2022年6月
みんな丸(マル)!
小学1年生のとき、学校の先生になりたいと思っていました。
理由は、宿題に丸をつけてもらって
「よくできました」の桜の花丸印を押してもらうのが
とても嬉しかったので、自分も丸をつけて花丸ハンコを
押したかった、という単純なものでした。
先生になりたいと思ったときがあったことすら
すっかり忘れて社会人になりました。
コーチの仕事をしていて、
先生になりたかった本当の理由に気がつきました。
私が本当にやりたかったことは、
「どの人も丸(マル)ですよ」「みんな丸(マル)!」
「そこのあなたOKですよー」
と伝えたかったのだと。
やりたかったことをやり続けて、今があります。
そして、これからもやり続けます。
なぜやりたいのか? やり続けるのか?
人が笑顔になるからです。
小学生の私が嬉しくて笑顔になったように。
これからも楽しくやり続けます!
小学1年生の私が心から望んだことを。
小学1年生の私が決めたことを。
丸‼
雑談しましょう
長引くコロナ禍を何かに例えると
どのようなものでしょうか?
私のイメージは、
常に「コロナ」という低気圧の下で
暮らしているような感じがします。
「うつらないように」と
たえずコロナのことが頭の片隅にあります。
毎日雨降りというのではないけれど、
いつも頭上は雲に覆われていて
なんとなく重苦しい状態がずっと続いているような感じです。
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先日、ショッピングモールに行きました。
あるお店(A)で洋服を見ていると、
店員さんが気さくに話しかけてくれました。
その店員さんと、好みなど服にまつわるいろんな話をしたり
気に入った服を試着したりしました。
他のお店も覗いてから決めようと
気に入った服を取っておいてもらって
ショッピングモール内の他のお店を回りました。
他のお店では、Aの店員さんのように
気さくに雑談ぽく話かけてくれる店員さんはいませんでした。
今は必要以上に声をかけないのが主流なのかもしれません。
こんなことを思いながら、数ヶ月前にこのショッピングモールに
来たときのことをふと思い出しました。
そのときも、Aの店員さんが、気さくに声をかけてくれて
雑談をしたのを思い出しました。
そのときは何も買わなかったけれど、話の内容はよく覚えていました。
結局、Aに戻って取っておいてもらった服を買うことにしました。
数ヶ月前の雑談の内容を話すと、店員さんも覚えていてくれて
そこからまた話が盛り上がり、楽しい買い物ができました。
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Aの店員さんとの服選びの会話や雑談は、
気圧が下がるかのように頭上を覆う雲のあいだから
差し込む一筋のほのかな太陽光のように感じました。
低気圧が、少し解消された気分でした。
コロナ前と比べると、仕事以外での会話が減っています。
雑談する機会が少なくなっています。
コロナ前から、雑談は大事だと思っていたのですが
今回のショッピングモールでの体験を通して、
雑談は、生活の潤滑油の役割を担ってくれているのを実感しました。
ギーギーギシギシおかしな音が出始める前に
もっと雑談して油を差して、元気よく動き回りたいです!
生活するうえでも、人間関係を築くうえでも、仕事を進めるうえでも、
雑談は目立たないけれど、何かと何かをつなぐとても大事なものだと思います。
垂れ込める雲の上は、いつも晴れた空が広がっています。
曇った空の雲間にも差し込む光を見つけることはできます。
「雑談」は、そんな柔らかい光のようにも感じます。
こんなことを考えながら、梅雨入りした空を見上げています。
withコロナには、wiht雑談。
話しかけるのはどうかな?と遠慮せずに
ちょっとした会話をしていきたいですね。
楽しく雑談しましょう。
もちろん、withマスクにて。