2008年11月

『ガラクタ捨てれば自分が見える』  年末の大掃除にも使える整理術です!


ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
この本は不思議です。
読んでいる最中に、家の片づけを始めてしまいます。
“読み終わって”でなく、“読んでる最中”にです!
読み終わるまでに、ガラクタのゴミ袋3つ出来上がりました。
私はもともとモノがいっぱい溢れていると落ち着かないタイプです。
面倒くさがり屋なので掃除しやすいように、モノをゴチャゴチャ置かないようにしています。
以前、引っ越した時、
部屋のもの全部置いて引っ越したい!
我が身ひとつで引っ越したい!
と思ったぐらい、モノに対する執着がないのです。
そんな私に、これ以上、捨てるものはないだろう。
高をくくっていました。
この本を読んで、出てくる出てくるガラクタが~。
気持ちもスッキリ。
本当に自分が見えてくるからビックリ。
ぜひ、読んでみてください!
この年末の大掃除は、いつもの年末と違いが出ること請け合います。
もいっちょ、
騙されたと思って、読んでみてください! オススメです!
  ↓   ↓   ↓
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
サブタイトルに風水とあるので、一般的なイメージの、
どの方角に何を置いて~とモノが増えるんじゃないかと思われるかもしれません。
モノは増えません。確実に減ります。シツコイようですが、モノを捨てるです。

読みながら、自然と体が動く、行動に移る、という仕組みも興味深いものです。
行動に移るこの本の仕組みがどうなっているのかを探りながら、
もう一度、読んでみたいと思います。


強みとオーディション


映画 『ブルードウェイ♪ブロードウェイ』 は、
ミュージカル 『コーラスライン』 のオーディションを撮影したドキュメンタリー映画です。
映画の中では、同じシーンが何度も何度も繰り返し出てきます。
同じシーンなのに、まったく飽きない。
どうしてなのか?
応募者であるダンサーたちが、同じシーンを、それぞれに演じるからです。
同じシーンを違うダンサーが演じるのを延々と見ていると、
同じシーンでも演者による違いが明確にキャッチできるようになってきます。
それぞれの個性が表れているのがよくわかります。
このことは、ブルードウェイのダンサー達に限られたことではありません。
私たちも、私たちの周りの人も、一人として同じ人はいないのです。
一人ひとりがそれぞれの良さを持っています。
その良さが、仕事や人間関係などの状況にうまく合うと、強みとなり発揮することができます。
映画の中のダンサー達もそうです。
それぞれのダンサーのダンスや歌、表現力が、
『コーラスライン』の役どころにぴったりあえば合格。
さらに、オーディションの審査員側(制作スタッフ)が探しているのは、
この舞台のイマジネーションをかきたてるような、磨けばさらに輝く才能です。
彼らは、キラッと光るものを見分ける能力を備えています。
ダンサーの才能を見つけるだけでなく、育て、強みとするサポートができます。
そして、観客に最高のパフォーマンスを提供すること。
それが、“ショービジネス”の世界で生きる彼らの役割だからです。
もちろん、いちばん大切なのは、ダンサー自身が磨きをかける努力をすることですが。
もし、あなたに部下がいるなら、自分自身に置き換えて考えてみると、何が見えてくるでしょう?
私たちも、ビジネスの世界で生きています。

※映画 『ブルードウェイ♪ブロードウェイ』 については、日々これ好日でも書いています。
よろしければ、ご覧ください!


コーラスラインにかける夢


映画 『ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢』を観ました。
http://www.broadway-movie.jp/ ※音が出ます
16年ぶりの再演に向けてのオーディションを追ったドキュメンタリー。
3,000人の応募者の中から選ばれるのは、たったの19人という超難関。
体じゅうに熱いものが流れっぱなしの映画でした。
始まって少ししたところで、“EVERY LITTLE STEP” という文字がドーンと出ます。
ここでまずやられます。ぐっときます。
EVERY LITTLE STEP は、この映画の原題で、有名な 『ONE』 の歌詞の一部分でもあります。
♪One singular sensation
       Every little step he takes.
ダンサーは、ダンスを続けることで、人生をどう生きるかを常に考えているのだと思いました。
すべてのステップが、人生の一歩一歩。
それは、ブロードウェイ・ダンサーの世界だけではない、ということをこの映画は教えてくれます。
そして、過酷なショービジネスの世界でありながら、
審査する側のスタッフには、ただの厳しさというよりも、愛に包まれた厳しさを感じました。
このミュージカル自体、愛が流れているから、
私の体じゅうに熱いものが流れっぱなしだったのかも。

学びコラムでは、別の視点で書いています。お時間ありましたら、ご覧ください。


トンビ


実家の愛犬ルルと散歩中のことです。
実家周辺は、山と海に囲まれた場所です。
良く言えば、自然豊かな土地。 悪くは、言わない。
釣り場近くの山を歩いているとき、
ふと大空を見上げるとトンビ(鳶)が数羽、優雅に飛んでいました。
釣り場があるので魚もいるわ、山には動物もいるわ、
このあたりの山ではこの周辺が住みやすいのでしょう。
その中の一羽のトンビの足には、小動物が捕らえられていました。
空高く舞っているので、その小動物が何なのか?不明です。
そのトンビは、頭を下げ、足を前に持ってきて、何かしています。
なんと飛びながら、捕らえた獲物を食べ始めたのです!
優美に舞いながら、ムシャムシャ(って音は想像。くちばしでムシャムシャはないか~)むさぼる・・・。
人間は、自然と共存している、自然の一部なのだということを忘れがちです。
トンビのおかげで、自分の生を実感する瞬間でした。
13,000年前、私たちのご先祖さまも狩猟生活でしたから。
愛犬ルルのリードを外してあげて、自由に走り回っていると、
トンビはルルの上空を旋回し始めます。
トンビにとっては、トイ・プードルも獲物なのです~。


第60回 正倉院展


2005年の秋、初めて正倉院展を観に行きました。
今年は、実際に観てみたい興味のある宝物もあったのですが、
あの人ごみはご免だと、NHK新日曜美術館の『正倉院展』特集を
食い入るように観て、私の中での正倉院展は閉幕しました。
・・・と思っていたら、なんと正倉院展の招待券をいただいたのです!
やっぱり私、行きたかったのかぁ。
おもいっきり引き寄せたねぇ。
・・・ということで、行って来ました正倉院展。
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2008toku/shosoin/shosoin-1.htm
私のナンバーワンは、彫刻尺八(ちょうこくのしゃくはち)です。
彫刻の細やかさに感動。
先人たちの素晴らしい才能に、
私もがんばる!という気持ちになり、勇気づけられました。(単純すぎる・・・)
面白かったのは、役人の休暇届け。
正確に記憶していないのですが、ニュアンスはこんな感じでした。
「足に腫れ物ができたので休みます」
「3日休みましたが、あと4日休みます」
「休まないと命にかかわります」
「休んだことを反省しています。○○の品を納めます」
紙に書いて提出です。
昔も今もあんまり変わらないですね。
当時の勤め人の様子も伝わってきて、身近に感じられます。
2005年に初めて行った時には感じなかったけれど、
2回目の今回は、1回目より味わい深く鑑賞することができました。
1回目より2回目というふうに、正倉院展の良さというか、
味わいがさらに深まっていくのでしょうか。まるで秋のように~~。
こうして私も正倉院展フリークの仲間入り??


目標は誰のもの?


目標を設定するとき、
“この目標は誰のものか?”ということはとても重要です。
「部下の強みを引き出したい」
「スタッフのモチベーションを上げたい」
「業績を上げたい」・・・
上記の目標の善し悪しを言っているのではありません。
あなたの目標が、「相手をどうこうしたい」、「相手を変えたい」
というような気持ちでいっぱいの目標になっていないかどうか?
相手を変えようとする目標は、十中八九、達成不可能です。
「部下の強みを引き出すことで、あなたは何を手に入れるのか?」
「スタッフのモチベーションが上がると、あなたにどんないいことが起きるのか?」
「業績が上がると、3年後のあなたはどうなっているのか?」
自分の目標は、自分以外の誰かのものではありません。
誰かにいい格好をするためのものでもありません。
それに、誰かをどうのこうのするためのものでもありません。
自分の設定した目標は、自分自身のものです。
目標の源泉は自分自身です。内から湧き出てくるものです。
自分自身のエネルギーの表れです。
目標を設定するとき、再度問いかけてみてください。
この目標は誰のもの?


プチ同窓会


神戸・北野にあるフレンチのお店で、学生時代の友人ふたりとランチ。
三人で集まるのは1年ぶりくらいでした。
ゆっくり食事しながら、なんだかんだとおしゃべりするのは楽しいものです。
気が置けない仲間は、かけがえのない存在です。
三人のあいだでは、おしゃべりの内容が重要なのではありません。
何でも話せる、もっといえば、話す内容を選んで話さなくてもいい、
思ったままに話せる心地よさがあります。
ランチの後は、ハワイアンの布地選びで、おもいっきり盛り上がりました。
三人集まると、計画性のない行き当たりばったり、というのがお決まりのパターンですが、
今回は次の計画を立てました。
次回のプチ同窓会は、有馬温泉!
どんな珍道中になるやら♪


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