2004年12月

年末年始のご案内


やっと冬らしい寒さになってきましたね。
年末年始は、12月30日から1月4日までお休みさせていただきます。
お問合せ・無料お試しコーチングへのお返事は、1月5日以降となりますのでご了承ください。
それでは、みなさま、良いお年をお迎えください!


クリスマスの思い出


バブルがはじけた後の90年代前半のクリスマス。
“高級レストランで食事、ブランド物のプレゼント、シティホテルに宿泊”というのが定番だった時代です。
その頃、私はホテルのフロントにいました。
今年のように、12月24日(金)、25日(土)という並びの週末にクリスマスが当たる年は、
特に記憶が蘇ってきます。
週末なので宿泊した翌日も休日のカップル達は、チェックアウト時間ギリギリの正午12時頃、
一斉にチェックアウトにやって来ます。
フロント前のロビーは、幸せカップルで溢れかえっていました。
チェックアウトに並ぶ男性の長蛇の列・・・。
ちょっと離れた所で女の子はみんな、花束とブランド物の紙袋を持って、
彼氏がチェックアウトを済ませるのを待っています。
私はというと、ただひたすらチェックアウトするのみ。
列の最後尾は見えません。
エレベーターホールまで人が溢れかえっています。
宿泊料も今みたいに安くなく、ほとんど正規料金でした。
バブルがはじけた後とは言え、世の中も、人も、浮かれていた時代でした。
ロマンチックなクリスマスの思い出ではなく、モーレツに忙しく働いていたクリスマスの
思い出ばかりが蘇ってきます。
悲しすぎる!
クリスマスに限らず、お正月もお盆も、世間が休みの時、忙しいのはサービス業の宿命ですね。


マジック・ブーム


今、マジックが大流行ですよね。
テレビでもよく見ますが、巷でも素人マジシャンが結構いるんですね。
ある会の忘年会に出席。そこでも、マジック(手品?)が披露されました。
それぞれ輪になった3本のヒモが、あっという間に繋がった!!
タネも仕掛けもあるのはわっかているけれど、何をしてそうなったかわからない!!
食い入るように見ていましたが、タネはわからないものですね。
「繋がった輪をはずして見せて!」というリクエストがあり、ちょっと困った表情を浮かべながらも、
見事バラバラに!バラバラになる瞬間、カサッと何かが落ちる音・・・。
微笑ましい、ほのぼのとしたマジックでした。
新年会など、まだまだ人の集まる機会が続きます。
今から練習しても間に合うかな♪


パウル・クレー


学びコラムで谷川俊太郎について書いたついで、とうわけではないのですが、
スイスの画家パウル・クレーの絵に、谷川俊太郎が詩をつけた『クレーの絵本』もあります。
絵を観たり、自分で描いたり(下手ですよ~)するのが好きなのですが、
クレーの作品を実際に観たのは数年前でした。
その時は、よくわからないなあ、というのが正直な感想。
と言いながらも、カレンダーを買って部屋に掛けていました。
美術館で観た時は、抽象的な感じの絵ばかりだなあと思っていましたが、
カレンダーの絵を見ていると、何とも言えない色合いの深さに引き込まれてしまいます。
もう使えないカレンダーなのに今も大事にとっています。
ネットで検索したら、日本パウル・クレー協会http://www.paul-klee-japan.com/を発見!
日本のクレー・ファンって多いのかも。


『谷川俊太郎の33の質問』


この本を読んでみようと思ったのは、
『質問力~話し上手はここがちがう』(齋藤孝著)の中で、対話の具体例として採り上げられていて、
それがとても興味をそそられる内容だったのがきっかけでした。
このタイトルは、アメリカの作家ノーマン・メイラーの“69の問答”にちなんでつけたそうです。
(ノーマン・メイラーという作家、みなさんご存知ですか?私は初めて知りました・・・)
谷川俊太郎が、友人や初対面の著名人に、33の質問をするインタビュー形式になっています。
全員に同じ質問をします。
インタビューは、1作目で1975年頃、続編は1985年頃のものです。
1作目と続編で約10年空いていますが、時代の変化や谷川氏自身の変化とは関係なく、
あえて全く同じ質問です。
続編から10年経った今読んでも、全く色褪せない、古く感じない内容となっています。
それだけ質の高い質問ということなのでしょう。
齋藤氏の著書『質問力』の中で、“質問は思いつくものではなく、練り上げるもの、
と思うのが上達の近道である”と書かれていたのですが、まさにこの言葉が当てはまる33の質問です。
詩人として言葉を大切に扱い、言葉とじっくり向き合い、発想の豊かさとおもしろさが詰まった質問の数々です。
その中のいくつかを挙げてみます。
「金、銀、鉄、アルミニウムのうち、もっとも好きなのは何ですか?」
答える人は、好きなものを選び、なぜ好きなのか理由を答えます。
その理由も人それぞれで、いろんな考え方、捉え方があります。
これは、すべての質問に通じることでもあります。
「草原、砂漠、岬、広場、洞窟、川岸、海辺、森、氷河、沼、村はずれ、島―――どこが一番落ち着きそうですか?」
谷川氏曰く、この質問は、はじめ「どこが好きですか?」だったけれど、
“好き”だと対象化してしまうので、自分がそこへ行ってその場というものを考えてほしいと思い、
「落ち着きそうですか?」としたそうです。
具体例を挙げつつ、その人の潜在意識に問いかける質問をつくりあげているのには感服しました。
「前世があるとしたら、自分は何だったと思いますか?」
作曲家の林光が、“キノコ”と答えたのには、ちょっと笑ってしまいました。
時代は違うけれどまた自分、と答えた人もいました。
他には、「自信を持って扱える道具をひとつあげてください」
「好きな匂いを一つ二つあげてください」
「あなたが一番犯しやすそうな罪は?」
「宇宙人から〈アダマペ プサルネ ヨリカ〉と問いかけられました。何と答えますか?」
などなど、挙げ出したらきりがありません。
この33の質問を通して、質問する側もされる側も、知らなかった意外な一面が引き出され、
その人の人間性や価値のようなものが浮かび上がってきます。
私も、友人数人に、ピックアップしたいくつかに答えてもらいました。
こんな考え方もあるんだ!こんな一面もあったんだ~、とあらたな発見に、
同じ友人なのに今までとは違って見えました。
上司や同僚、家族に試してみるのもおもしろいでしょうね。
コーチの方は、この質問に、コーチング・スキルで質問を加えてみてはいかがでしょう。
さらに、その人のことを知ることができ、相手も自分のことを知る機会になるのではないかと思います。
でも、33問全問は、かなり時間がかかりそうです。
谷川俊太郎の33の質問 (ちくま文庫)』 谷川俊太郎 著


全国地ビール飲み歩き『福井家ホームページ』


私の妹の知人が運営されている素敵なサイト をご紹介します。
『福井家ホームページ』http://www1.kcn.ne.jp/~fukui/は、
日本各地に足を運び、そこで味わった地ビールについての情報や感想が丁寧に紹介されています。
福井家ホームページを訪れると“なんかいい感じ~”になります。
“地ビール飲みある記”のページでは、
製造元、飲める場所の住所や電話番号など詳しい情報が得られるのはもちろんのこと、
現地への行き方も、周辺の目印になる建物や看板等、わかりやすく説明されています。
読んでいるだけなのに、その土地に向かう車の中にいるような、お店に入ってビールを選んでいる
ような、そんな“いい感じ”の気分になります。
ビールに、おつまみや料理も写真入りで、これまた美味しそう。
地ビールにまつわるお話やその土地のお話も興味深いです。
ビール好きの方も、そうでない方も、『福井家ホームページ』をぜひ訪問してみてください。
地ビールを買う時の参考にもなりますよ。
 


冬場の必需品『5本指靴下』


冷え性なんです。
冬場はかなり辛いです。
今年、はじめて『5本指靴下』デビューしました。
家で履くのだったら恥ずかしいこともないのに、
お店で手にとってみては、やっぱりやめておこう・・・と、ここ数年、見送ってきました。
履いてみて実感!
普通の靴下より、断然あったか~い。
おすすめは、絹の5本指靴下ですね。
肌触りも良くて、あったか♪お風呂上りに履くと、ポカポカが寝るまで続きます。
足先が冷えていたら、眠れませんよね。
そんな悩みもスッキリ解消されます。
見た目で判断してはいけません!!


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