情をできるだけ味わうのを避けようとします。
「心配したり、悩んだり、不安になったり」しないほうが
よいことだと思って、なんとかしようとします。
私たちには、
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」するスペースがあるように、
「心配したり、悩んだり、不安になったり」するスペースが
内在しているように感じます。
笑って、笑いが終わり、何もない状態があって、また笑います。
同じように
悩んで、悩みが解消し、何もない状態があって、また次の悩みが生まれます。
笑いが続くことを良しとしても
悩みが続くことはなかなか良しとできません。
「喜んだり、笑ったり、楽しんだり」することで
生きてる実感を味わいます。
同じように
「心配したり、悩んだり、不安になったり」することでも
生きている実感を味わっているのではないでしょうか。
悩み事や心配事、不安になるのも
よりよく生きようとする生命力のように感じています。
よりよく生きるために、いろんな感情を味わっている。
そう考えると、大きな気持ちで気楽にいけそうですね。