2018年

平成の決断


今日は、平成30年最後の日です。

来年は、平成31年、そして、元号が平成から、新元号に変わる年です。

この年末、私は大きな決断をしました。

平成の30年間を振り返ってみると
ほぼ15年ごとに、大きな決断をしていることに気づきました。

平成元年、平成15年、そして平成30年の今。

今回の決断は、これからの15年をつくっていくものです。

すでに始まっていますが、
大きな決断の大きな一区切りとして、
平成31年(☆☆元年)、決意を新たに進んでいきます!


チーム・コミュニケーション&マネジメント【参加者の感想】


先週末は、主催セミナー
『いきいきとした人が育つ!チーム・コミュニケーション&マネジメント』を開催しました。

3時間という短い時間でしたが、
対話やワークを通じて、良いコミュニケーションと関係性が育まれ、
チーム・マネジメントがされていく過程を目撃するという
貴重な体験をさせていただきました。

知恵と力をあわせてチームワークが発揮されるには、何が大切なのか?
全員で、気づきと理解を深めていきました。

また、「リーダー」をどのように捉えるかによって、
チームのコミュニケーションとマネジメントが変化し広がることも
実感するセミナーとなりました。

参加者の感想を一部ご紹介します。

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□関係性の質が、“すべてのはじまり”であることに気づいた。
相手を認めることから良い関係がスタートするので、「私は」「○○してくれることにありがとう」と伝えたい。
安心した場の中では、ストローも立つといことを、ゲームを通じて体験できて、より理解が深まりました。

(K.T様 50代女性・看護師)

□他病院の方とセミナーを受け、考え方やコミュニケーション方法、悩みなど聞いて、振り返りやよい意見がきけ参考になりました。
日々業務に追われていますが、今日の学びを思い出したいと考えています。

(40代女性・看護師)

□関係性の質を高めること、明るい未来を想像して伝えること、感謝の気持ちを忘れないことを得られた。
次週から、スタッフの良い所を見つけたら今まで以上に声をかけていく。ありがとうを一層多く発していく。
とてもわかりやすく共同作業の大切さ、自分の意見を自由に言っても大丈夫だと思う場づくりの大切さを感じました。

(S.T様 50代女性・看護師)

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ありがとうございました!


ものさしを振り回していませんか?


長く仕事で通っている総合病院の近くに、小さなお寺があります。

お寺の前の掲示版には、いつも心に響く素敵な言葉が貼られていて
それを見るのが楽しみにひとつになっています。

数か月前のもので、今もずっと私のなかにあり、繰り返し思い出す言葉をご紹介します。

「自分のものさしで問うのではなく
        自分のものさしを問うのです」

「で」と「を」のほんの一字違い。
たったそれだけなのに、目が覚めるほどハッとしました。

シンプルだけれども、深く広がりのある言葉です。

自分の思い込みや価値観のものさしで、物事や相手の言動を判断していないか?

自分が正しいと思い込んでいないか?

何か引っかかることがあったり、滞っているときほど
自分のものさしを問う習慣をつけていきたいものです。

自分がものさしを持っていることに気づく。
まずは、そこから始めるのがよいかと思います。
ものさしの存在に気づいていないことも多いからです。

自分のものさしを振り回していませんか?

そんな自分を想像してみてください。

私は過去に数知れずあります・・・
相手に対して私は自分のものさしで問うていたのが思い出されます。

自分のものさしを振り回して、疲れるのは、しんどいのは、結局のことろ、自分自身ですね。

自覚しているもの以外にも、たくさんあるのは間違いありません。
恥ずかしいのを通り越して可笑しくもあります。
そんな過去の自分を思いきり笑い飛ばしてサヨナラして、今から始めましょう!

あっ、このお寺には、こんな言葉もありました。

「人生にはリセットボタンはないけれど
     スタートボタンは何回でも押せるんですよ」


主催セミナー『チーム・コミュニケーション&マネジメント』


      いきいきとした人が育つ!
◆◆チーム・コミュニケーション&マネジメント◆◆

毎日、いきいきと楽しく仕事していますか?

人の持つ能力(強みや良さ)を最も引き出すのは、人とのあいだ、チームです。

人の能力を引き出すのは、チームのコミュニケーションとマネジメントです。

「コミュニケーション」の大切さは理解できても、
「マネジメント」は一部の管理者のすることで自分には関係ないと思っていませんか?

マネジメントは、誰もがしているのです!

マネジメントの認識が変わると、
チームのとらえ方や仕事の見え方が今までと違ってきます。

コミュニケーションも変わりはじめます。

初対面でも話しやすい安心感のある場で、
楽しく交流しながら、いきいきとした人になって、
いきいきとした人が育つコミュニケーションとマネジメントについて考えましょう!

<セミナー内容>
◆そもそも『マネジメント』とは
◆人の持つ能力を引き出すためのコミュニケーションとマネジメント
◆自分が育つ・人が育つために 足す(+)こと・引く(-)こと

<こんな方におすすめです!>
★最近いきいき仕事していない
★私にはマネジメントは関係ないと思っている
★人を育てる立場にいる
★チーム・マネジメントについて考えたい
★仕事や人とのかかわりの見方を広げたい
★チームのコミュニケ―ションを良くしたい

日 時  2018年12月22日(土) 13:30~16:30(13:15開場)
参加費   5,400円(税込)
参加人数  15名様 ※定員になり次第締め切り
会 場   エル大阪(大阪府立勤労センター) 会議室 6階602号室
京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」より西へ300m  大阪市中央区北浜東3-14
お申し込み セミナー予約フォームからお申込みください
※後ほど、メールにて参加費のお振込先をご連絡いたします
※お振込みをもってお申込完了とさせていただきます


幸せな体験


先日、総合病院で親不知を抜歯しました。

抜歯は小学生以来?遠い昔のことなので、ほぼ未体験に近く、久しぶりにドキドキしました。
(これが、ときめきの「ドキドキ」なら大歓迎なのですが^^;)

まわりからは、「痛いよ」「腫れるよ」など、良い話は聞こえてきません。

Drの説明も、いかに抜歯が難しいかやリスクが中心です。
どんな小さなリスクでも説明は必要ですから仕方のないことですが、
恐怖心が煽られます…。

そして、当日。
抜歯手術中、私に訪れたのは、なんと幸福感でした。
抜歯中ずっと、なぜだか幸せな気持ちになりました。
開始前までは、あんなに怯えていたのに!です(笑)

「麻酔がなかったら、めちゃくちゃ痛いだろうな」
「Drが、歯の状態や今何をしているのか、丁寧に教えてくれながら
抜歯してくれると、こんなにも安心するんだ」

医療者が何年も勉強して技術を懸命に磨いてくれているから。
麻酔などの薬剤やCTやレントゲン、医療機器を作ってくれている人たちがいるから。
受付から会計まで、さまざまなスタッフが私のために仕事してくれているから。

他にも目に見えないたくさんの人の力が結集して
今、私は、何の痛みも苦痛もなく、椅子に座っているだけでいい。

これは当たり前のことではない。多くの人のいろんな仕事のおかげ。
こんな有難いことはない。本当に感謝しかない。

有難い気持ちでいっぱいになりながらの抜歯となりました。

それは、痛みや怖さではなく、幸福感に包まれる体験でした。

100年前、200年前、それよりずっと前の時代を生きた人たちは
今とは比べものにならないくらい、身体的な「苦痛」が多かったのだろうと想像します。

苦痛が少ないことは、幸せなことなのだと、しみじみ実感しました。

とらえ方次第で、私たちは、いつでも幸せでいられるのですね!


あんじょうやりましょう


読書の秋です。
今、髙田郁の小説『あきない世傳 金と銀(五) 転流篇 (時代小説文庫)』を読んでいます。

そのなかで、昔の大阪人(商人)の心が伝わってくる素敵な言葉と出会いました。
「はじめて同士、細かいことまで、よぅよぅ話しおうて味様(うまく)やりまひょなぁ」

味様は、「あんじょう」と読みます。
今でも使う「あんじょう」が「味様」だったとは思いもしませんでした。
どんな漢字なのか考えたこともなかったのですが、
しいて思い浮かぶ漢字といえば「安生」ぐらい、新鮮な驚きと発見です。

味よくやりましょう。味のよい話をしましょう。おいしく話しましょう。
会話は味様・・・そういう会話を想像するだけで豊かな気持ちになります。
そんな会話が増えると、世の中がまぁるく治まるような気がします(笑)

私も味様な会話で満ち溢れたコーチングをしていきたいです!

↓ 大阪城のお堀周辺、少し色づき始めています


未来をひらくアンガーマネジメント


昨日は吹田の総合病院にて
『アンガーマネジメント』について講演させていただきました。

大勢の病院スタッフの皆さんが集まってくださって会場がいっぱいで
立ち見の方々も多くいらっしゃいました。

医療現場は、喜怒哀楽さまざまな感情が生まれ行き交う場所です。

医療者にとって、感情のなかでも特に怒りの感情のコントロールは、とても重要です。

重要だけれど、なかなかうまくコントロールできないのが、怒りの感情でもあります。

実体がないこともあり、扱いにくくてやっかいなものです。

スタッフの皆さんが、いきいきと笑顔で働く姿を思い描きながら
怒りの感情についてお伝えしました。

怒りの感情は、「未来を見よう!」と教えてくれるアラームのようなものです。

ものは考えようですね。


親子のより良い関係を築くコーチング


今日の午前中は、大阪市内の小学校で保護者の皆さんを対象にした
『親子のより良い関係を築くコーチング』講演会を担当しました。

授業参観後、大勢の保護者の方々にお集まりいただき、熱心に聴いてくださいました。

短い時間でしたが、お隣の席の方とペアでお話しいただく時間もつくって
和やかな雰囲気のなかで私自身も楽しく話すことができました。

子育てに正解はないからこそ
子どもを愛しているからこそ
子どもの幸せを願うからこそ
子どもとのかかわり方は、皆さん大いに悩むところでもあります。

子どもや家族の笑顔が増えるきっかけになるようお話しさせていただきました。

皆さんの笑顔あふれる明るい未来を応援しています!

↓ 小学校周辺はビジネス街です。
年々子どもが増えているそうです。

↓ 素敵なアレンジメントをお土産に頂きました。
元気の出る大好きな色合いです♪ ありがとうございました!


初心に帰る


昨日は、総合病院での新人看護師さんのコミュニケーション研修を担当しました。

研修開始前に、嬉しいことがありました。

10年以上前、こちらの病院ではじめてコーチング研修を実施したときの
参加者のお一人が、私の顔を見に、研修会場に立ち寄ってくださったのです。

今、その方は看護師長をされているとお聞きして、十数年という歳月の流れを感じるとともに
素敵な立派な姿に感無量でした。

当時のコーチング研修は、8ヶ月間に、12回のコーチング研修、そのあいだに個人コーチングを
組み込み、濃密な時間を共有ました。

今も当時の参加者の顔が思い出せますし、研修や個人コーチングの様子もありありと浮かんできます。

当時の私は駆け出しのコーチでした。

今こうして当時の参加者にお会いしてお話しできたことは
「初心に帰りなさい」
というメッセージと受け取りました。

初心に帰って、初心を忘れず。

今まで関わらせていただいたすべての人に感謝して、前を見て進みます!


人が変わるとき


人は外圧ではなかなか変わりません。

人が変わるとき、変わるきっかけとなるのは
互いを認め合うこと。

出来てないところや短所を見るのではなく
出来ているところや長所を見る。

良いところに意識を向けて、見ようとする。探そうとする。
そして、素直に言葉にして、しっかり伝える。

出来てないところや短所を伝えて、
「あなたが変わらないといけないよ」と言われても
言われたことを素直に受けとめられない・・・人の性質です。

反対に、
「こんなにがんばっているのに(怒)」「否定されている」と
反発して受けとめられません。

何事も順番が大事です。

まずは、出来ている所やその人らしい良さ・強みなど
プラス面を言葉にして伝えませんか?
日頃の仕事ぶりを労う感謝の言葉を伝えませんか?

相手を認めて、相手を満たす。

これを地道に続けていくと、互いに認め合える関係が生まれます。

良い関係を築く努力をして、土台をつくる。

これが先です。

人を変えようとする前に、自分が変わる、です。

良い関係を築くために、自分自身の考え方を変えるのが先です。

まずは、悪い面を見つける視点から、「良いところを見つけよう」」に視点を少しずらす。
そして、「相手を認めて、言葉にして伝えよう」に考え方を変える。

人が変わりはじめるのは、ここからです。

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信楽高原鉄道・信楽駅です。
かわいい駅長がいました♪

そういえば、実家の植え込みにも
こんな感じに鎮座しています。

巨大たぬき、インパクトも巨大です
動き出したら…怖いデス^^;
左下の公衆電話でサイズを想像してください(笑)


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