2017年

今年を振り返るときに大切なこと


2017年も今日で終わりです。

ここ数年、特に今年を振り返って
習慣になっていることを見直してみませんか?

「そのとき」は、良いと思って始めたことでも何年か経つと
「今」、本当に必要なことなのか?
「今」、これを続けることでどんな影響があるのか?
この習慣と同じような、よく似た習慣はないだろうか?
この習慣は、未来が良くなるためのものだだろうか?

これらはほんの1例ですが、より多くの視点、複数の視点から、自分に問いかけます。

そして、よく考えます。

よく考えると、続けること、やめること、どちらにするか明確でないこと、
新しく意識したいことや新しい習慣が、自分のなかから湧き上ってきます。

振り返りで大切なのは、振り返って終わりにするのではなく
「未来が良くなるため」のものと位置付けて、振り返ることです。

セルフ・コーチングでもできますが
より多くの視点から考えるには、コーチと一緒に振り返る
個人コーチングがおすすめです。

2018年の未来が、より良くなるための振り返りをしましょう!

2018年は、どんな1年にしますか?
どんな体験をしますか?
どんな未来をつくりますか?

「~にしたいですか?」ではなく、「~にしますか?」です。

問いかけの違いが、未来を創りだします!

良いお年をお迎えください。


参加者の感想【協働性を高めるコミュニケーション】


2017年も残り1カ月を切りました。
いかがお過ごしでしょうか?

2ヶ月毎に開催の主催セミナーですが、今年はなかなか時間を確保できず
半年ぶりに12月の開催となりました。

テーマは、『協働性を高めるコミュニケーション』。

人と人のかかわりのなかで、壁を感じることは誰しも経験があると思います。

今回は、参加者それぞれの、仕事と仕事、人と人のあいだにある『壁』を
対話を軸に小道具も使いながら客観的に見ていきました。

セミナー自体が、参加者全員で協働的に関係を創っていく場となり、
ご参加の皆さまの協働性の高さを実感しました。ありがとうございました。

参加者の感想を一部ご紹介します。
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○自分以外にも、様々な人間関係に悩んでいる人がいることがわかった。
解決方法に正解はなく、自分がどうかかわるかで変わっていくことに気づきました。
自分の中で一つ「決め事」を作ろうと思いました。
今日ここに来ることを「決めて」よかったです。ありがとうございました。

(M.H様 30代男性・理学療法士)

○他の参加者の皆さんと一緒に、人間関係を客観的に見ていく過程で
協働していくことの大切さを実感できたのが心に残りました。
話していくうちに、「壁」をつくりだしているのは、自分の「心」だということに気づきました。
職場でももっとお互いに話せる場をつくっていこうと思います。

(30代女性・看護師)

○自分自身が仕事上でのことをあまり職場で言わなくなっていたのだと思いました。
また「決める」ことを投げ出して、なんとなく何かをしていることがあるのだと気づきました。
職場での自分のケアのスタンスなど再確認していこうと思いました。
他の参加者の方の問題も自分のことのように感じることができました。そして、そこから得られたこともありました。

(50代男性・看護師)

○慌ただしい日常を離れて、じっくりと自分の仕事や役割について見直すことができました。
自分の仕事が「優しさ」から生まれていると捉えると、あたたかい気持ちになりました。
自分の考え方が、まわりとの関係に影響していることを理解できたのがいちばんの収穫です。
ありがとうございました。

(N.Y様 40代女性・看護師)

○紙コップを使って、客観的にイメージできたことが印象に残りました。
早速職場に持ち帰って、協働性を高められるようにやってみようと思いました。

(M.T様 40代男性・社会福祉士)

○初めてお会いする方ばかりでしたが、共感する部分がたくさんありました。
一人で考えていても、八方ふさがりだった状況に光が差し込みました。
皆さんと話せて、気持ちを共有できて、スッキリした気分です!

(H.R様 30代女性・看護師)

○参加者の皆さんそれぞれの心の動きに触れる瞬間が何度もあり、触発されて、
自分の思いが言葉になって出てきたのには自分でも驚きました。
職場でも目には見えていない大事なものがたくさんあるのだと気づきました。
あっという間の楽しい充実した時間でした。

(O.T 30代女性・医療事務職)

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次回は、2018年2月の開催を予定しています。
詳細が決まり次第、ご案内いたします。

来年は、ご縁のある皆さんがいっそういきいきと輝くお手伝いに邁進します!!

※ということで、大好きな「太陽の塔」の前で誓いを立てました(笑)


人生時計


人の一生を24時間に例える「人生時計」。

20歳なら午前6時半。
30歳なら午前10時。
40歳なら午後1時半。

年齢を「3」で割ると時間が出ます。

この計算でいくと、私は夕方の4時半。
暮れかけている・・・
黄昏時に入りかけている・・・軽いめまいに襲われました(笑)

人生まだまだやり切っていません。
これからがスタートだと思っています。

そこで、私の「人生時計」を作ることにしました。

上記の時間は、人生80年での算出です。

男性の平均寿命は80歳ですが、女性は87歳です。

人生87年で計算し直しました。

午後1時過ぎです!!

俄然、やる気が湧いてきました。

昼の太陽の下、ぐんぐん伸びていきますよ~。
まだまだ成長しますよ~。

「人生時計」という考え方は、とても面白いです。
ただ、この考え方にとらわれることなく、
時計の針を自由自在に動かす柔軟な考え方のほうが
人生を楽しめると思いませんか?

想定内のこと、想定外のこと、何でも起きるのが、人生だから。


正倉院展~見えないものを見る力


週末の午前中、仕事先の病院へ向かう途中、大阪城のお堀端を通りました。

秋の陽光に柔らかく揺らめくお堀の水面と色づきはじめた木々が
とても美しく、しばし見とれてしまいました。

これから紅葉が深まると、同じ場所がまた違った景色を見せてくれるでしょう。
これからの季節が楽しみです。

仕事が終わって、午後からは完全オフ・タイム。
奈良に向かいました!
お目当ては『正倉院展』です。

その前に、東大寺周辺を少し散策しました。
人気スポットだけあって、観光客で賑わっていました。

池の紅葉が夕日に映えて、大阪城のお堀端とはまた違った秋の趣きを楽しめました。

正倉院展は、毎年ではありませんが行っています。
展覧期間が短いので、気づいたときには終わっていた~、もよくあります。

今回も行ってよかったなと思いました。

私にとっての正倉院展の魅力は、何と言っても
当時の「人」を感じられることです。

当時の人は、もちろんそこに存在しませんが
展示されている宝物ひとつひとつから
当時の人の姿や様子が、なぜか目の前にいきいきと現れてきます。

祭事に使う花籠(けこ)は、竹で美しく編み上げられています。
丹精込めて花籠を作っている人の姿や花が供えられている様子や儀式などが
浮かんできます。

「見えないものを見る力」を自然と引き出してくれる。

正倉院展は、まるで「コーチ」のような存在です。

コーチングで、コーチがすることと同じように感じます。

正倉院の展示宝物は
決して私をどうこうしよう、私を変えようとはしません。
私に押し付けるような行為もしません(動かないですから、できません笑)。

ただそこに存在するだけです。
その存在が、「見えないものを見る」きっかけをつくってくれます。

コーチとコミュニケーションを交わすことで
クライアントさんは、今まで見えていなかったものを自分で見つけます。

これが、クライアントさんとコーチとの関係性から創り出されるものです。

話を正倉院展に戻して・・・
後半に展示されている古文書にいつも興味深々です。

今回も「始末書」や「依頼書」など
当時の人を身近に感じられる文書が展示されていました。
現代人と同じようなことを当時の人もしていたことに
そんなに変わっていない部分もあることに、何とも言えない安堵感を覚えます。

当時の人の様子がありありと目の前に立ち上がってきて
想像力を膨らませて、楽しく遊びました。

今回の正倉院展で気づいたことは
結局のところ、私は「人」が好きなんだ、「人」を感じたいんだ
ということです。

だから、「人」とかかわる「コーチ」をしているのだと。

これからも、クライアントさんの「見えないものを見る力」
「見えているのに、見ていないものを見る力」を
正倉院展の宝物のごとく!? サポートさせていただきます!!


立場は違っても理解しあえる仲間


3連休前の木曜日は、大阪府看護協会さまにて
新人看護職員研修責任者フォローアップ研修の
教育担当者・実地指導者の育成を目的としたコーチングを担当しました。

新人研修の責任者の方々の研修です。

責任ある立場の方々は、研修に臨む姿勢は積極的です。
参加の姿勢に、皆さんの心の姿勢が伝わってきました。

責任者として自己の行動を内省するためのコミュニケーション・ワークに取り組むことで
考え方やとらえ方を柔軟にし、研修運営への気づきや発見、具体的な行動を見いだす
きっかけにしていただきました。

私自身も病院などで新人研修を担当する機会をたくさん頂いています。
10年前と新人さんの印象はずいぶん違います。

社会の変化をよく見て、それを受けとめ、今の新人さんたちが持っている能力や良さを
じゅうぶんに発揮できるよう 私自身のかかわりを変えていく、というスタンスで
新人さんたちにかかわっています。

なかなか大変ですが、自分の姿勢が、相手の姿勢に影響するからです。

研修責任者の皆さんとは、かかわる立場は違いますが
互いに気持ちを理解しあえる仲間だと思っています。

たくさんの仲間との出会いに感謝しています。

新人さんたちの10年後、20年後の活躍のためにともに前進しましょう!


笑顔はエネルギーの表れ


昨日は、総合病院の主任看護師さんたちのコミュニケ―ション研修でした。

1か月前とは違う主任さんたちが集まっての実施です。

同じ内容でもメンバーがかわると、全体のエネルギーがまた違ったものになります。
エネルギーが常に変化します。
参加者それぞれの内側が変化するからです。

参加者どうしで、思いや体験を共有することで生み出されるエネルギーは
心地良さとパワフルさに満ちています。

終わったときの皆さんのエネルギーは、「笑顔」となって表現されていました。

その素敵な笑顔でお仕事に励んでください! 応援しています!!

色づきはじめています。秋ですね~


12月主催セミナー『協働性を高めるコミュニケーション』


もっともっといい関係に♪
◆◆協働性を高めるコミュニケーション◆◆

最近、業務や役割が増えて負担に感じている。
常に業務に追われている。
そのうえ、お互いの理解不足で連携がうまくいっていない・・・
さらに忙しくなって余裕がない。

このような状態が続いていませんか?

無意識のうちに勤務表がいちばんの愛読書になっていませんか?

このような状態を改善し、良い循環をつくるためには
チームや多職種がお互いの専門性を発揮し、円滑に連携する『協働』が重要となってきます。

また、協働は、今後いっそう求められている安全・安心かつ質の高い医療の提供にもつながります。

協働によって物事が円滑に進んでいるとき、そこに“存在しないもの”は何でしょう?

それは【壁】(協働を阻害する要因)です。

今回は、協働を“人と人とのかかわりで起こるプロセス”という観点から捉え、
協働を阻害する目に見えない「壁」をテーマに理解を深めていきます。

一過性ではなく、持続可能な協働関係を創り出すために
人と人とのかかわりから協働について学ぶことで、問題点や可能性に気づき、
いきいきと働ける職場づくりのきかっけを見出しましょう!

初対面でも話しやすい安心感のある場です。
参加者全員で楽しく交流しながら、協働の認識を新たにする体験をしませんか?

<セミナー内容>
◆ 協働の「壁」(阻害要因)とは
  ・問題が起きる3つの領域と心理的影響
  ・仕事と仕事の間の壁/人と人の間の壁
◆ 人はどのようなときに協働するのか
◆ 協働性を高めるコミュニケーション

<こんな方のご参加をお待ちしています!>
★ 仕事や人間関係で何らかの「壁」を感じている
★ 業務の負担を軽減したい
★ 適切な役割分担を行い、業務の流れを円滑にしたい
★ チーム内やチーム間の調整に苦慮している
★ 協働のための思考と視点を持ちたい
★ 疲弊感やストレスではなく、成長感や充実感を感じたい
★ お互いの理解を深め、働きやすい職場をつくりたい

日 時  2017年12月1日(金)・9日(土) 13:30~16:30(13:15開場)
※参加日をお選びください ※両日とも同じ内容です
参加費  各日とも 5,400円
参加人数  各日とも 12名様まで
会 場 ドーンセンター 4階 小会議室4
京阪【天満橋駅】下車。1番出口より東へ約350m
地下鉄谷町線【天満橋駅】下車。1番出口より東へ約350m
JR東西線【大阪城北詰駅】下車。2番出口より土佐堀通り沿いに西へ約550m
お申し込み セミナー予約フォームよりご予約ください
※後ほど、メールにて参加費のお振込先をご連絡いたします
※お振込みをもってお申込完了とさせていただきます


人生のリセットボタン・スタートボタン


仕事先からの帰り道、あるお寺の掲示板に貼られていた言葉が
とても素敵でした。

『人生にはリセットボタンはないけれど
スタートボタンは何回でも押せるんですよ』

体はその場で立ち止まっていますが、心は跳ねる感じでした。

スタートボタンは何回でも押していいんですよ、
と優しく温かく背中をそっと押してくれる言葉です。

今日も明日も、毎日スタートボタンを押し続けたいです。

軽やかに前進!!


余裕をもって事に当たる


先週は、総合病院での新人看護職の皆さんを対象にした
コミュニケーション研修の2回目でした。

職場の環境にだんだんと馴染んできたのか
3か月前の研修時より、緊張が解けているように見受けられました。

職場の先輩たちともコミュニケーションが増えてきた、という声もあり
少し余裕が持てるようになってきているようで頼もしく感じました。

余裕は、仕事を身につけるポイントでもあります。
これは新人時代だけでなく、何時なんどきでも、年齢に関係なく、同じことが言えると思います。

新人の皆さんの姿を自分自身の鏡として
私も余裕をもって事に当たろう(仕事しよう)!
あらためて心したのでした。

☆研修風景


笑いあり涙ありの研修


先週は、10年以上、研修を担当させていただいている総合病院で
主任看護師さん対象のコミュニケーション研修でした。

研修が進むにつれて
主任さんたちの表情がだんだんと和らいで笑顔になっていくのが印象的でした。

互いを認めあって、互いに感化しあえる時間と空間になりました。

思っていることを言葉という具体的な形にしていくと
涙という生理的な形でも表出されます。

言葉も涙も出すことが大事です。

来月も今回とは違う主任さんたちの研修です。
2回目の研修も今回の研修同様、丁寧な進行を心がけようと思います。

笑いあり涙ありの楽しく実践的な研修です。

※研修風景

※来年オープン予定の新センター。工事が進んでいます。


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